個人的2023年ベストアルバム8選
2023年の個人的まとめということで、前回の今年読んだ本に続き2023年に配信されたアルバムの中から個人的ベストアルバムを小学生並みの感想とともに紹介していく。よかったら参考にしてください。
In The End It Always Does / The Japanese House
The Japanese HouseことAmber Bainの新譜。1枚目のアルバムにして傑作だった「Good at Feeling」から待てど暮らせど、Instagramに愛犬の写真をアップする以外目立った活動がなかったので、待望の1枚。
これまでのエレクトロ、ベッドルームポップの雰囲気をベースにしつつも、セッション版がアップされたようにバンドサウンドも増している。
ウイスパーな歌声も健在で、聴き心地の良さは相変わらず抜群だった。
1月に来日予定。行きます。楽しみ。
お気に入りは「Sad to Breath」「Morning Pages」「Boyhood」「Sunshine Baby」
Council Skies / Noel Gallagher’s High Flying Birds
我らがノエル兄貴の新譜。サイケで実験的だった前作「Who Built The Moon?」とはうってかわりギターやストリングス中心のしっとり系の曲が多め。ある意味ノエルの真骨頂かも。「Council Skies」はその名の通りギャラガー兄弟が育ったマンチェスターの公営団地から見た空のことらしい。
今作のツアーやAbbey Roadセッションにはバンドメンバーかの如くペップのパネルが帯同。マンチェスター・シティ狂ぶりは相変わらずであった。
お気に入りは「Open The Door, See What You Find」「Easy Now」「We’re Gonna Get There In The End」
Bee and The Whales / Galileo Galilei
2016年に活動停止をしていたGalileo Galileiの再始動1枚目のアルバム。GGらしい遊び心があったりまっすぐな楽曲もありつつ、7年間のBBHFやwarbearの活動を経て成長したGalileo Galiei、という感じがしてとても良かった。
相変わらず普段聴いている洋楽の影響も強く感じることができたり、新しい音楽との出会いをくれたりするので、そういう点でも自分の中で繋がりを感じるのが楽しい。
初夏の「Bee and The Whales Tour」、秋の「WINTER HARVEST TOUR」のライブでサックスが効きまくってるのが最高だった。
お気に入りは「ピーターへ愛をこめて」「I Like You」「汐」「あそぼ」
12hugs (like butterflies) / 羊文学
人気のタイアップ曲もモリモリ入った羊文学の新譜。人気曲はありつつも、いつも通りなオルタナ・インディー感が好み。秋に行ったライブ「if i were an angel Tour」で感じたように3人の音だけで鳴らしている感も良き。
不思議で神秘的な楽曲がある一方で、力強いサウンドと歌声の曲が来たりする変化が好き。
お気に入りは「more than words」「GO!!!」「honestly」
The Reckoning / Tom Meighan
色々とやらかしてKASABIANを実質追放されたTom Meighanのソロデビュー・復活作。
楽曲は「ほぼKASABIANやんけ!」とツッコミたくなる。「Don’t Give In」のイントロなんかはまんま「Fire」で笑う。でも「やっぱこの声だよなー」と強く感じる魅力がある。
現KASABIANはSergeがフロントマンとしてゴリゴリやっていきたそうだし、2022年の「SONIC MANIA」で聴いた時もそれもそれで良かったので、復活はあまり期待していない。ただやっぱり2人がステージにいるのをまた見たいので、いつか復活してほしい。
ちなみに2人はレスター・シティのサポーター。
お気に入りは「Rise」「Deep Dive」
Blueboy Must Die / No Rome
フィリピン出身アーティストNo Romeの新譜。7曲収録でミックステープ扱いっぽいけど、アルバムに含めることとする。
前作のフルアルバムから作風が大きく変わったわけではなく心地よいLo-Fi感、ベッドルーム感の楽曲が中心だが、よりノスタルジックな雰囲気が強め。
お気に入りは「Elevator Music(OMG)」「Brother」
WORLD / Elephant Gym
台湾のインストバンドElephant Gymの新譜。KTのベースを中心にした楽曲に加えて過去楽曲のオーケストラ版が収録されているように、3人の音からスケールアップしたり、歌も含めて音が増えている楽曲も増えてきて、いろんな楽しみを感じられて楽しい。
1月の来日公演に行く予定なので楽しみ。
お気に入りは「Feather」「Adventure」「Flowers」
At Their Very Best / The 1975
これは番外編だけど、どうしても載せたかった、ライブ音源アルバム。大好きなThe 1975の「At Their Very Best」New York公演。
アルバム毎に強いコンセプトを構築して、ライブのセットから演出まで隅々までその世界観を表現する彼らのライブはいつも素晴らしい。
4月の来日時に東京と横浜の2公演に行ったけど、ここまでのセットや舞台がかった演出はなかったし、横浜公演はなぜか全席指定席だったので羨ましさもある。「About You」のPollyパートのシンガロングや「It's Not Living」の「Selling Petrol」、「Robbers」の「Now everybody's dead」の叫びなどは日本のオーディエンスからはあまり聞けないので、そこも羨ましい。
ライブ音源なので映像で見るとより良いかも。
個人的年間ベストは「In The End It Always Does / The Japanese House」。長いこと新作を待ってた分、嬉しかった。
2023年に行ったライブ
ついでに今年行ったライブもの記録も残しておく。やっっっと声出し等の制限も完全になくなったことだし、来年もたくさん行きたい。
CHVRCHES / Zepp Haneda
BBHF / LIQUIDROOM
Arctic Monkeys / 東京ガーデンシアター
The 1975 / 東京ガーデンシアター
The 1975 / ぴあアリーナMM
Galileo Galilei / Zepp DiverCity
Summer Sonic TOKYO Day1 (Pale Waves / TWO DOOR CINEMA CLUB / FALL OUT BOY / blur)
羊文学 / Zepp Haneda
REX ORANGE COUNTY / 豊洲PIT
Galileo Galilei / 豊洲PIT
Noel Gallagher's High Flying Birds / 東京ガーデンシアター
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