2024年個人的ベストアルバム17選
ひたすら個人的な今季のベストアルバム。
欧米圏は2022年にコロナが明けてライブ三昧だったので、2023年は制作に入っていたのか2024年は新譜がめちゃくちゃ多かった印象でした。
めちゃくちゃ簡単な紹介で羅列していきます。多分リリース順の時系列になっているはず。
Prelude to Ecstasy/ The Last Dinner Party
202年末あたりから話題になってた5人組新人バンドのデビューアルバム。コンセプトが通った名盤でした。今年をフジロックを始め各地のフェスにも引っ張りだこで、それもそのはずライブパフォーマンスが新人らしからぬショーマンシップ溢れるものでした。5人とも個性が立ってて良い。僕も単独とフジロックで2回見ました。イギリスの新人賞的なBBC Sound Of 2024でも1位。
おすすめ「Notihng Matters」「The Feminine Urge」「Sinner」
Bleachers / Bleachers
Jack Antonoff率いるBleachersのアルバム。かっこいいおじさん達が鳴らす音はいつだって最高。
おすすめ「Modern Girls」「Tiny Moves」
Darkroom / Ghostly Kisses
Margaux Sauveのソロプロジェクト、Ghostly Kissesの新譜。心地よい浮遊感のあるドリームポップ、エレクトロなサウンドが好き。Radioheadの影響を感じる気がしないでもない。
おすすめ「Keep It Real」「Golden Eyes」
The After Taste / Kenya Grace
フジロック3日目の夜、疲れ切った体でも踊らせてくれたKenya Grace。ポップな電子音のダンスミュージック。頭から離れない感じで良き。
おすすめ「Strangers」「Only In My Mind」
I’M DOING IT AGAIN BABY! / girl in red
ノルウェー出身のMarie Ulvenのソロプロジェクト、girl in redの2枚目のアルバム。ジャンルとしてはベッドルームポップとの触れ込みではあると思うけど、1作目よりさらにポップ感というか親しみやすさがあった気がする。1曲目から引き込まれる。フジロックでもパワフルなパフォーマンスでした。
おすすめ「I’m Back」「Too Much」
Happenings/ Kassbian
Tom脱退後、Sergeがフロントマンとして板についてきた感が出てきた新譜。Sergeの曲!って感じが増えた気がする。ZEPP HANEDAの単独も行きました。
おすすめ「Call」「Italian Horror」
What Happened To The Heart? / AURORA
ノルウェー出身のシンガー、AURORAの新譜。アルバムの中に共存する力強さと繊細さが素敵。
おすすめ「Your Blood」「Some Type Of Skin」
SMILE! :D / Porter Robinson
Porter Robinsonの新譜。前作の「Nurture」と打って変わってポップな印象の曲が多い。リード曲は底抜けに明るい。ピコピコとバンドサウンドのmixで違った顔を見せてくれた気がする。
「Knock Yourself Out XD」「Cheerleader」
ROMP / LAUSBUB
日本のテクノポップユニット、LAUSBUBの1stアルバム。クセになるテクノサウンドと髙橋芽以の透き通った歌声のマッチがやみつきになる。
おすすめ「Michi-tono-Sogu」「Dancer in the Snow」
Romance/ Fontaines D.C.
今年のUK/アイルランドのロックバンドといったらFontaines D.C.と言っても過言ではない。 各所で絶賛の新譜。全体通しでダークな雰囲気で最初から最後まで名曲揃い。
おすすめ「Starburster」「Favourite」
Ritual / Jon Hopkins
エレクトロニカ、アンビエントサウンドで神秘的な世界観を持つJon Hopkinsの新譜。便宜上曲が分かれているがアルバムを通しで1曲と捉える、短尺コンテンツ消費へのアンチテーゼでもある。
The Alexander Technique / Rex Orange County
Alexander O'Connorのソロプロジェクト、Rex Orage Countyの新譜。前作とは変わってゆったりとした曲調が多いアルバムでした。
おすすめ「The Talbe」
MANSTER / Galileo Galilei
2枚同時リリースの1枚で力強さ、ロック感があふれる。ジャンジャンならす1曲目からSPIN!に入る流れが良い。エレクトロをふんだんに使うGalileo Galileiの曲にハズレなし。
おすすめ「SPIN!」「PBJ」
MANTRAL / Galileo Galilei
2枚同時リリースの1枚で優しさ、ポップさのある新譜。前述のBleachers「Tiny Moves」の影響を感じる「リトライ」から始まってポップな世界に引き込まれる。サックスが入るロックバンドすこすこ委員会。とりあえず関東でやってるライブは全部行きました。
おすすめ「リトライ」「5」
Smitten / Pale Waves
Pale Wavesの新譜。1枚目のアルバムの正統進化感。メロディラインが素敵。内容は相変わらず色恋しか歌っていない。豊洲PITの単独も行きました。初来日から毎回見にいっている。
おすすめ「Glasgow」「Gravity」
Moon Music / Coldplay
あれだけ多くのクソでかスタジアムツアーを全世界でやりながら新譜も作ってた鉄人Coldplay。前作から続く宇宙シリーズで近年の特徴でもある他ジャンルアーティストのコラボ曲も収録。月まで帰ってきた。
おすすめ「feelslikeimfallinginlove」「WE PRAY」
Dreamstate / Kelly Lee Owens
ドリームポップxエレクトロなKelly Lee Owensの新譜。Dirty Hitに移籍、The 1975のGeorge Danielのプロデュース、彼が立ち上げた新レーベルからのリリース。今作はテクノ感も増した印象。
おすすめ「Love You Got」「Higher」
2024年行ったライブ
THE JAPANESE HOUSE at 渋谷CLUB QUATTRO
Galileo Galiei x BBHF at EX THEATER ROPPONGI
BBHF at LIQUIDROOM
羊文学 at LIQUIDROOM
The Last Dinner Party at LIQUIDROOM
FUJI ROCK FESTIVAL ‘24 Day1 (The Killers)
FUJI ROCK FESTIVAL ‘24 Day2 (The Last Dinner Party / Beth Gibbons / girl in red)
FUJI ROCK FESTIVAL ‘24 Day3 (No Party For Cao Dong / Us / Fontaines D.C. / Noel Gallagher’s High Flying Birds / Kenya Grace)
羊文学 at 東京ガーデンシアター
KASABIAN at ZEPP HANEDA
Galileo Galilei at ZEPP HANEDA
Galileo Galilet at Billboard LIVE YOKOHAMA
Pale Waves at 豊洲PIT
今年は来日が少なめだった印象。来年はPorter Robinson at 東京ガーデンシアターでスタート。