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自分で英語アプリを作るとしたら②

前回の関連付けによる単語の記憶法に続き、日々の単語学習のモチベーション維持について書いてみる。

英単語学習は嫌いだ。英単語に限らず、日本史でも何でも、フラッシュカードをめくって覚えるような記憶作業全般が嫌い。
そんな自分がなぜ英単語学習を1年続けてこれたのか、を考える。

モチベーションを「理想と現実のGAPを埋めたい衝動」と捉えると、上達のプロセスを説明した学習カーブを思い出す。

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上は一般的な学習と上達の関係として納得はできるが、なにか実感を言い表せてない気がする。なんかこう、そもそも最初ってこんな先のこと意識してない。こんな感じ↓

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学生の頃はテストの点がモノサシで、そもそも授業を受けているわけなので、いわば義務としての学習期間である。

次の段階はこんな感じか↓

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会社に入ってからの英語学習パターンに多いように思う。英語が査定や昇進につながることが多いから、いわば手段としての英語学習期間。
モノサシはTOEICスコアや英検が多いんだろうな。
更に次の段階があって、多分自分はここにいるんだと思う↓

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それまでに何年も仕事で英語使ってきて、仕事に関することなら英語の意思疎通に支障は感じることはない。TOEICの自己ベストも更新した。
でも、まだ向上したいのである。
目標やノルマからのモチベーションではなくて、もっと上を目指す”日々”に充実を感じてる。「手段が目的化している」って仕事では怒られるパターンだけど、こと学習については悪くない状態だと思っている。
そしてこの段階では、長年のスランプ経験もあるので向上させる課題もはっきりわかっている。

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より豊かな表現で話し・書くためには、読み・聴く力をもっと伸ばすしかない。「聞き上手こそ話し上手」なのである。
読み・聴く幅を増やすとは、結局は単語をどれだけ知ってるのかに尽きる。
長いこと英語の旅を続けてきて、誰でも聞いたことのある基本概念に戻った感じ。

だいぶ話が逸れた感じがするので、本題に近づけてみる。
モチベーションの遷移(状態の移り変わり)について腹落ちができたところで、もしアプリを作るとしたら
「どのモチベーション段階の人を対象にするか?」
まず、手段が目的化(自分含む)する段階は除外。ここは習慣化できる人が多く、ツールは比較的何でもよい。そして人口も少ないだろうからマーケティング的に魅力を感じない。
どっちかというと中間の層か、最初の段階の後半の人に、三段階目のマインドと習慣化を提供できるようにしたい。なぜかというと、手段や義務としての勉強は辛いが、目的になった時には辛さから開放されるから。マーケティング的に、Valueはそこにあると思う。

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