英検2次では、ココが評価されている【Attitude編】
こんにちは。英語コーチMayです。
英検を何回も受検した自分の経験や長年、受講生さまを指導している経験からの見解です。
1.第一印象は3秒で決まる
入室する際、Good morning! Good afternoon! とハッキリした大き目の声で、笑顔で言うことが大切です。第一印象は3秒で決まりますので、最初の挨拶が、社会生活の場面でもあなたの印象を決めますね。英検での面接でも、相手は生身の人間ですから、この印象が態度評価につながる可能性もあります。
May I come in?は不要です。面接室へは、誘導してくれる係がいますので、彼らから「次の方どうぞ」と言われたら入室OKと理解しましょう。この表現は、日本文化の反映でしょうか。「入ってよろしいでしょうか」より「おはうございます」の方が好感度高いですね。どうしてもこの表現を使いたい!と思われるのでしたら、Good morning. May I come in? の方がナチュラルではないでしょうか。
2.Enjoy! Relax!
とにかく明るく!元気よく!これから英語でのコミュニケーションを楽しむぞ!という前向きな気持ちを、表情、態度、声の調子で表現することがまず大切です。緊張される方も多いと思います。私も今でこそ、緊張しなくなりましたが、面接ではドキドキ、声も震える状態でした。初めて英検1級面接を受ける際に、日本人の男性(ちょっとアウトローな(笑))面接官の方が、笑顔でRelax!と言ってくれたことが緊張をほぐす助けになったことを思い出します。面接官によっては、Relax! Enjoy! と言ってくれますが、入室する前に自分自身にRelax! Enjoy!と言ってあげると良い効果になると思いますよ。
3.『3秒ルール』
わからない場合は、I’m sorry, could you repeat the question? と直ぐに聞くことも大切です。英語コーチングをする際には「3秒ルール」が約束です。英語の世界では、3秒過ぎると「コミュニケーションする気がない」とみなされてしまうからです。
面接が完了しますと、面接官から「Have a nice day. Bye.」など別れの挨拶がありますので、面接内容が上手くいかなかったとしても、最後まで元気に!にこやかに!が鉄則です。
4.異文化コミュニケーション
言葉、声、目に見えるもの(態度、表情)から、「コミュニケーションを取ろうとする姿勢」が相手に伝わることが大切です。
目を見て
笑顔で
大きな声でハキハキと
(積極性、明瞭な音声、自然な反応)
👆これは、異文化の人とコミュニケーションする時に大切なことです。
異文化コミュニケーション研修では、受講生に以下のことをケーススタディの中で気づいて頂いています。心理学の研究で証明されています。
外見(態度、表情)55% 声(音調、語調)38% 言葉そのもの(たった7%)
5.なぜ英検1級2次に合格できたのか【企業翻訳と家庭の両立で忙しい、Kさん】
面接直後、落ちていると思いました。スピーチでは迷走し、Q2の論点がずれていたからです。他のことは覚えていないくらい緊張していました。しかし、結果は合格でした。Interraction(各質問に対して臨機応変に応答し、会話が継続できる)観点では8割取れていました。
1次試験のエッセイ対策の時から、2次を意識した学習ができたことが功を奏したようです。
毎回、各トピックに関する3つの質問が添削返却時に追加され、それをライティングした後に、また添削、そしてクラスでの本番面接さながらのQAスピーキングトレーニングが役に立ったのだと思います。
その時は、仕事と家庭、そして勉強と時間を作ることが大変でしたが、フレキシブルにクラススケジュールを組んで下さいましたので、モチベーションを下げずに合格までたどり着くことができました。
英検1級の資格を活かして、更に世界を広げていきたいと思います。