2024年10月5日〜イベントの秋と受験生〜
「人を動かす」ことについて、少し前に友人と話したことがあった。
カーネギーの本は読んでいないけど、人を動かすまでの信頼関係の工程を諦めてしまう、自分たちのつまずきや見解を共有した。
40年近く生きてきて、自分の性質もわかってきたし、苦手なことに時間を割かなくてもいい。大筋でははそう思っている。
でも、たまには苦手に向き合って巻き込まれてみると、気づきがあるものだ。
今日、大きなイベントの手伝いをして、企画から実現まで本当にたくさんの人が関わって作り上げたんだな、と感心した。段取りや人員の確保、細部まで本当に大変なことを、仕事ではなくやる気と熱意で…って、本当に頭がさがる。
誰を巻き込むか、その人を本気にさせられるか、とにかくうまく人を動かすことが重要で、そのためのプロセスもうまいなって勉強になった。
内部の組織も、集客も、どちらも人を動かすことなのよ。複雑な計算が苦手な頭なもので、歯車がたくさんある構造にめまいがしてしまう。
でも、たまには理解できないくらいの構造を、すげーって体感するのもいい刺激。
自分がこんなに大きなことをやるわけじゃなくても、部分的に参考にして取り入れてみようって思うこともあるしね。
朝からイベント会場でバタバタしているときに、長女からのLINEの内容に母モードになってしまって、受験のことで長文を送ってしまった。文章でダーッと言ったって、伝わらないことはわかっているのに。
説教したって伝わらないし、懇願したって伝わらない。
どうしたら彼女は動くのだろう。自分で決めた道を自分の足でしっかり歩いてほしい。
大きなイベント会場で、たった一人とわかりあえていないもどかしさに、ものすごくむなしくなった。
どうしても長女のこととなると不安と心配で言いすぎてしまう。私も母としてはじめての体験だから、緊張感があるというか。
次女が同じ場面になるころには耐性ができてて、もっとどんと構えていられる。そりゃ次女の方がのびのび育つわ。
いつも上の子のことは心配。その親心が苦しめているのかなぁ。