キリアン・マーフィー作品制覇への道4【THE DELINQUENT SEASON(誘惑の季節)】
推し(左から2番目)は愛妻(左)家である。(唐突)
ただ単に私が見た数が少ないだけかもしれないがインタビューなどのメディア取材で指輪をしていないのを見たことがないし、まぁ~家族の話をよくする。
インドアな人でほぼ家にいるらしいので奥様と一緒に過ごすことが多いから仲良しなのだろうか。一緒に台所に立ったり、リモコン取ってと言われたり、帰りにこれ買って来てとかお願いしたり、されたりするのだろうか。DIYできなくて貶されたりしているのだろうか。何はともあれとりあえず末永く幸せでいてくれ。
そんな愛妻家の面を知っているからこそ、この映画を見た時はかなり衝撃を受けた。
日本未公開であるものの直訳が『誘惑の季節』て。
タイトルから分かる。
不倫ものですやん。
当方、不倫ものは苦手である。結婚という一生ものの約束をしたにも関わらず、それを一瞬の気の迷いで破ってしまう大人気なさに幻滅してしまうのだ。
ただ、これはどんな映画?
そう。推しが出ている映画。
そんなの見るに決まってるよねー。
という訳で見た。ストーリーの核心に触れない程度にネタバレがあるのでご理解いただける方のみ読んでください。
まず予告編の情報と自分の願望を合わせた結果、気の迷いではなく何かしらの事情で仕方なく恋に落ちてしまうストーリーなのだろうなと予想していたら全然違ってびっくらこいた。
何なら映画中「…えぇ…?」って3回くらい1人で言ってた。レビューサイトを見たら同じようなこと思ってる人いて首もげるくらい共感した。
「ああ~!分かる~!それならお互い好きになっても仕方ないよね~!」みたいなのが1個もない不倫ものってこの世に存在するんですか??
で、何が一番「…えぇ…?」って…。
不倫相手の役の名前、イヴォンヌ。
推しの愛妻の名前、イヴォンヌ。
偶然なのでしょうが、推しの情緒が心配になった。
でもこれはどんな映画?
そう。推しが出てる映画。(しつこいな)
在宅勤務で子育てに奮闘しつつ悶々とする眼鏡の推しが見られるのです。しかもこの時のビジュどストライク。髪型もファッションも眼鏡もどどどどストライクでした。
特に子どもとのシーンが最高でした。サッカーしたり、お洋服買いにいったり、バス乗ったり、ファミレスみたいなとこで宿題見てあげたり…。彼がお父さんだったら私の辞書に「お父さんうざいきもい」などという言葉は最初から編纂されないことでしょう。
ちなみにこの映画での推しのちいかわシーンは1人がけのソファで居眠りしちゃうシーンです。
こいつ何言ってんだって思った方、毛布かけちゃいたくなるくらい健やかなので何がなんでもご覧ください。