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徹底予習!ガチロボ杯構築予想&優勝予想!

こんにちはまたはこんばんは。実はかつてガチロボ研究杯に参戦していた男、冥さんです。
さてさて今回は、公式様の企画「ガチロボ王」において各人が使用するデッキと、それを元にした大雑把な順位予想をしていきたいと思います。
それでは参りましょう。

本題の前に 〜『ガチロボ王』とは〜

本編に入る前に、まず『ガチロボ王』とは何かについて簡単にではありますが解説させていただきます。
『ガチロボ王』。それは、デュエチューブ公式にて配信される、ガチロボ限定大会企画のことを指します。

こちらの動画で発表された通り、この企画では同一コストのクリーチャーを30枚以上採用しなければならないという構築への制約がかけられています。(ただし11+のみ例外で、11コスト以上のクリーチャーが30枚を超えていればコストが揃っていなくても良い。)
また、ガチロボをメインに据えた構築同士で戦うため、『ガチロボから展開すること』と同時に『相手のガチロボに対処すること』を考える必要が出てきます。
これを念頭に置いた上でこの先に進んでいただけますと幸いです。

構築予想 〜何を思い、何を採用する〜

それではここからは、各プレイヤーが何を考え、どんな構築を組んでくるかについて考察していきたいと思います。
今回は前提条件を
・(むーちゃんを除き)自力でデッキを組む
ガチロボを活かす構築を組む(既存のデッキタイプにガチロボを入れただけのデッキは使わない)
・特定の軸のみにメタを張るようなカードは採用しないが、全員他の軸については多少の知識を持つor多少勉強している
と言ったものにさせてください。
では、本編に参りましょう。

各デッキ&プレイヤー考察

・2軸&リジェ

【2軸ガチロボ】の特徴は、小型クリーチャーによるビートダウン戦術への切り替えが容易なことにあります。
ガチロボを対策するメタカードもかなり多いものの、デッキパワーが極端に低い難点を抱えており、ある程度の活躍は出来るものの、優勝する確率は低いと考えられます。
そんな2軸ガチロボが他のガチロボたちと渡り合うには何が必要なのか。
私が予想する構築はこのようなものになります。

今回のデッキは、自身でもガチロボデッキを構築し、ガチロボの『されたら嫌なこと』を熟知するリジェ選手ならではの構築になると予想しています。
元々自然にGストライクを採用出来るデッキではありますが、ガチロボの効果で大量展開された打点を受けるために『予言者ラメール/マスター・スパーク』を追加の受けとして採用しているのがポイントです。とはいえ、この枠は追加のメタカードやアタッカーに差し替えても問題はありません。

・3軸&おんそく

【3軸ガチロボ】は、メタカードと攻撃力の両立が特徴のデッキです。
先ほどの2軸以上に単体で強力なメタカードも多く、大いに足を引っ張ることが可能です。
ひとたび攻撃に回れば大型打点で相手を追い詰めて行くことが可能な強力デッキであり、優勝を狙える可能性も充分にあります
そんな3軸ガチロボは、このような構築になるのではないでしょうか。

おんそく選手はかつて動画内でプレイングに多くの選択肢が発生するデッキを使用していたことがあったり、特殊な構築ルールに順応したりと構築への理解がかなり早いのではないかと思われます。
この構築にはかなり多くのルートが搭載されており、相手に応じて使い分けることも可能となっているため、理解度が高ければ高いほど強くなります。
超次元ゾーンを利用することも可能であり、無数の選択肢があるため強力な反面使いこなすのは相応に難しいでしょう。

・4軸&ペン太郎

【4軸ガチロボ】は、火力はないものの厄介なカードを多数抱えているのが特徴です。
デッキパワーこそ低いものの、相手の足を引っ張る面倒なカードが多く、積極的に相手にしたいデッキでないのは明白。
そんな4軸ガチロボをこの大会で使うのであれば、このような構築になるのではないでしょうか。

ペン太郎選手は古いカードへの知識も深く、構築の練度も高いことから、『埋没のカルマ インカ』と『お騒がせチューザ』の組み合わせによるトリガーケアの強力さには早期に気づくでしょう。
また『アクア・ジゲンガエシ』の能力による取り回しの良さによりかなり戦いやすいデッキになっています。

・5軸ガチロボ&フェアリー

【5軸ガチロボ】は、展開力と高い出力が特徴のデッキです。
GRによる展開力、そしてそれにSAを付与することによる攻撃力の高さを上手く活用すれば、優勝も充分に狙うことが可能でしょう。
この大会で使用されるのは、このようなデッキではないでしょうか。

フェアリー選手といえば、公式でも触れられている『アドリブ力』、つまりあらゆるデッキタイプや局面に対して、臨機応変に対応することが可能な点が持ち味と言えるでしょう。
こちらのデッキでは、ガチロボ以外の明確なプランとしてGRによる数での強引な貫通や、革命チェンジを活かした相手の大量展開へのカウンターを備えています。
安定感と爆発力を活かして、常に相手に対応した一手を打ち続ける、そんなデッキに仕上がっています。

・6軸ガチロボ&えーじ

【6軸ガチロボ】の特徴は、なんと言ってもガチロボどうしの連鎖による全軸で最高クラスの展開力にあります。
決まった時の動きは凄まじいものがあるものの、初動が比較的薄いことや手札破壊への極端な弱さも相まって活躍はするが優勝は難しいといったポジションになるのではないかと思われます。
そんな6軸をこの大会で使用するなら、このような構築になるのではないでしょうか。

えーじ選手はかなり広範な知識を持つ方であり、当大会にもそれは活きてくるでしょう。
テンプレに近いリストではありますが、相手の妨害をしながらこちらは展開ができる、非常に強力なリストです。
受けの薄さという課題もありますが…4ターン目に始動できるこのデッキであれば相手よりも早期に動き出せるためあまり気にならないと思われます。

・7軸ガチロボ&むーちゃんwithガチャンネル

【7軸ガチロボ】は、受けの硬さや安定感からかなり人気の高いデッキであり、今回の優勝候補でもあります。
高い火力を早期に押し付けつつ、必要とあらばコントロールまでこなせてしまう万能型のデッキです。
そんな7軸は、このような構築になるでしょう。

プレイを担当するむーちゃんは、意外にも短時間でプレイングを大きく詰めることが可能だと分かっています。
また、構築担当のガチャンネルは言わずもがな、ガチロボに対する知識では追随する者がいないレベルであり、まさにガチロボに特化したビルダーです。
シンプルな構築ではありますが、しっかりと対ガチロボに強いカードを搭載しており、上手く刺さればかなりのデッキに対して優位に立てます。

・8軸ガチロボ&カジュアる

【8軸ガチロボ】は、爆発力の高さと安定感を両立できるかなり強力な軸です。
メタにも弱いため優勝は難しいかもしれませんが、かなり活躍自体は可能かと思われます。
そんなデッキではありますが、大会に持ち込まれるのはこのような構築ではないかと予想します。

カジュアる選手はカード知識の幅が広く、そのアウトプットが上手いのが特徴です。その上で競技思考とは少しズレた視点も持ち合わせています。
比較的シンプルに殴って勝つだけの構築ではありますが、出力は非常に高く使いやすいかと思われます。

・9軸ガチロボ&はたけ

【9軸ガチロボ】は、重量級による破壊力が特徴の軸です。
決まれば強力な反面多色過多などの弱点も抱えており、メタカードを軸にした軽量デッキに明確に不利がついてしまう難しいデッキです。

先ほどガチャンネルについて『ガチロボの知識では追随する者がいない』と書きました。
はたけ選手はガチャンネルに匹敵、あるいは一部知識では凌駕している可能性もあるほどの凄まじいガチロボ知識を誇ります。
その為ガチロボの強い動きをこれでもかと詰め込んだ構築になるのではないかと予想しました。
大量展開を返すカードや邪魔なクリーチャーを除去するカードなどの相手のガチロボに対処するカードを気持ち多めに積んでいます。

・10軸ガチロボ&flat-

【10軸ガチロボ】の特徴はなんと言ってもその火力。
圧倒的な攻撃力を誇りますが、その分防御には難ありのデッキ。
それでも小細工なしでの総合力はかなり高く、かなり高い攻撃力で無理やり押していけます。
しかしながら、低コスト軸に明確な不利がついてしまうのは見逃せない欠点ですね。
そんな10軸ガチロボはこのような構築になるでしょう。

flat-選手は発言の過激さなどの面が注目されがちですが、一方でプレイヤーとしての能力も非常に高いです。
苦手な防御面は最低限に、得意の攻撃面を最大限に活かせるような構築となっているはずです。
これは私の願望ですが、大会本編でかつてflat-選手本人が弱いと評した『終末の監視者 ジ・ウォッチ』が大暴れしてくれないかな?』と密かに思っています。

・11以上軸ガチロボ&ZweiLance

11軸以上のガチロボに共通の特徴として、何かハズレを入れない限りは動きが安定しないことや決まれば強力なクリーチャーによる高性能の制圧が行えることが挙げられます。
そんなデッキではありますが、本人のSNS投稿などから推測されるデッキがこちらになります。

ご覧の通り、サガループです。
改めまして…ZweiLance選手の特徴は、ひとつのデッキをどこまでも極めること、そして強いカードを最も強く使うことにあります。
回し方は見ての通り、4ターン目にサガループを回して早期に墓地を肥やし、大型クリーチャーで相手の行動をロックしにかかります。
これに加えてなんらかの山札回復が投入されている可能性もあり、その場合はサガループで全ての不純物を墓地または手札に移動させてからガチロボを出し、確実に強力なクリーチャーを展開することが可能です。

優勝予想

ここからは、この大会を制する最強のガチロボはどの軸なのか予想していきたいと思います。

プレイヤーの強さの差や当たる対面の運などを考慮しない場合、最も強いと思われるのが5軸7軸、それぞれフェアリー選手とむーちゃんです。
その中でも特に、今回はフェアリー選手の5軸ガチロボが優勝を飾るのではないかと予想しています。
理由は総合力とデッキパワー、そして何より未知のカードに対応出来ることが挙げられます。
よって、今回の優勝はフェアリー選手、準優勝にむーちゃんあるいはおんそく選手ではないかと予想しています。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
構築予想や勝敗予想がどこまで当たっているかは分かりませんので、一種のエンタメとして楽しんでいただけると幸いです。

次はガチロボ王が決まり発表された後の未来でお会いしましょう。
お相手は冥さんでした。それでは。

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