理想とする先生の学級開きを見て。
先日、始業式があった。
時間講師の仕事は、任された授業をやるだけだから
ほんとは、来なくてもいい日。
だけども、私は昨年度末に産休代替教員として、初めて担任をやった。
その時の反省や後悔などから、自分が理想とする先生のクラスを中心に
いろんなクラスの様子を見て回った。
結論から言うと
先生によって、やり方は全然ちがう。
だから、理想とする先生のやり方について書いていく。
私は、昨年度、産休代替教員として担任になる直前まで
その先生のクラスの理科と社会を教えていた。
みんな優しくて、助け合う・協力することが身についていたし
学習規律もピチッとしていた。
また、クラスの雰囲気がすごくあたたかかった。
『どうやって、こんな良いクラスを作っているのだろう』と思ったから
その先生の学級開きを見に行った。
正直に言って、学びになったことが多すぎて、挙げきれないのだが
挙げるとするならば、2つ。
ひとつは、『協力することの良さ』を伝えていた。
口で言って終わり、ではなく、活動を通して
学校は勉強をするところで、みんなが協力をすると
学びが深まっていくことを子どもに実感させた上で、伝えていた。
個人的には、【実感が伴う】というところが重要だなと思った。
知っていること(知識)と経験が結びつくから
子どもたちが、納得して受け入れやすくなっているのではないかと考えた。
もうひとつは、子どもたち全員が『クラスの一員』として働く場を作っていた。
その先生は、一人一役として、学級の人数分の当番を作っていた。
つまり、ひとり1つ、必ず当番の仕事があるのだ。
そして、それを忘れずにやることは、『クラスのために働く』ということ。
だから、自然と『このクラスの一員』という自覚が
芽生えやすくなるのではないかと考えた。
こうやって、多くに学びを得ることができたのは
産休代替教員として、担任の先生を1ヶ月半弱やったおかげだと思っている。
短い期間だったとは言えど、担任をやったことによって
さまざまな視点で、いろいろな先生の授業や指導を見られるようになった。
時間講師だけをやっていたら、得られなかった視点ばかりだなと思う。
そういう意味でも、あの時、担任の先生をやってみてよかったなと改めて思う。
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