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Cinema 4D S24 とVFX Suiteのアップデータを公開
Cinema 4Dのアップデート
Cinema 4D S24のアップデータがリリースされました。本バージョンでは、バグの改善やパフォーマンスの向上、機能の改善、新機能の追加がされています。多数のバグフィックスがされています。特に、一部のWindowsでの日本語環境やビューポートのパフォーマンスが悪いケースや反射マテリアルが正しく表示されない問題が解消されました。変更点などはこちらをご覧ください。
ダイナミクス配置の動きをキャプチャー
ビューでのオブジェクトのモーションを記録するCappucinoが複数オブジェクトに対応しました。この機能アップにより、ダイナミクス配置の動きをモーションとしてベイクできるようになりました。ちょっとしたダイナミクスアニメーションの記録ができます。これは、ユーザーの皆様からの要望により、実現しました。
スキャッターペンでストローク調整が可能に
スキャッターペンでオブジェクトを配置したあと、ストロークの設定を変更できるようになりました。もともとオブジェクト配置後に配置ツールなので移動はできましたが、ストロークのパラメータを変更したい場合は、アンドゥをして書き直す必要がありました。SP1では、ストロークを終了ボタンを押すまでは、パラメータをリアルタイムに変更できるのバランスを見ながら調整ができます。
WindowsでのMagic Bullet Looksのパフォーマンスが向上
S24では、ビューポートがOpenGLからDirectXになったため、OpenGLを使っていたMagic Bullet LooksはS24でCPUになり、ビューポートでのリアルタイム表示でのパフォーマンスが落ちていました。今回のアップデートによりGPUに対応になりパフォーマンスが向上しました。
VFX Suite 1.5.3
VFX Suiteは、MacのGPUパフォーマンスを最適化するAppleのMetalテクノロジーのサポートや、Supercomp、Optical Glow、Chromatic Displacement、Spotclone Trackerのマルチフレームレンダリングを追加することで、パフォーマンスが大幅に向上しています。