甘えるつもりは無いのです。

女子の生きざまについて。|きなこ @3h4m1 #note https://note.com/6016/n/neb63f79db7da
  

あぁ、くらくらする。
「今日は華がないな、ブスしかおらん」
  
わぁ〜、言われかねない女子だった私💦
  
  
  
10歳のお嬢さん(この言い方、大丈夫かな?時代に合ってる?💦)が
  
  
「ブスかどうかは私が決めること」
  
  
うわぁ、そうなんだ。拍手喝采です。
心の中でスタンディングオベーション。
  

  
私は路上で歌っていた頃
「しょせんマメスル」と自分で自分たちをサゲていた。
  
重用されない、女子扱いされない、大事に扱ってもらえない。
それが ウチらだった。いや、そう思い込んでいた。
  
  
豆ちゃんの歌にもある。
「私の扱い方、ううん、間違ってないよ」
  
  
「マメスル(私たち、豆とスルメというユニットでした)は、他の女子とちょっと違うよね」
  
それも、なんだか褒め言葉みたいに思っていた。
男の子側。良くも悪くも。
  
  
前のユニットの時に、1度頼んでみた事がある。
打楽器類が重いから、運ぶの手伝ってくれない?
  
返ってきた返事は
  
「前まで車 持ってくりゃ良いじゃん」
  
  
やっぱりね。私だもんね。たくましいもんね私。
  
駐車場から自分で運べるように、カートを買った。
  
  
ピアノは運んでくれるのにね。
なんなら車で送り迎えしてくれるのにね。
大事なメンバーだもんね。
  
  
……私は?
  
  
これが、家の中で転んだだけで骨折するような
痩せた美人と
デブデブな私との違い。
  
  
価値が無い。ハッキリ突きつけられた気がした。
そんなつもり、無かったんだろうけど。
無意識なんだろうな。知らんけど。
  
  
  
思えば 凄く分かりやすい所に居たなって思う。
まぁそれも、自分で価値を上げられなかったんだから仕方がない。
  
  
お客さんからの写真も、3人で演奏してるのに
写ってるのは私以外の2人。
  
役に立たない、華がない私は、社交辞令さえ言って貰えなかった。
  
  
1人になろう。
  
  
自分だけで立ち向かおう。
  
  
人のせいにしないでいよう。
  
  
むき出しの「私」だけでいれば、言い訳しないで済むからね。
  
  
脱退の理由は、もちろんソレだけじゃなかったけども。
  
お互いに 愛想が尽きたというか。
特に挨拶の場も無かった。実に私らしい消え方だと思う。
  
  
  
  
8月2日のカホンの日。
会場のドリームキューブに着いて驚いた。
  
  
4階まで、階段(笑)
血の気が引いた。  
  
  
カホンとシンバルスタンド。あと自分のカバン。
2回に分けて、1階分ずつ 階段を行ったり来たりして運んだ。
  
  
息切れしながら現れて「…カホン取って来ます」とまた階段に消えた私が
よっぽどインパクトあったのだろう。
  
 
帰り、ガテンくんが、自分の荷物を全部 背負った上に、私のシンバルスタンドの入ったバッグを

ひょいと 持って行ってくれた。
  
  
ちょ、重いよ?!
  
  
ガテンくん、無言で居なくなった。
  
カホンと空っぽのカートだけ持って 追いかけた。
  
下まで追いつかなかった(笑)
    
  
めっちゃ助かった。めっちゃ嬉しかった。
多分 一生忘れない←ウザイ(笑)
  
それくらい、気にかけてもらう事が無かったし、今も無い。
  
  
そういうの、1番気にしてくれる旦那さんは、今 一緒に住んでないから
私と子ども(と言っても、もう私より背が高い)と2人なら
やはり 甘えていられない。
  
  
気を張っているんだろうなぁ。
私が体 張るしかないからな。
  
それが私の「当たり前」
  
  
  
ほんのちょっとの事。だけど、すごく大きな事。
  
私が 自分で自分を諦めちゃいけない。
  
ずっと、言い訳しながら生きている。
  
  
  
居るだけで良いなんて思っちゃいない。
そんなのは、もっと若くて可愛い……いや この発想がイカンのか?
  
でも、甘えるつもりは無い。
体力 つけねば。
 
  
階段を上がれるカート 買おう。
…ソコじゃない?(笑)

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