Do you want to~?は「したい?」じゃない!
Do you want to~から始まる文章、すべて「〇〇したいですか?」と訳してしまうと、会話が噛み合わなくなってしまうかもしれません。
Do you want to~?は、シチュエーションや文脈によっては依頼・提案の意味を持ちます。
例えば、以下の例文。
「窓を閉めたいですか?」と訳したくなるかもしれません。
もちろん、状況によってはそれが一番自然になる場合もあると思います。
でも、こんな前置きがあったらどうでしょうか。
「この人は窓を閉めたいんだな」「窓を閉めようと提案してきたんだな」と思うのではないでしょうか。
このように提案や依頼をするとき、親しい間柄ではDo you want to~を使うことがあります。
⚠︎カジュアルな響きなので、目上の人に使わないようご注意を。かと言って見下すようなニュアンスはありません。✌︎
もっと分かりやすい例文を見てみましょう。
こちらも希望を聞いているのではなく、それぞれ
「手伝ってもらえる?」「洗濯してもらえる?」とリクエストする表現です。
これを知らずに
「(別に洗濯したくないし…)No」と返してしまうと
依頼を無慈悲に断った冷たい人認定されてしまうかもしれません。🥲
と言いつつ…会話での食い違いなんて日本語でもよくあることなので、落ち着いて誤解を解けばたいてい何とかなると思います!
ということで、Do you want to~?についてのお話でした。
前述したように、シチュエーションによっては本当にただ自分の希望を聞かれている可能性もあるため一概には言えません。
大切なのは、Do you want to~は必ずしも「〜したい?」とは限らないと知っておくことです。
ちなみに返答は "Yes, I do" よりも
・Sure!
・Of course!
・OK
などがよく使われます。
英語関連で気になっていること、理解しきれていないこと、今回の記事でよく分からなかった部分などがあればコメントをいただけると嬉しいです!🧸
次回以降の記事で参考にさせていただきます。