Red Giant Universe 4がリリース
Adobe After EffectsやAdobe Premiere Proで使えるプラグインのRed Giant Universe 4がリリースされました。90以上のプラグインがセットになったツールには、新しい3つのプラグインと100以上のプリセットが追加されました。
Electrify
ソースイメージの輪郭を使ってエレクトリックエフェクトの生成や、フラクタルノイズソースを使ってイメージの輪郭を使わずにカスタムパターンを作成、あるいは両方のオプションを同時に選択して効果を最大限にすることで、画像や映像にバチバチとした稲妻の効果を加えることができます。アニメーション化されたマットテクスチャを使って、きらめきエフェクトを加えることもできます。
特に、アニメやモーショングラフィックス、遊技系にかなりおすすめなプラグインです。2D素材に対して電撃効果を掛けるプラグインですが、画像の輪郭と明るさを見ているので、3D情報を持っているかのように適用できます。
実際の作例をご覧ください。
すごくいいのが、エフェクトが画像の明るいところから、暗いところに移動している点です。なので、次のような円形グラデーションの画像にエフェクトを適用すると
こんなふうにエフェクトが広がるようなアニメーションが一発で作成できます。
詳しい使い方は、以下のビデオを是非ご覧ください。日本語字幕をつけていますので、ぜひ字幕をオンにしてください。
Texturize Motion
こちらは、14種類の高解像度アニメーションテクスチャをライブラリから選択して、既存の映像にブレンドすることで、スケッチやストップモーションのような表現が可能になります。回転、スケール、位置のジッターコントロールが統合されており、カスタムの揺れを加えられます。アーティストによるカスタムテクスチャの追加も可能で、無限の可能性を秘めています。
たとえば、回想シーンや不安や懐かしさなどいろいろな心情を感じさせる映像、絵本風のカットなどに使えます。
詳しい使い方は、以下のビデオを是非ご覧ください。日本語字幕をつけていますので、ぜひ字幕をオンにしてください。
Analog
カラー、ノイズ、干渉、CRTなど、さまざまな効果をシミュレートして、古いテレビ映像のような効果を再現します。フェーズ、フィルター、色温度などの簡単な設定で、多彩な表現が可能になります。基本的なスキャンライン、CRTドット、スクウェアを追加して、リアルなCRTモニターを実現します。スクリーンの湾曲、反射なども可能です。
こちらも日本語字幕をつけています。
新しいプリセット
Array Gun とTypographic にモーションデザイナーのローラ・ポラートが作成した140種類の新鮮なプリセットに加え、新しいエフェクトの100種類以上のプリセットが含まれています。プリセットは、3つのカテゴリーをテーマにしています。プリセットは、「SF」、「ミニマル」、「トレンディ/レトロ」の3つのカテゴリーがあり、どのプリセットも非常に汎用性が高く、様々なアセットやデザインに使用することができます。