週刊めいろま Vol.188 バルセロナが過激派テロの標的となった理由(1)/元々アラブ世界だったスペイン/過激派は若い既婚男性低学歴低収入の移民/過激化を推進するのは同調圧力/Q&A 欧州の有給は何日?/病気で有給を使わないのは世界標準/ニュースクリップ/オススメ本(2017年8月19日号)
Vol 188
目次
1. バルセロナが過激派テロの標的となった理由
2. Q&A
3. 今週の気になるニュース
4. オススメ本
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1. バルセロナが過激派テロの標的となった理由
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欧州は夏休み真っ最中ですが、そのさなかにおきたバルセロナのテロは大きな衝撃を与えています。
フランスやドイツに比べると、スペインはテロの脅威が低いと思われていたので、今年の夏は、ギリシャやフランスを避けて、スペインやポルトガルに向かう人が大量にいたからです。スペイン行きのツアー料金やホテル代は例年より20−30%上がっていました。しかし現在、イギリスやドイツの旅行会社はキャンセル客に対応に追われています。
ワゴン車での旅行者への攻撃以外に、ガス爆発の計画もあったらしく、関係者がすべて逮捕されていないので、スペインは厳重警戒態勢です。
今回のテロはモロッコ系のテロリストが首謀者だったと言われていますが、スペインにモロッコ系のテロリストがいたというのにピンと来ない方も多いのではないでしょうか。
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