徒然小説「ねれねぇ」:Part1

物音が怖いから
静かな夜が好き

昼は怖い
色んな音が 声が聞こえるから

静かな夜が好き

夜寝たほうが一般的には良いとされているのは、多分こういう風に、感覚が、おかしくなってくるから。

眠れないと だんだんおかしくなってきて
夜眠れなくなる

だから 多分それは 一般論のとおり

そうしてみたい

けど音が怖い
音 なんでこんなに怖いんだろう

繊細すぎる?
いや、ノイズが人の声に聞こえるだけ

私を嗤う声

敢えてはね
ずっと言わなかったのだけれど

部屋にはずっとロープの輪っかがぶら下がってるの

寝れなくなって 嫌なことがループしても
あれをつかえば 強制終了できるの

それを言ったらね ちょっとヤバいかなって思ってたけど

少し客観的に見たときに、誰にも言うつもりもなく、ロープをずっとぶら下げて、毎日それを眺めてるの、異常だって今更、気づいたから、ここに書いたの

わりとこれくらい、寝不足は、よくない。

だからね、ねよう?

ねれねぇ

なら、ロープを片付けよう

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霧原めい[要出典]
ボクを応援してくれる、だって? ふふっ。酔狂な人だね。 でも、ありがとう。