ZBrush for iPad
ZBrush for iPadがついにリリースされました。
ZBrush for iPadは革新的なデジタル彫刻で、UIが刷新されて高度なカスタマイズが可能になり、他にはないブラシシステムとApple Pencilおよびタッチベースの機能を備えています。アカデミー賞を受賞したZBrushをいつでもどこでも使って、リアルタイムでスカルプトやペイントを行い、想像をカタチできます。
iPad用に再設計されたUI
デスクトップ版クイックメニューを拡張したZBrush for iPadは、ユーザーインターフェイスの高度なカスタマイズが可能で、スカルプトツールを簡単にアレンジして、より最適化されたパーソナルなエクスペリエンスを実現します。
また、Apple Pencilのダブルタップ、Apple Pecil Proのスクイーズをカスタムして、ポリゴンのエッジ表示やポリグループの使用といったアクションも使用できます。
右利きでも、左利きでも快適に
iPad版は、ブラシの切り換えやブラシサイズの変更のモディファイアをペンを持つ手とは逆の手で行えるようになっています。そのため、左利きの方でも快適に使えるように左手モードが用意されています。
ツールが入れ替わり、iPadを持つ手の方でツールの切り換えや筆圧やブラシサイズを変更できます。
デスクトップ版から継承した豊富なブラシ
デスクトップ版にある多くのツールや機能を提供しており、実際の彫刻テクニックを念頭に置いて作成された、独自のデジタルスカルプトブラシのコレクションも含まれています。
人気の機能である、ダイナメッシュや、Sculptris Pro、LiveBooleanなども、もちろん使えます。
VDMブラシで、複雑な形状を加えるのも簡単です。
ディテールにこだわれるパフォーマンス
いつでもどこでもスカルプトできますが、ポリゴン数に妥協はありません(iPadのメモリーとバージョンによって異なります)。たとえば、1テラバイト(TB)以上のストレージを備えた最新のM4 iPadは、サブツール当たり最大で9200万ポリゴンにも対応可能です。
Zリメッシャーも使えます。
ファイルのエクスポート・インポート
ZBrush for iPadのサブスクリプション版は、OBJ、USD、ZTL、ZPRのエクスポート、インポートができます。また、MAもインポートが可能です。
ZBrushサブスクリプションにZBrush for iPadも提供
現在、ZBrushサブスクリプションをご契約されているユーザーの皆様は、iPad版もご使用いただけます。デスクトップ版とiPad版は、別認証になっているため、一つのライセンスでデスクトップとiPadの両方で起動して同時に使用することができます。
そして、ZPR / ZTLファイル等の形式や、GoZやOBJ / USDのエクスポートを利用して、iPad版とデスクトップ版でデータを行き来することもできます。
iPad版ライセンス
もちろん、iPad版のみを使いたいという方向けに、iPad版のみのライセンスもご用意しています。
初心者向けに無料版も用意
世界最先端のデジタル彫刻アプリケーションをお試しになりたい方のために、ZBrush for iPadには無料プランもあり、最も人気の高い28のブラシのほか、ダイナメッシュやSculptrisPro、Zスフィア、Zリメッシャーといったツールの機能(一部機能制限あり)を使って、確固たるスカルプト体験を提供します。なお、無料版は汎用フォーマットへの書き出し機能が制限されています。
いつでも有料のZBrush for iPadバージョンにアップグレードして、200超のブラシと書き出しを含めたフル機能にアクセスできます。