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マレーシアインターナショナルスクール 試験内容と当日の流れ

我が家の8歳長男と6歳次男が受けた試験内容について記録します。
2023年8月に入学をしましたが、受験は2023年4月末でした。

志望校は、日本からオンラインで受験可能校だったため、日本からオンライン受験をしました。


試験内容

長男:CAT4(1時間半~2時間)面談(20分)
次男:面談(20分)

CAT4とは
学生の認知能力検査のことで、先生たちが各生徒の学ぶ力を把握するために用いられる、イギリスの学校では有名なテスト
です。

イギリスのGL Assessment社が開発・提供している6〜17歳の生徒を対象とした認知能力テスト。C=Cognitive、A=Ability、T=Test、4=Ver.4の略称として、CAT4と呼ばれています。イギリス系のインターナショナルスクールの入学試験として使用されており、マレーシアでもイギリス系の多くの学校が、このCAT4テストをつかっているとのこと。

学力試験ではなく、地頭や基礎的な力(言語、論理、記憶、空間把握など)を測るテストだということが分かり、これを知って、どんな結果が出てくるのかワクワクしました。
今どれだけできているのかということではなく、「今後子供がどのよう学んでいけば子供は理解するのか、定着するのか」などが結果としてわかるのかなと思ったからです。

では実際にどんな問題なのか・・・CAT4について全く知識がなかったため私はこちらのサイトからサンプルを購入しました。

試験問題を調べるとCAT4は、知識問題ではなく、「パズルを解く」ような、子どもの思考力や考える力を試す問題だということが分かりました。

  • Verbal reasoning – thinking with words 言語的考察力

  • Quantitative reasoning – thinking with numbers 数量的考察力

  • Non-Verbal reasoning – thinking with shapes 非言語的考察力

  • Spatial reasoning – thinking with shapes and space 空間的考察

本人の地頭を測定するものということで、事前トレーニングについて推奨されていないようでしたが、問題を解く・・というより、

もちろん問題は英語ですし、事前に問題形式や傾向、オンラインのため、回答ができたらどこを押すのか・・などを理解しておこうと長男と相談しました。

こんな問題が出るのか、時間制限があるからわからなかったら飛ばそう…などテスト問題を見て話し合いました。

試験当日-CAT4

オンライン受験でカメラ、マイクをオンにしたまま担当官の監視下の元、実施。保護者は、パソコンの設定、マイクの確認などの操作は許可されているもののもちろん試験中は、手を貸してはいけません。

かなり長い時間でしたが、長男は黙々と取り組むことができました。

長男が試験中の間、カメラもマイクもオンになっているので部屋は無音にする必要があり、
次男は別部屋で、テレビを見せていました。
(とりあえずおとなしく見れていたので結果的によかったのですが、
年が離れていたり、ひとりで部屋にいられない・・というような場合だとワンオペでの受験は厳しかったかなと思いました)

そして時間をあけて、面談。

面談

面談は、兄弟対先生1人で、とてもカジュアルなものでした。
親はこちらもカメラとマイクのセットだけして、先生と子供だけで全て英語で行われました。

「マレーシアに来るの楽しみ?」「何をして遊ぶことが好き?」「マレーシアでどんなことをしてみたい?」と先生から質問があり、子供たちは、「マレーシアは暑くてプールに入れるからすごく楽しみ!」と、和やかに進みました。

そして次に「何か聞きたいことある?」と先生から質問され、長男は数秒迷い「プールの授業はどれくらいあるの?」「マレーシアにしかいない動物っている?」「友達ってどこの国からきてるの?」の3つをしました。それぞれ丁寧に答えていただいて、長男は納得し、隣で黙っている次男へ先生が「次男は何か質問ある?」と聞いてくださると、次男も数秒考え、

「Uh~~~~Yes! How old are you??」

成り行きを見守っていた私は本当にびっくり!!入学試験でその質問はないだろ~~~と𠮟りたい気持ちを抑えて我慢して見守っていると、先生は優しく、いい質問ね!と返してくれました。(先生、本当にありがとうございます!)そして、「先生の年齢と次男の年齢は何歳離れているか計算できる?」と次男に聞き、長男には、「先生は次男の何倍の年齢か?」と尋ねました。そこから子供たちは算数が好きなんだ!という話をして、先生は学校では算数の大会もよくあるから学校生活楽しみしててね!今度は実際に会える日を楽しみにしているね!とクローズしてくださいました。

年齢の答えに対する先生の質問の返しとその後のスムーズさに感謝と感動で終わった面談でした。

そして、試験より約2週間後・・

無事合格通知をいただく。

長男:合格
次男:入学後、英語力を判断し必要な場合EALプログラムに参加を条件に入学を許可する。(詳細の文言は忘れましたが、長男と次男の合格通知の内容が異なり、次男の内容はこんな内容でした)

※ちなみにEALとはEnglish as an Additional Language(第二言語としての英語学習)の略称。 EALプログラムは、英語が母国語でない生徒に対して、英語力を向上させるためのサポートを提供するプログラムです。学校によって授業内に行うところと放課後に行うところがあるようです。

まずは合格通知を頂きこの時点では入学金、授業料などの案内はなく、入学1カ月程前に入金しました。

まとめ

我が子たちの学校の入学試験では本人たちのレベル感をみる・・ような感じで入学できるか分からないドキドキ!みたいなテストではありませんでした。

ただ、子供たちの性格上、試験日があることで「頑張ろう!」と思うようなので、まずは試験日に向けて、頑張ろうね!と励まし、英語の本の読むボリュームを増やしたり、英文法のテキストのペースをあげて挑みました。

合格通知を頂きたときはやはり嬉しくて子供たちもワクワクした顔に変わったことを覚えています。

※参考
CAT4 - Cognitive Abilities Test - Questions Answered (schoolentranceexam.com)


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