革命・アメイジン・マジックでデュエマを始めたかった話
前置き
こんにちはまたはこんばんは。
貴方の隣に這い寄る混沌、冥さんです。
さてはて今回は、まだデュエマをやっていない友人のハートにダイレクトアタックを決めるべく、新商品『スタートWINデッキ 革命・アメイジン・マジック』の解説を行っていきます。
それでは前置きはこの辺りにして、早速本題に参りましょう。
概要
『スタートWINデッキ 革命・アメイジン・マジック』は、2023年9月9日に発売される構築済みデッキです。
デッキタイプはやや変則的なビートダウンとなっています。
手札と場のクリーチャーを入れ替える革命チェンジによる高い攻撃性能と、上手に呪文を使うことで優位に立てるようなギミックが大量に搭載されていることの2点が特徴となっています。
また、採用カードのほとんどが種族に『マジック』を含むカードになっており、これらは今後も強化されることが確定しています。
総評として、少し癖はあるものの今後どんどん強くなっていくデッキです。
いくつ買うべき?
結論から申し上げますと、1個でも充分楽しめますが、余裕がある場合は2個購入することをお勧めします。
こちらのデッキは元からかなり強力であり、ひとつ買って数枚のカードを追加するだけでもかなりクオリティが高いデッキになります。
2個購入を推奨する理由として、ほとんどのカードが4枚揃うことから改造のレパートリーを大幅に増やせることにあります。
先述の通り、今後も強化され使っていけるカードたちなので、ここで多く手に入れておいて損はしません。
個別カード解説
さてここからはある意味で本題、このデッキに採用されているカードたちを解説していきます。
全15種ものカードが封入されているのでテンポよく参りましょう。
芸魔王将 アメイジン
採用枚数:2枚
このデッキの切り札です。
唱えた呪文を回収して再び構え直すことが出来ます。
更には手札枚数以下のクリーチャーを足止めする能力もあり、相手によっては事実上の追加ターンのように振る舞うことも可能です。
そんなクリーチャーが、革命チェンジにより0コストで出ます。
そして手札が増えます。
ハッキリ言って異常です。それくらいこのデッキは強力なものになっています。
瞬閃と疾速と双撃の決断
採用枚数:1枚
かなり出来ることの豊富な強力呪文です。
各効果が革命チェンジを軸にしたこのデッキとよく噛み合っており、非常に相性の良いカードです。
しかし、このカードの本懐はここからです。
これから噛み合うカードが増えるにつれ、どんどん強くなっていきます。
現段階でも既に強力ながら、この先も常に進化を続けるカードと言えるでしょう。
踊戯音女 パステル/♪摩訶不思議 マジカルプリズン キンキラリン
採用枚数:2枚
このデッキで最も小回りの効く防御札です。
相手の攻撃をブロックして破壊されれば合計3体を足止めできる他、下面はコストを払って唱えやすく、それでも2体の足止めが可能です。
トリガーとして使ったあと相手に除去されなければそのまま革命チェンジに使うことも可能と全ての能力がよく噛み合っています。
小型クリーチャーに数で攻められると1体しか止められないなどの隙も多少ありますが、それでも非常に強力なカードとして運用可能です。
B.F.F.モーメント
採用枚数:3枚
手札をキープしておけば相手のクリーチャーを全て手札に戻すことも夢ではない強力なトリガー呪文です。
先ほどのパステルとは逆に、大量の小型を倒すのが最も得意なカードであるため、いわゆる一般的な速攻デッキなどにはこのカードが非常に有効に働きます。
手札の管理にさえ注意すれば、最高峰の防御性能を誇るでしょう。
調律師ピーカプ/♪音速で 本番中に チューニング
採用枚数:4枚
このデッキの影のキーカードと呼べる強力カードです。
革命チェンジで入れ替わった先のクリーチャーにスピードアタッカーと2回攻撃を付与することが可能で、そのままアメイジンまで綺麗に繋げることができます。
上面も盤面ゼロから革命チェンジしていけたり、詰めの1打点として運用出来たりと非常に使いやすいです。
芸魔悪狼 ヘルギャモン
採用枚数:3枚
革命チェンジ能力を持ち、小型クリーチャーたちとフィニッシャーの繋ぎとなるカードです。
攻撃しながら出てくる革命チェンジと攻撃されなくなるジャストダイバーが噛み合っており、タップ状態で出てきても安心して身を守れます。
ブロッカーを破壊する能力も堅実に強力であり、スペックはかなり高いです。
淡いと濃い ケローラ/♪やせガエル 負けるなケローラ スパイラル
採用枚数:2枚
汎用性が高いサーチカードにメガラストバーストがついたことで更なる汎用性を得た、非常に強力なカードです。
上面で出して攻撃に備える、或いはそのまま革命チェンジに繋げる使い方と、下面で必要なパーツを速やかにサーチする使い方の両方が取れるため使い分けが重要になってきます。
タカスギ・ワヲンチョッパー
採用枚数:3枚
防御札になりつつヘルギャモンやトリノドミノ(後述)と入れ替わることが可能な小型クリーチャーです。
防御札として使った場合は特に小型クリーチャーを並べるデッキに強く、最大2体のクリーチャーを同時に手札に戻せます。
また、ブロックされない能力も地味に強力で、除去されずに残ったら敢えて革命チェンジせずシールドを詰めたりダイレクトアタックを狙ったりする使い方ができます。
紅奏龍メルダウ
採用枚数:2枚
小型クリーチャーを破壊しつつ即座にアメイジングやチャトランガ(後述)と入れ替われるクリーチャーです。
重さが欠点ではあるものの、盤面が空の状態からでも切り札に繋げることが可能です。
その為除去能力が高いデッキ相手に生きてきます。
芸魔土車 チャトランガ
採用枚数:2枚
このデッキのサブフィニッシャーと呼べるカードです。
攻撃もブロックもされないため堅実に攻撃を行うことができます。
パワーラインも9000とある程度信頼が置けるくらいにはあるので使いやすいです。
芸魔山鷹 トリノドミノ
採用枚数:3枚
手札交換を内蔵した中型革命チェンジクリーチャーです。
アメイジンやチャトランガに繋がるほか、単体でも序盤に出てきたらそれなりに強いです。
革命チェンジは手札の減らない踏み倒しギミックなので、手札交換の結果実は手札が1枚増えていたりします。
AQsabbath/♪このギター グシャっとすれば グシャっとなる
採用枚数:3枚
上面が汎用除去、下面があらゆるカードタイプを網羅できる除去と汎用性のかなり高いツインパクトです。
軽いコストで邪魔なカードをどかせるため、革命チェンジ前の露払いに使いやすくなっています。
詠み人-シラズ-Machine/招水呪文「マジックル」
採用枚数:3枚
とにかく下面が強力なカードで、わずか1コストながらこのデッキのカード全てにアクセスできます。
上面も悪くはない性能を持っており、攻防両面に参加することができ、さらに生き残ればアメイジンなどに革命チェンジできます。
アシスター・Mogi林檎
採用枚数:4枚
毎ターンマジックの使用コストを下げるカードで、このデッキでおそらく最も強力な小型クリーチャー枠になります。
ジャストダイバーで場持ちがよく、次のターンには革命チェンジも狙いやすいです。
AQvibrato
採用枚数:3枚
カードを1枚引きながら革命チェンジ元のクリーチャーを出すことが可能です。
出しても手札が減らず、そのまま革命チェンジ先のカードを探しに行けるのは見た目以上に強力です。
改造
さてここからは、このデッキの改造案について。
とはいえやるべきことは非常にシンプルで、まずはこのデッキを2つ購入して組み合わせてみましょう。
それだけで相当動きが良くなります。
それ以外なら、これまでに登場したクリーチャーの中から種族に『マジック』を含むものを何枚か探して採用してみるのがいいでしょう。
また、少し待って次弾『魔破革命』からこの2枚を入れてみるのもいいでしょう。
どちらも非常に強力なクリーチャーであり、このデッキの持つ力を大きく底上げしてくれます。
この2枚が入る場合はツインパクトや呪文のカードを少し増やしてみるといいでしょう。
機会があれば実際に私が改造したデッキも紹介したいと思います。
後書き
ここまでのご静聴ありがとうございました。
歴代でも上位に入る超強力スタートデッキである当デッキは、多くのビギナー・初心者の助けになることでしょう。
デュエル・マスターズの更なる盛り上がりを願うとともに筆を置かせていただきます。
重ね重ねにはなりますが、最後までお読みくださり、ありがとうございました。
Thank You For Duel Masters…。
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