はじめまして。

精神保健福祉士をしている真山です。

支援をする側を名乗れる肩書きとして、資格を保有していますが、実は精神障害者当事者でもあります。

現在は、病気は落ち着いていて(そのような状態を『寛解』というのですが)普通に健常者に混じって仕事をしています。本当は、障害者当事者であることを開示して、経験を生かした仕事をしていければいいのですが、その道筋は門戸が狭く、しかもかなり冷遇されてしまうのであえて選びませんでした。

冷遇というのは、例えば給与面が安かったり(障害者雇用なので)、非正規雇用になりがちだったり。あとは文字通り、周囲の人間から冷遇されたりします(笑)

障害者雇用というのは、あくまで特別枠なんですね。しかも劣等的な差別の対象となる枠です。スクールカーストでいえば最下級の存在に位置付けられるので、なめられます。罵詈雑言の陰口をたたかれます。そうでなくても可哀想に、と憐れまれたり、

あいつは◯◯の病気があるからこんな特徴があるはずだ。といった具合に興味本位にむやみやたらに観察されたりします。お勉強ブームの最中ですから、自分の知識を活用したり学びたいという意識が働いて、しかもそれが善なることと推奨されやすいご時世ですから、仕方ないことなのかもしれませんが、ターゲットにされた当人はたまったものではありません。

解体新書を片手に、こいつの性格はああだこうだ言われる立場に立って考えてみるべきだと思います。おまえは水瓶座のA型だから、こんな性格があるはずだ!と見ず知らずの人間にいきなり言われたらどう思うか?想像は容易いことと思います。

そういうことが起こり得るので、むやみやたらに当事者であることすら、人には言えません。誰にだって、人には言えない過去の一つや二つあるものというやつです。

そんな具合に本音を語れない、語りにくい状態を生きる私が自分をさらけだせるかもしれない場所として、安心立命したのがこのnoteです。

まだまだ初心者ですが、日々の考え、精神病専門家として当事者としての思いや記録。

少しずつ残していければと思ってます。


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