ピッタルモンタルの歌
カナカナ(娘)がどこまでも不思議な歌を歌ってくれる時期があった。
その歌の名前はピッタルモンタル。4歳から5歳にかけての頃だったと思う。
ピッタルモンタルの歌を歌って!と頼みさえすれば、毎回いろいろな物語を即興的に歌った。
この歌が歌われるのは大体ドライブの最中。
↓の歌は、ピッタルモンタルの歌の一つで、星やうさぎやおもちが登場する。
カナカナがあんなに気分良く歌ってくれたのは、私たち聞き手がかなり面白がったからではないかと振り返ってみて思う。
わけのわからなさが最高で、その意味不明な歌に私たち大人は合いの手をうったり掛け声を掛けたりして盛り上がった。
私がしつこく歌って歌ってって言うと「この歌を歌うのは大変なんだよ。お母さんのためにいつも頑張って歌ってるんだよ」と言われて、なんだかしゅんとなってしまったこともあった。カナカナ自身が歌いたくて歌っていると思っていたから・・・。
でも、カナカナが一人で生み出しているのではなく、みんなで一緒にピッタルモンタルを作っているのだ。
歌う人がいて、楽しんで聴く人がいて・・・。
喜ぶ人がいて、それを見てさらに喜ぶ人がいて・・・。テンションの高い人がいて、それをみてさらにテンションが高くなる人がいて・・・。笑う人がいて、もっと笑わせたくなる人がいて・・・。
ピッタルモンタルは、歌についていろいろな角度から考えるきっかけを作ってくれた。
ピッタルモンタルには、何が飛び出してくるかわからない面白さがあった!懐かしい。7歳になった今も歌ってくれるかな・・・。
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