条件に合うデータを抽出する①
💡前回の記事では、全てのデータを検索するSQLを学びました。しかし、実際にデータを加工する際は、カラム内の全てのデータを使用するケースは少ないです。カラムの中でも特定のデータを検索/抽出する場合が多いです。
その際に使用するのが比較演算子です。ワードの聞き馴染みはないですが、=や<のような記号のことをいいます。
🚨 条件を入力する時に'と"を使うことができます。使用するDataBase(DB)によって'または"だけ使えるDBがあるので適切に使用しましょう。
WHERE
SELECT *
FROM Customers
WHERE Country = 'Germany';
WHEREキーワードを使用して条件式を表現できます。この場合、次に出てきますが、CountryがGermanyと同じすべてのデータを検索します。
比較演算子は数字と文字両方使えます。
A= B
AとBが同じ場合=を使用します。
SELECT *
From Customers
WHERE country = 'Germany';
CustomersテーブルでcountryがGermanyと等しい全てのデータを検索します。
A <> B または A ≠(!=) B
🚨 !=はDBによって使用可否があります。(MySQL, oracle etc)
SELECT *
FROM Customers
WHERE country <> 'Germany';
CustomersテーブルでcountryがGermanyではないデータを検索します。
A > B
AがBより大きい場合>を使用します。
SELECT *
From Customers
WHERE CustomerID > 10;
Customers テーブルでCustomerIDが10以上のデータを検索します。
A ≥ B
Aが Bより大きいか同じ場合≥を使用します。
SELECT *
From Customers
WHERE CustomerID >= 10;
CustomersテーブルでCustomerIDが10または10以上の場合データを検索します。
A < B
AがBより小さい場合<を使用します。
SELECT *
From Customers
WHERE CustomerName < 100
CustomersテーブルでCustomerIDが100以下のデータを検索します。
A ≤ B
Aが Bより小さいか同じ場合≤を使用します。
SELECT *
FROM Customers
WHERE postalCode <= 100;
CustomersテーブルでCustomerIDが100または100以下のデータを検索します。
💯ここまで学習お疲れ様でした!次の記事では複数条件が一致したデータの抽出について学んでいただけたらと思います。