缶コーヒーの思い出
錦織選手がATPツアーファイナルで準決勝進出。
昔は「夏はテニス、冬はスキー」が若者の必須科目だったものですが、今ではすっかり過去の遺物と化してしまった2010年代。
そりゃそうだ、どちらも本気でやるには道具代がかかるし、プレイするだけでも金がかかる。今の日本には根本的に向いていないスポーツなのでしょう。
私の場合は幸い父親がテニスの国体出場選手だったもので、子供の頃からテニスクラブに通っておりました。
(ただしボールが顔面に思い切り当たって速攻でリタイアw)
そんな訳で、テニスクラブの控え室で父親を待つことが多かったのですが、そんな時に飲んでいたのが缶コーヒー。
子供の頃からコーヒー好きだったのもありますが、やっぱり
「ガキはつぶつぶオレンジでも飲ませればいいだろ」
的なオトナの発想が嫌い、という天邪鬼根性もあったんでしょうねw
そんな私が愛飲していたのが、UCCの缶コーヒー。
何が凄いって、ミルクコーヒーと銘打ちながら
「乳飲料」
ってこと。つまりコーヒー牛乳の一種である、と。(厳密にはコーヒー牛乳ではありません)
おかげで甘い。とにかく甘い。今の缶コーヒーに慣れてる人だと、甘すぎて飲めないかもしれない。
でも当時は缶コーヒーと言えばこれしかなかった。
ジョージアとかポッカコーヒーもあったはずだが、そこのテニスクラブにはなかったし、列車の車内販売でも売っていない。昔は
「缶コーヒーを飲む = UCCの缶コーヒーを飲む」
だったのです。
だから今でも私はたまに買って飲むぐらい好き。思い出補正バリバリなのは分かってますが、それでもやっぱり好き。
エヴァ缶なのはたまたま近所に売ってるのがコレだったという理由ですw
ああ、美味。甘い。虫歯が悪化するレベルで甘い。でも美味い。
「競馬最強の法則」にて血統理論記事を短期連載しておりました。血統の世界は日々世代を変えてゆくものだけに、常に新しい視点で旧来のやり方にとらわれない発想をお伝えしたいと思います。