「勇」について考えてみる【巻之拾六 武士道の7つの徳から過去を振り返る その4】
こんばんは!COLOURFUL WORKER(とはなんぞや?は追々…)の滝澤摩耶(たきざわまや)です(∩´▽`)∩
あっという間に来ちゃいましたね、8月!夏休みだー!笑
私の仕事は、夏休みが普通よりちょっと多く取れる環境にあります。いいなー!とよく言われますが、その代わり1年を通して隔週土曜日勤務してるから、その分をこの時期に纏めて取れるという感じで・・・(・ω・)b
なお、私のこの夏の予定は毎日、自主練と「BUSHIDO」原書を真面目に読み込むことで満たされる予定です(*´ω`*)
さて、今日は予告通り先週お話をした「義」の双生児「勇」について、まいります!
「勇」とは
「勇」とは、勇気。正しいことを実践するのに必要な気概、でしょうか。
新渡戸さんは、これを『論語』のなかの”義を見てせざるは勇無きなり”という孔子の言葉を用いて話をしてます。
要は、それをみて正しいことだとわかっていながら行動を起こさないのは、勇気がない!ということ。なるほど。
正しいことを見極めること(「義」)を、実践させる原動力が「勇」ということなのかな。だから双生児と言われてるのかな?と思いました。
現代社会にもありますよね。それが間違ってる、これが正しいってわかっててもなかなか自分から言えないというか、見て見ぬふりをしてしまうこと…
だって、今の人たちコワイもん…悪いこと注意されて逆ギレする人、すごい増えている気がする。報復されたらかなわんし…汗
なんて、嘆かわしい限りですが、そんな現代は置いておいて(´・ω・`ノ)ノ
この勇気も、ただ危険な場面に飛び込んでいけばいいというわけではなく、きちんと正しいと示せることが根底にあって、それに基づいて出す勇気でなければ、ただ突っ走ってるだけになってしまいます。相手への説得力もないしね(;'ー')
日本人ってどちらかというと受動的で、集団の中で自分から発言するって苦手な傾向にあると思います。今の学校教育はそんなところを能動的にしていくべく頑張ってると思いますが!
私は小さい頃から、どちらかというと能動的なタイプでした。会議で誰も発言しない中切り込んでいくタイプで(`・ω・´)ノ
(それが吉と出るか凶と出るかは、難しいところ。笑)
でも、正すために変えなければと思うことを変えていこうと思ったら、やっぱり勇気を出して発言しないとそれは誰にも伝わらない。仕事も同じですね。
周りにいませんか?「実は私も、俺もそう思ってたんだよね~」って後からついてくる人。コレ”義を見てせざるは勇なき”人なり!(*´з`)笑
なんか「義」は今もまだムムムだけど、「勇」はすごいすーっと飲み込めました!
最近、過去の記事を振り返ってみてダラダラ書きすぎかな~と思ったりしたので今日はシンプルに飲み込んだままにシンプルに…
巻之拾六【完】 巻之拾七へ続く