kubernetes.ioの事例にあった国のGDPと人口
一覧を載せていますが、一文にすると
「事例の件数と、人口の多さ・インフレ(インターネット時代に使うことに疑問も持たれていますが、経済成長を測る指標の一つ)とは比例していない」
になるかと思います。
【一覧】
人口は、億人単位にしたため、小数点以下不定。
(小数点以下1桁から数字を出せる桁まで)
名目/実質GDPについて大雑把にいうと、
インフレ:名目GDP>実質GDP
デフレ :名目GDP<実質GDP
表)Kubernetes.ioの事例にあった国のGDPと人口
【雑感】
日本のGDPと人口を念頭に置いて眺めると、4件のイギリス [ 0.66億人]、オランダ[ 0.17億人]と、1件ながら、アイスランド[ 0.0034億人] 、シンガポール[ 0.06億人] が目を引きます。
日本では本格的なコンテナの活用はこれからだそうなので、日本人がシャイなので事例を発表していない、という訳ではなく、経済規模の大きさに比して事例が少ないと考えてもよさそうです。
手法としてのDevOpsやCI/CDと、
アプリケーション機能を抽象化・ブラックボックス化することで扱いやすくできて自動化を進められるコンテナ化技術は、
ビジネス手段や目標を早く実現するために相性が良いことを考えると、DevOpsの普及度合いと使用ツールからもなにかの傾向や相関を見ることができるかもしれません。
ちょっと時間はかかりますが、データや文献を探していろいろ見ていければと思っています。
ちなみにオランダでは政府もDevOpsしているそうで、ガートナーのバイモーダルの概念から見ても、既にオランダでは大手銀行や大手航空会社もMode2に移行しているのだそうです。
【小ネタ】
・CERNの予算規模について
年間予算:約1,200億円
GIGAZINEの記事によると1年間の電気代は約665億円という試算があるとか(大体加速器が使っている)
・モントリオール市の人口規模は、Wikipediaの記載によると
福岡市と札幌市の間くらい 。ちなみに広島市・上海市などと姉妹都市
・アイスランドは遺伝子情報収集の先進国で、データベース化のための法整備も1998年頃から行われているそうです
今回はここまで。
(2019/11/27)
【数字の出典】
・名目GDP・実質GDP
・国別人口2017(USのみ2016)
・中国行政区別人口
中国行政区分の人口一覧
深圳市
・US 州別人口 2016
Table 1. Annual Estimates of the Resident Population for the United States, Regions, States, and Puerto Rico: April 1, 2010 to July 1, 2016
・カナダ州別人口
Canada at a Glance 2017 - Population - Statistics Canada
・モントリオール市人口 2016
・EU人口
EU population up to almost 512 million at 1 January 2017
・インド マハーラーシュトラ州人口
・CERN関係出典
職員数・予算規模
平成29年度国立情報学研究所実務研修報告会
欧州原子核研究機構(CERN)における研究データ整備 および欧州学術機関におけるオープンアクセスの取組み