3Dデザイナーがテクニカルアーティストを目指す話 #1
鵺と呼ばれている人です。
2024年3月から本格的にテクニカルアーティスト(以下、TA)になるために技術の習得を始めました。
今回はPython勉強編です。
内容は経験談ですが、将来TAを目指すデザイナーに向けて参考になるよう書き残しておきます。
なぜTAになりたい?
理由は肩書きがカッコいいからです。
………真面目に話します。
過去に従事した案件で「こういうツールあれば時間かからないのになぁ」と思うも、知識がなかった為限られた時間の中で必死に制作をしていました。
その後別案件でTAさんとご一緒したときにツールの充実さに感心しました。「ボタンひとつでこんなに簡単に作業が終わる!」
これらの経験がきっかけで、本格的にテクニカルアーティストを目指すことを決めました。
実際ツール作ってチヤホヤされたいのは本t(以下略
MELかPythonか
Mayaは二つの言語でスクリプトが書けます。
一つはMEL、もう一つはPythonです。
私はPythonを選択しました。
仕事で知り合ったプログラマーさんからのアドバイスで「やるならPythonの方がオススメ、他のソフトでもPythonは使われているから」と教えてもらったのがきっかけです。
私はblenderも使えるので、今後Pythonを使う機会を増やしたかったという理由もあります。
どうやってPythonを学んだか?
さて、ここからが本題です。
Pythonの勉強は書籍から学ぶことにしました。参考にならないのですが、夫がシステムエンジニアということもあり、様々な言語の書籍があったのですぐ手に取って学ぶことができました。ちなみに夫はPythonが嫌いです。
Visual Studio Codeをインストールして早速Pythonの基礎から学びましたが……
挫折
長く続きませんでした!!!!!!
夫にモチベーションの面で相談すると新しい書籍を購入してくれました。
内容が簡潔で分かりやすく、Pythonの書き方を学ぶことができました。
しかし……ある程度読んで実践するとまたPythonを触らなくなりました…
やる気の問題なのか?と考えてましたが、ある解決方法を思いつきました。
デザイナーがやるべきPythonの勉強方法とは
それはMayaでPythonを書くです。
私は今までPythonをVSCで書いてましたが、そもそもPythonを学ぶ理由はMayaで使いたいからでして、回りくどいやり方をしていました。
実際行った勉強方法をいくつかまとめます。
調べるとチュートリアルが意外とある
「Maya Python チュートリアル」と調べてみると企業や個人などが初心者向けのテックブログを書いてるのを知りました。(私が学生の時と違うなぁと感じたところです)
サイトを見ながらコードを書きました。
また自宅にあった書籍に初歩的なMayaスクリプトの書き方が載っており、Pythonのおさらいもしながらスクリプトエディターで内容を実行しました。
結果として、この勉強法がうまくいきました!
まとめ
3DCGデザイナーがTAになるため行ったこと
ソフトでコードを書く
書籍は薄いものにすると良い、内容が簡潔だとなお良し
言語の基礎から理解すると飲み込みが早くなる
もちろん、これは私がうまく行った例です。
学ぶうえで何かのヒントになれば幸いです。
次回は実際にスクリプトを作った話を書きます。
お疲れ様でした!