ミッフィー展
先週楽しみにしていた松屋銀座のミッフィー展に行きました。
私は中学生の頃からミッフィーやディック・ブルーナが好きで誕生日には友人からミッフィーのハンドタオルや文房具をもらうことがありました。当時はただ可愛らしいキャラクターの見た目や、ブルーナカラーと呼ばれる赤、黄、青、緑、茶、灰の6色で構成されたアイテムに魅力を感じていました。
ミッフィー展は、コロナ対策として事前に日時指定のチケットを購入する必要があり、ローソンでチケットを購入ししましたが、私はこういうものに慣れていなかったため、レジでコンビニの店員さんに領収書のみを渡されてそのまま帰ってしまいました。あとで電話がかかってきてチケットの渡し忘れについて謝らせてしまったことに申し訳なさを感じました。
そういう訳で楽しみにしていたミッフィー展に行くことができました。日時指定がされていたものの会場はかなり混んでいる印象でした。ミッフィー展自体初めていったのでもしかしたら例年よりは空いていたのかもしれません。
ミッフィー展ではディック・ブルーナが絵本に採用しなかった原画や原稿が展示されていました。特に「うさこちゃんはじょおうさま」という絵本に採用されなかった絵には、王子さまが女王さまに寄り添う絵や、後継者として生まれた赤ん坊を抱きかかえる絵があり、私はそれを甚く気に入って、感動しました。そして、なぜこんなにも素晴らしい絵と文が採用されなかったのかということを疑問に感じました。
この絵本でディック・ブルーナ伝えたかったことは女王さまや王さまは特別ではなく、みんなのように普通の暮らしを送っているということで、もしかしたら採用されなかった絵や文の中には、そういった本来のメッセージと異なる部分があったのかもしれませんね。
その他にもディック・ブルーナのアトリエやディック・ブルーナが通っていたカフェを紹介する動画が流されていて、彼の暮らしぶりやどのように絵本と向き合ってきたのかということが少しだけわかるような気がしました。
私としては展示は本当に楽しむことができたのですが、あらかじめ目星をつけていたお土産が売り切れていて、帰りの電車の中でそれが高額で転売されていたことを知って少し落ち込みました…
他にも書きたいことはたくさんあるのですが、長くなってしまうのでここまでにします。
最後に、もしミッフィー展に興味がある方で会場へ足を運ぶことが難しい方は、朝日新聞SHOPというECサイトで『誕生65周年記念 ミッフィー展公式図録』が購入できるので、ご覧になってください。
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