『養老訓』読み終わりました
『有吉の壁』ではなく
2003年にベストセラーとなった『バカの壁』を書いた解剖学者の養老孟司の『養老訓』読み終わりました
『養生訓』は貝原益軒の書いた健康指南書ですが
こちらは、年老いて生きていくための指南書かな
訓の壱 不機嫌なじいさんにならない
外されても楽と思える生き方
考える基盤は政治・経済でなく国土
訓の弐 感覚的に生きる
概念的思考からの脱却
訓の参 夫婦は向かい合わないほうがいい
直角に交わる、並んで食べる
訓の四 面白がって生きる
本は自分で結論にたどり着くための道具
訓の五 一本足で立たない
「なんでもあり」多様性を感覚的に捉える
訓の六 こんな年寄りにならないように
ネチネチ腹を立てない
「仕方がない」という感性を持つ
団体行動は避け、自分でプランを
訓の七 年金を考えない
「お金を使わない」という幸せ
志半ばでプッツンと逝ってもいい
訓の八 決まりごとに束縛されない
スパッと決めるのは危ない
「憲法」矛盾があってもいいじゃないか
制度を過信しない
訓の九 人生は点線である
一番いいのは欲を持たなくなること
損得なんて関係なくなる
私が「それはおかしい」と言うと
父が「まあ、いいじゃ〜ないか、そう言うな」と口癖のように言っていたことが少し理解できるようになったかも
「はっきり白黒つけないことがいいこともある」と言いたかったのかな
「夫婦は向き合わないほうがいい」
実践してみますか
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