弘前れんが倉庫美術館と青森といえばのねぶた。
日本全国を巡る旅。
青森→岩手→秋田を2泊3日で巡ってきました。
3県とも人生初上陸です!
今回は、青森県編。
7:10 羽田空港第一ターミナルに到着。
7:50発のフライトでしたので、すっごく余裕を持って向かいました。
3番ゲートを目指して、無事20分前に到着したところ「高松」の文字。
え、、?
カウンターの方に「青森行きって、こちらですよね?」とチケットを見せると、「お客様、こちらは3番ゲートなのですが、お乗りになるのは33番ゲートになります。ここからかなり遠いですが…」
とまさかの状況。(笑)
謎に3を1つ見落としてました..
飛行機の出発まで残り20分。
真逆の33番ゲートに全力で向かいます。とにかく遠いです。(笑)
発車8分前、なんとか到着し、滑り込みセーフ。
出だしから飛べないのでは…という最悪なシナリオが想像できる瞬間を自分で作りだしてしまいましたが、早くむかっていたおかげで助かりました。
あーよかった。最初に最悪なことがあったから、これでいい旅ができる
この時までは、そう信じていました…
青森県立美術館へ向かうために、青森タクシーを予約。3500円の定額で向かってくれるという少しお得なタクシーです。
運転手さんとすぐに合流でき、「青森県立美術館へお願いします」とお伝えすると….
「今ね、たしか長期休館よ」
とまさかの一言。
羽田空港でも青森空港でも事件続きです…(笑)
途方に暮れている時間はなく、別のプランに。
弘前れんが倉庫美術館は、空港から1時間とかなり遠いものの、6500円で行けるとのことで行き先変更!
弘前れんが倉庫美術館に10:12到着。青森空港に到着してからちょうど1時間が経ちました。
帰りの弘前(ひろさき)駅から青森駅までも1時間かかり、13:52発の新幹線はやぶさで岩手の盛岡に上陸するので、ほんとにぎりぎりの戦いです。
青森の上陸時間、ほんのわずか。
弘前れんが倉庫美術館でのお目当ては、「もしもし、奈良さんの展覧会はできませんか?」奈良美智展弘前2002-2006ドキュメント展。
煉瓦倉庫が美術館に生まれ変わる大きなきっかけとなった3度の展覧会の軌跡を資料でたどり、思考を巡らせ、未来へとつなげるドキュメント展。
奈良さんの生まれ育った故郷で、地域の皆さんと一体化してアートで弘前に活気をもたらしたことをこの展覧会で知りました。
世界的有名なアーティストとしてご活躍される中で、日本の一つの地域でアートプロジェクトを通してその土地での思い出を共有していたのだと。作る過程から解体するときまでの全てが作品で、奈良さんの作品から感じる温もりは、こうした背景からも滲み出ているのだと感じました。
本当は今日、青森県立美術館で奈良さんの「あおもり犬」の作品を見る予定だったのですが、休館のおかげでドキュメント展をみることができて、アーティストの背景が知れたことは私の経験としてもかなり貴重な体験となりました。作品単体では感じられないストーリーを感じることができました。
無事50分以内に鑑賞し、徒歩20分かけて弘前駅へ。地方でのお散歩は街の雰囲気がしれるので、たまに徒歩を入れます。
青森空港からはタクシーでの移動だったので、弘前から青森まではじめての電車。ICは対応しておらず、切符の購入も現金のみ。青森ではキャッシュレスがほぼ対応していませんでした。
約1時間、電車に揺られて青森駅へ到着!
青森といえば、みなさんご存知りんごですが、タクシーで向かっている時に道なりにりんごの木が植えてある景色を何度か見ました。
向かいにあった気になる施設、A-FACTORY では青森名物のお土産がたくさん。弘前れんが倉庫美術館でもりんごのティーやほしりんごのお土産を購入したのですが、こちらでも干しりんごのお菓子を購入。
時間がなかったのでカフェは寄りませんでしたが、海を眺めながら気持ちよさそうな景色が眺められる場所でした。
あったゆうまに、新青森へ向かう時間。
13:34 青森ー新青森へ
13:52 新青森ー盛岡へ
4時間の青森旅、終了です!!
14:44 無事、盛岡駅に到着。
西口のバス停から15:10発のANAインターコンチネンタル安比リゾートの直行バスへ乗ります!
青森編、いかがでしたでしょうか。
次回は岩手編。
楽しみにしていてください!
mayu
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