![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/103647077/rectangle_large_type_2_c96c9c4dce13cdec72c330fbdf399e49.png?width=1200)
Photo by
macurocuo
子どもみたいな恋がしたい
ロマンティックアセクシャル(ノンセクシャル)とは、簡単に言えば恋愛感情はあるけれど他人との性的接触を望まない人のことだ。
厳密に言及していけば個人差があるので、ここでは私の基準について示そうと思う。
相手が恋人だとして、
・セックスは絶対にしたくない
・できれば口にキスもしたくない
・頬やおでこ等への軽いキスは平気
・手を繋ぐ、腕を組むなどのスキンシップはむしろ好き
こんな感じ。
私は性的接触がとにかく苦手だ。
自分のことを性的な目で見られたくないし、相手のことを性的な目で見ることもない。
恋愛ドラマなどで相手を意識させるために「女として見てほしいの!」というニュアンスの台詞があったりするが、女として見る=性的対象になるという意味なら、私は女としては見られたくない。
私の中で、恋愛と性行為は結びつかないからだ。
私はスキンシップ程度の触れ合いは好きだけど、手を繋ぐのも嫌、という人もいる。
同じロマンティックアセクシャルでもどこまで許容できるかは人それぞれ、かなり違いがある。
好きな人といられたら、それだけで満足なのに。
私の理想の恋愛は、小学生みたいな恋だ。
体の関係から始まる恋を大人の恋愛と言ったりもするけれど、それなら私がしたいのは子どもの恋愛だ。
小学生の頃って、中学年くらいから男女を意識するようになったりして、クラスのだれだれがかっこいいとか、足の速い子がモテるとか、そんな感じだった。
そこに、キスしたい!えっちしたい!なんて感情はなかった。
廊下ですれ違うだけでドキドキしたり、一緒に遊んだり、帰り道が同じ日はすごく嬉しかったり。
明日になればまた、好きな人に会える。それだけで学校に行くのが楽しみになったりしていた。
私はそういう恋愛を、大人になった今でも羨ましく思ったりする。