【福島県】充実感で満たされた
今回の行先は福島!
前回のnoteにも書いたように旅が好きになってきた。今回の福島県も福島県いわき市にいる「人に会いに」行こう!ということで旦那と行くことになった。神戸空港から茨木空港へ向かい待ち合わせのいわき駅まではレンタカーを借りた。
今回の旅は全員で10人。最初は8人で集合してお昼ごはんを食べに「いわき・ら・らミュウ」へ向かった。
いわき・ら・らミュウ
到着すると磯の香りがして漁港だなと感じた。みんなで何を食べるか悩んで海鮮BBQになった!いかやたこにのどぐろやほたて。いわき名産の目光の干物も選んだ♡みんなで焼きながら近況話しているのが心地よく感じた。何が一番いいかって、おいしいものをみんなでシェアできたこと。BBQコンロは三台あったけどみんな「こののどぐろふわふわ♡」「このホタテいい感じに焼けてるよ」「目光一人一匹だよ。食べてない人~」と言って目の前を魚介が行き来していた(笑)
お腹いっぱいになった後は夜晩酌するあての買い出し、塩辛やマグロチーズなどみんな思い思いに買っていた。その中で出くわしてしまった(笑)「いくらソフト」いくらとソフトクリームは出逢っていいものなのかと思いながらみんなで実食。こういうのも大勢いるからチャレンジできることだよね。味は、、、。嫌いじゃないけど別で食べたいかな(笑)
あぶくま洞へいざ探検!
ずっと見てみたかった鍾乳洞。とにかくどこでもいいから行ってみたかった夢がかなった。みんなで気軽なコース選んでいざスタート!気温が洞内13度(10月26日)で半袖にジャケット羽織っていたので寒いかなと思いきや、湿度が高くて丁度良かった。小さい時にあこがれた探検が25歳にして叶った。あまりにもわくわくで楽しかったのでもっと装備しないといけないところも行ってみたい。
3チームに分かれて宿へ
あぶくま洞から宿まで少し長かったので①いわき駅に合流する子を迎えに行くチーム(兼バースデーサプライズの買い出し)②宿にチェックインしに行くチーム③夜ご飯の買い出しチームに分かれた。
今回の宿はゲストハウス「HITO-TABI(ひとたび)」。古民家をゲストハウス兼カフェとして運営されていて、山間にひっそりと大人の隠れ家みたいな場所にあった。9人いたので今回は貸し切り状態。私と旦那で先にチェックインして一通りの説明を聞いた。ゲストハウスのオーナー琴美さんは20代で自分たちとほぼ同世代だった。福島県に一人できてこんな素敵なところを運営してるなんて自分にとってすごい刺激になった。
お楽しみの晩御飯タイム
買い出しチームと合流して先に晩御飯づくりを始めた。みんなで鍋パーティーするのは決まっていたけど、なぜかうどん作る流れに(笑)一からうどんつくるなんて大変だなぁと思いながらみんなは着々と準備を進めていく。
うどんは想像の数百倍おいしくてこれお店に出せるよ!と思いながら食べてた。細さはまちまちだけどみんなでこねて伸ばしてふみふみして、頑張って切って約三時間くらいかけて作ったうどんは数分で完食した(笑)その後に飲む日本酒もおいしかった。どこかのお店で吞んだおでんの出汁割がおいしいということで割ってみることに。おいしすぎて飲みすぎてしまう危ない組み合わせだった(笑)
楽しみは夜が更けてから
ご飯もあらかた終わりお話タイムへ。各々話し始めて真剣な話からくだらない話まで、帰る時間を気にせず普段話せないことも話せてしまう夜の時間。こういう時間って貴重でなかなかないからこそ時間が過ぎるのも早い。気づけば夜中3時。時間が止まってほしいとはこのことだ。
早起きは三文の徳
私は外泊するとありえないくらい早起きになる。せっかくお出かけするなら一秒も無駄にしたくないって気持ちと、知らない土地で誰も起きていない静かな朝を過ごすのが心地よくて早起きが癖になってしまった。夜中3時に寝たのに6時前に起きて化粧して身支度して荷物を片付けたら古民家を一人でくつろいだ。ソファに座って昨日のことを思い出したり、窓の外を見て小鳥探してみたり。誰にも邪魔されない贅沢な時間だった。
8時前になるとみんなも起きて準備できて来たので近くを散歩した。田舎育ちで山や畑は珍しくないけど朝露が太陽で照らされてキラキラ輝く景色はさすがに感動した♡空気がおいしかったなぁ。(多分水もきれいなのか自分に合っていたのか、髪がサラサラになってアトピーの薬持って行ってたけど使わなかった。移住しようかなとちょっと思ったくらい。)
その後はみんな時間に追われてバタバタ支度が始まった(笑)立ったまま朝ごはん食べたりシーツをはがして布団を畳んだりと、修学旅行みたいで懐かしかった。
東日本大震災・原子力災害伝承館へ
2日目の目的は原子力災害伝承館へ行った。私はこういうところへ行くのは大事だと思っているし、むしろ進んでいきたい。沖縄の平和学習に19歳のときにも行ったし、誕生日が8月6日なので(どういう日か知るために)父が広島の原爆ドームにも連れて行ってくれた。(誕生日は誕生日としてしっかり祝ってくれる)
でも今回は少し気持ちが耐えられなかった。何回も目頭が熱くなった。戦争について勉強するときは「どうすれば戦争をなくせるか」を前提に議論してこれからの未来に目を向け戦争は過去のものとしてとらえていた。東日本大震災は私が11歳の時の出来事で記憶にも新しい。予測不可能なことには備えはできてもなくすことはできない。どの体験談を見て聞いても、自分にも起こりうることばかりで現実的、さらにそれを乗り越えた人たちが自分の同年代でもいること。
最後の写真パネルは「つらくなるよ」といわれたけど見ておこうと思った。けれど最後までは見れなかった。もう少し自分なりに自然災害や備えについて勉強して意見を持ったうえでもう一度訪れたいなと思った。
道の駅なみえへ
最後の目的地は道の駅なみえ。みんなでなみえ焼きそばや海鮮を食べてお腹を満たしたら、お土産やポケモン公園、焼き物や日本酒を見たりと自由行動。私たちは旅行に度に買っているマグネットをゲット♡
最後のドライブ
最後はいわき駅で解散。2日間しかいなかったのに1週間くらい遊んだ充実感。久々に言葉では表しにくいホカホカした気分を味わえた。めちゃくちゃ気分のいい夢を見た後の目覚めみたいな感じ?バイバイするのが寂しかった。10人中3人は初対面だったけどこんなに楽しめるなんて、仲間に入れてくれてみんなありがとう。
旦那と結婚していいなと思うのは帰り道が一緒で、楽しかったことを共有しながら振り返って家までおしゃべりできること。いわき駅から茨城空港まで道間違えて飛行機出発30分前ギリギリ到着したのも今ではいい思い出。その後の楽しかったね餃子会も最高(笑)