見出し画像

長所と短所の話。

※メンバーシップ月額2,000円に加入すると、今後更新される記事もご覧いただけます。この記事のみの購入の場合は500円となります。

最近、気がついたことがあって。
わたしは“感情的であること”を封印してきたんだな、と。

わたしの中で、“感情的である”というのは、はっきり言って最悪なことだった。感情的な人が嫌いだったし、感情的になられることは、もっと嫌いだった。感情的になられると、「静かにして」という気持ちになったし、「理性的でいて」と言いたくなった。

とにかく、わたしの中で“感情的である”は、ものすごくイヤなことだったんだ。

だけど、静かに静かに、気づいていった。

「ああ、そっか。わたしはきっと、めちゃくちゃ感情的なんだな」と。

“感情的である”のデメリットしか見たことがなかった。
“感情的である”は、人を振り回すことだと思っていた。なぜなら、自分が振り回されてきたから。
大げさに言うと、人をめちゃくちゃにすることだと思っていた。
そのくらい、わたしの中で“感情的である”は、タブーであり、絶対になりたくない姿だった。

もちろん、わたしだって怒ることや悲しむことはあって、でもいつも「理性的であること」をめちゃくちゃ努力してやってきた。

自分の気持ちを押し殺してでも、理性的に話すことに努めてきた。くれぐれも、ヒステリックにならないように。

けれど、自分自身がお祓いによって、どんどん「本来の自分を取り戻す」をやっていくごとに、“長所と短所は必ずセットなのだ”ということが、理屈ではなく心でわかるようになってきた。

浸透してきたんだ。
良いところも悪いところも、コインの裏表なんだ、と。

そして理解してきた。時間をかけて、本当にじっくり、ゆっくりと。

「わたしはきっと誰よりも感情的なんだ。
そして、情熱的なんだ。
わたしが感情的であることを我慢して、そうならないように努めることは、自分の良さを殺すのと同じなんだ。」

ここから先は

650字
この記事のみ ¥ 500

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?