2021年1月3日
新年は元旦からゆるりと仕事を始める。ここ数年、まとめた休みを取ると、休み明けにエンジンがかからなくなるための処置だ。今年は日記を付けたいと思い、以前古本屋で買った「創る人52人の「激動2017」日記リレー 新潮3月号特集」を読んでいる。
人によって書くことが違うのが面白い。日記というよりエッセイになっていたり、食べたものばかり記録している人がいたり。読者を意識している人、読者を意識していない人、いろいろだ。日記というものは著者にとっては日常の記録であっても、時がたてば貴重な歴史資料となるのだと実感する。
2020年はブログを放置しまくった年だったが、日記なら書けるかも、ということでブログを再開した。夜は疲れて書けないので、基本は前日の振り返りとする。
1月3日(日)休日。
朝はお風呂でゆっくり読書。風呂で本を読むのが好きだ。むしろ風呂の外では集中することができない。映画は映画館で見るに限るのと同じ原理か。
午後に2時間仮眠。昨夜よく眠れなったので必要な睡眠だった。最近は8時間寝るようにしている。起きて犬の散歩。10分ほど走る。12月末からランを始めた。まだウォーキングしながらたまに走るレベルだが、2020年はよく歩いたので意外に走れるようになっている。
夜は話題の映画『Soul(ソウルフル・ワールド)』と『Booksmart(ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー)』を続けて観る。いずれもSNL出身の俳優たちがたくさん出ていた。Soulにはティナ・フェイが、Booksmartにはジェイソン・サダイキスとマイク・オブライエン(!)が出ていて、何とも嬉しくなる。
Soulを見るためにDisney Plusに入会。初月は無料らしいが、月額700円は安すぎるだろう。Soulしか見ないつもりだったが、『シンプソンズ』シーズン1第一話も見てしまった。『シンプソンズ』は数話だけ字幕を担当したことがあるのだが、シーズン1は見たことがなかった。家族構成など、いろんなことが明らかになる。沼にはまりそうだ。
Booksmartを見るために、12月に解約したNetflixを早くも再開。HDで1400円するのか。Disneyのお得感が半端ない。映像のサブスクリプションはタイムキラーなので避けているのだが、誘惑に負けてしまった。知り合いに時間がもったいないのでドラマは見ないという映画好きがいる。彼女は映画も基本は映画館で見る主義。素晴らしいことだが、コロナ禍ではどうしているのだろう。
かくいう私は久しぶりに映画を見た。最近現代の映画を見なくなっていた。何を見てもリアリティが感じられないのだ。例えばBooksmart。2019年の作品だが、2020年以降の高校生は(理屈上)こんなパーティーはできないわけで、見ていると悲しくなってしまう⇒だからと言ってパンデミックの世界を描いた作品が見たいとも思わない⇒自分のナイーブさに辟易する。これからエンタメはどうなっていくのだろうか。2019年末は仕事がらみで大河ドラマ「真田丸」を毎日観ていたが、時代劇はしっくり来る。懐古主義に浸っている場合ではないのだが。