【東方非想天則】格ゲー経験のないド素人が東方非想天則を1年間プレイした思い出を語る
皆さんご無沙汰しております。小泉純一郎です。
東方非想天則をプレイして1年が経過したので今までやってきたことを振り返るためにもまとめたいと思います。
なお一部プレイヤーの名前や特定のディスコードサーバー名が出てくるのでご了承ください。
また、東方非想天則は格ゲーじゃないだろという方はライフポイントを半分払って効果を無効にして破壊します。
自己紹介
まず格闘ゲームの経験についてですが、一切ないわけではなく小学生環境でのSFC版ストリートファイター2と大乱闘スマッシュブラザーズ64を多少遊んだことがありました。それ以外の格闘ゲームの経験は一切ありません。これを書くと年齢がバレますが…それぐらいはいいでしょう。
東方非想天則はデータを所有していました、ただ多分ポート開放等が出来ず環境がなくて結局対戦できなかったと思います。一応プロファイルは作ってあり、当時のプロファイル名が小泉純一郎でした。当時の私は一体何を考えてたんでしょうかね。
初めてのネット対戦
始めたきっかけは最近東方非想天則が流行ってるらしいぜ?と伝聞されてそういえばデータ持ってたような?で始めました。
そしてコントローラーを掘り起こしてコマンドの割り当てをしてとりあえず天則動くぜ!
キャラクターはどれにしようかな?この中だとレミリア・スカーレット好きだしこれにするかぁ!で3秒で即決!
ちょっとCPU戦やってみてとりあえず動くし動作確認OKだ!
ではいくぞ!東方非想天則の対戦が行われているディスコードサーバーにいざ突撃!!!
サーバーはこちらです、せっかくなので紹介しておきますね。
https://discord.com/invite/4Wd4SyK
はい。現在でもバリバリ動いている東方非想天則対戦サーバーです。どうやらBOTにIPを投げると対戦相手を自動で募集してくれるらしい!これ開発した人すげえなあ~~めっちゃ便利だねえ!
余談ですが当時は出来なかったポート開放が住まいが変わった結果簡単に出来るようになってました、面白えな、めぐり合わせっていうのは、これは天則をプレイしろとのお導きかもしれない!
というわけで早速対戦!!
…
秒で死んだ。
しかも死に様が魂魄妖夢相手にひたすら炯眼剣で全部いなされて死んだ。
最後らへん六根清浄で決めてやろうみたいな感じでひたすら待っててそれに突っ込んで死んだ。 射撃でケアできるとか知らんし。近づくだけで精一杯だし。
なんなんだこのバッファローの下痢便みてえなやつは。これお互いおもんねーなって言いながらやってんだろうなあ~~とは思いつつも一応対戦感想は書くというハウスルールがあるようなのでとりあえず書く。
奇跡的にバケモンみてえなやつに当たっただけだ、多分闇社会のドンか何かなんだろ、確率的には裏白蛇の低層で開幕特殊モンハウ引いたようなもんでしょ、事故だよ!事故!次いくぞ!!!
…
次の相手も秒で死ぬ
その次の相手も秒で死ぬ
とにかく射撃が避けられない、なので近づけない、そして全身に矢傷を負いつつ近づいたら追い返される。射撃射撃打撃、早死三段活用基本ですねぇ。
もはや勝負の体をなしておらずただの蹂躙でした。
ああーーーここ魔窟だわ。多分文明人住んでない。修羅の国に上陸した途端ボコされるファルコみたいなもんだ。ファルコですら敵わないのにトーシロが行っていい世界じゃねえや。
なるほどな、15年の年月が経ってるゲームに残ってる人って修羅しかいないんだ。世が世なら北センチネル島みたいなもんだ、外界の人間は途端見つけ次第殺されるんだ。ていうかこのゲームに関わると多分よくない、見なかったことにしよう。
このゲームネット対戦やるよりタイトル画面眺めてたほうがまだ面白いまであるな、もういいやさよならバイバイだ。
そうして私の天則ライフは終わりを迎えたのでした。
天則系youtuberなるものを見つける
翌日ディスコードを起動してみると魔窟から逃げ帰るのを忘れておりアカウントが残ってしまっていたので魔窟から通知が来てしまわれた。見てみるとどうやら配信やるよ!との告知が来ていました。
どうやら天則系youtuberなるものがあるらしい、やっぱ天則流行ってるんだねえ。こんなもん流行らすとか悪魔の所業か?しかしyoutuberらしいツイッターを活用した宣伝方法、絵文字を大量に投下して目につきやすいようにしていて抜け目もなし。ハッシュタグをしっかり入れてサムネイルには見栄えしやすいフォントと文字のバランス。あまりにも業務的すぎてまるでスパムのようだな…そしてこの魔窟でわざわざ宣伝している…こいつも魔窟の住人か?悪魔と契約してんのか??と既に天則というコンテンツに恐怖を覚えつつはありましたが配信を見る分にはいいでしょうとのことで配信を見てみることに。
すると普通に対戦が行われている、なんならコメント欄も結構活気づいている、そしてみんな対戦を面白そうにやっているしフランクなコメントをしている。
あれ?天則ってこういうゲームでしたっけ?温かみ、感じるんでしたよね??
そして配信概要欄にリスナーさん向け初心者歓迎の交流用サーバーはこちらと書いてある、どうやら魔窟とは違う天則のサーバーが存在するようだ、だったらいくぜ!!第二の魔窟へ!!
初心者歓迎の天則サーバーに着陸
というわけで天則系youtuberの概要欄のURLから新しい天則サーバーに入ってみることに。
余談ですが、ここは初心者向けサーバーというわけではなく初心者もいるし鉄板強者もいるけどあくまで天則の交流用サーバーらしく天則をプレイしたいというユーザーがかなりいました。
サーバーはこちらです、せっかくなので紹介しておきますね。
https://discord.gg/2a3cYX7Xnf
サーバーに入っていきなり初心者向けにポート開放補助ツールやラグを緩和するツールなどの導入を1から説明してくれている。
わからないことがあったらなんでも聞いてくださいね的なやさしいおじさん(以下天則おじさん)がいっぱいいらっしゃる。
そして何より魔窟よりも対戦が賑わっている、対戦後の感想や雑談などが常に動いており、なんならボイスチャットに10人以上いる。
これ本当に15年前のゲームか?と思うぐらいである。
そしてこのサーバーではプロファイル名とサーバーの名前は一致させてくれとのこと、OK!
あとはプロフィールを書いてくれよな!とのこと、OK!
そして何を思ったのか対戦募集をするよりボイスチャットに突撃する蛮行を行います。なぜならボイスチャットに人がいたからです。言語は人類の最大の叡智ですよ。
ただ魔窟で痛い目に遭ってきている身、最大限警戒しながら探り探りこのサーバーおよび天則というものはどのような雰囲気なのか探り探りいきましょう。
すると初見さんいらっしゃい的なノリで天則おじさん達に迎えられました。まあ名前が名前だったのでファーストインプレッションの面でアドバンテージがあったとはいえどうも天則というコンテンツに入ってきた人は誰であろうが沼に沈める風潮でもあるのでしょうか。
とにかく高待遇で、接続出来ないとかポート開放とかわからないことある?他の格闘ゲームやってた経験ある?どういう経緯でここに来たんですか?彼女とかはいらっしゃらないんですか?どうして郵政民営化したんですか?ゴッドフィールドやりませんか?など小学校で転校した初日ぐらい主役になっていました。
あまりにも距離感が近くて天則プレイヤーは全員ファミリーなのかと勘違いするぐらいです。
とりあえずボイスチャットにいた人に接続テストも兼ねて対戦してみませんか?とのことで通話をしながら対戦をしてみました。
教えてもらうが用語を理解できない。
とりあえず接続テストを兼ねた対戦をしつつ、親切心からアドバイスをもらうもアドバイスの内容が理解出来ません。
それはそう、2Aとか3Aとか言われてもどれがどれだか全くわからないのです。
おそらく格闘ゲーム経験者であれば簡単に理解できる内容であるがそこの基盤が一切無いのでコマンドを理解してる前提で説明されても理解する段階にいなかったのです。
テンキーを見ながら2は下だから、あっ!これかあ!のレベル。これは他の格闘ゲームをやっていない弊害がゴリッゴリに出ていました。
偉い人「2A当たったら2Cからハイジャンプキャンセル5Cからj8Aで〆て魔法陣です。」
「それはフレーム有利だから暴れていいよ、暴れが通らないまで振っていい」
「j6Aは低空から打つとカクハン取られるから打つなら高空で」
「リバサはハイジャン通ると強いから1回は見せておこう」
「その増長に対してはどんどん暴れていいしリターン求めるなら2A差し込んでいきたいですね」
「j2Aからはカウンター確認から落ち着いてディレイ入れて2C入れると打点が高いですね」
いや何の呪文やねん!!!!😠
そしてこれの良くないところは相手に一切の悪意がなく善意で教えてもらっているだけなのにお互い気まずいだけなのです。
唯一理解できたのは試合始まった直後にしゃがむのは挨拶であるということだけでした。
このままではいけないということで後日練習モードでテンキーを見ながらどうやったらどの技が出るのかを確認します。
すべてを覚えるのは難しかったので直感的にわかる技はモーションで名前を付けて覚えることにしました。(3Aはスライディング、4Aはペチペチ、j6Aは頭突き、jAは飛び蹴り等)
用語についてはどうしようもなかったので自分で調べようと思いましたがここは初心者に優しいサーバー、こういう不明点はしっかり整備されています。
その後とりあえず対戦しながらわからないことがあればどんどん調べていきます。そして自分に無い情報はどんどん人に聞いていきます。情報を求めれば出てくる。まるで大学の図書館のようなものです。知識は宝だよ。
テキストでの情報は交流用サーバー以外にも比那名居天子Wikiも非常に充実していたのでかなり使いました。天子ちゃん以外の基礎情報が多いので天子ちゃんを使わなくても困ったらここを見ておきましょう。
せっかくなので紹介しておきますね。
ただ格闘ゲームやってる人からしてみれば当たり前だろ!のような情報が意外と不足してました。
そういうときはとりあえずで聞いてみます、質問の要点を掴んで完結にすればとても丁寧に説明してくれる、天則おじさん達は知識が豊富な上に人に教えるのが上手い。
どんどん対戦して知識を増やしていきます。この頃は勝ち負けも関係なく覚えたことがやれれば楽しいです。
やりたかったコンボを実践で出来たときは本当に面白いです。特に立ち回りや差し合いなど目で見えない要素に関しては上達を実感しにくいですが、コンボは魔法陣という明確な結果が出ます。そのためやってきた成果が目に見えるので達成感がありました。あとはクレイドルとかスカーレットデビルとか読み合い関係ない技で不利状況を無理やり改善する悪いクセもつきました。だってぶっぱなしたら明確な結果が出るんだもん。
やって1ヶ月ぐらい、勝ち負けできる相手が出来た
やってるうちに最低限の立ち回りやコンボができるようになりました。
もちろんハイジャンプが不発することもあるし結界はハチャメチャな方向には出ますがマストでやるべき行動(寝かせたら置き攻め、射撃を置いてから突っ込む)やタブー的な行動(射撃が盤面にある状態での単騎突入、相手の真上で受け身、ペチペチ持ってる等早いキャラ相手の無理な暴れ等)はある程度把握できていたと思います。
特に射撃をグレイズすることがとても身についたと思います。射撃をガードしていると一生不利になりますからね、これは身についたというより体で覚えたというのに近いかもしれません。
その結果同じような実力の人と勝ち負けができるようになり対戦が成立することが多くなりました。
勝ったから次はもっと勝とう!とか勝ったリプレイを見直していい部分はどこだったのか研究しよう!とか意識高いことにはならないんですが、ゲームを続けていくという点では勝ち負けできる相手がいる環境は本当に恵まれていました。
もちろん勝率でいえば北斗揃いが単発終了するぐらいの確率なのですが勝てると楽しいのが対人ゲーム。
逆に言えばいままでは勝ち負けはなくひたすら負けているだけだったというわけですね。よくバチクソにボコられて1ヶ月も続けていたなと思います。というのもこの天則というゲーム、一発逆転の要素や運が絡む偶発の要素が一切ないので実力差があると絶対に勝てないように設計されています。実力がある程度拮抗して初めて運の要素が絡むといっていいでしょう。
なので今日も元気に墓場へ連れて行かれます。
ただ元気に墓場に連れて行かれるにしてもボイスチャットや雑談などでワイワイやれた環境があったのが要因として大きかったですね。
天則で遊ぶ上で勝ち負けが出来る相手が存在した、フランクな会話が出来る人がいたという2点を含めてとても恵まれた環境だったと言えます。あとはクレイドルとかスカーレットデビルとか読み合い関係ない技で不利状況を無理やり改善する悪いクセが悪化していきました。
やって3ヶ月ぐらい、サーバーで初心者限定の大きな大会に出た
どうやら交流用サーバーで初心者向けの大きな大会があるようなのでそちらに出場する運びとなりました。
初心者帯では勝ち負けができるプレイヤーは多少はいましたがいまだに上位のプレイヤーには全く歯が立たない状況。しかしサーバーに参加するプレイヤーとしてサーバーおよび界隈の盛り上げに貢献したいという思いで参加に至りました。
この大会で優勝したのはもちろん自分ではなく別のプレイヤーです。
ただ優勝者は天則に対する取り組みが非常にストイックかつマインドが成熟しており強くなるための言語化が特に上手でした。それぞれのキャラクターおよびプレイヤーの強みは何か、弱みは何か、強くなるステップを考えて、煮詰めて、仕上げた結果が優勝ですからね、勝つべくして勝ったといえるプレイヤーでした。
せっかくなので紹介しておきますね。
実は大会の参加は初めてというわけではありませんでした。
このサーバーでは毎週火曜日21時30分に勝ち上がり形式の大会が行われており、時間の都合がついたタイミングでちょこちょこ参加はしていました。当然1回も勝ったことはありません。
ただし総当り形式の大会は初めてでした。トーナメント形式の大会表を見てどうやってやるんだろうな?って言ってた覚えがあります。
ルールは簡単でブロックの総当りを終えるまでに2回負けたら終わりです。2回負ける前に総当りを終えると勝ち上がりというルールです。
とはいえ大会自体には参加経験があったのでいつも通りエントリーをしてそのまま即2回負けて敗退という流れになりました。
ただ最終的に見れば3-3で順位は4/7でした。ブロックでの順位は丁度真ん中の4位でした。意外とイケるやん!
試合内容だけで言うとこれは上振れしないと無理だろうなあという相手がわかっていたので、上振れを祈って魂のスカーレットデビルが不発して終了となったのが思い出深いですね。
この頃になるとキャラクターをしっかり動かせており、ある程度自分の考えを持ってプレイできていました、そのためここはしんどいけどグレイズで待ちだなぁどこかで射撃置けるタイミングはないかな?ここは射撃置けないけどこの距離なら突っ込んで差し込みいけるし危険だけどいくか~など立ち回りによる判断力がついてきていました。
よくバチクソにボコられると成長しないと言いますが、ここは行かないほうがいいだろう、ここは降りて仕切り直しだ、という歯止め的な能力は育っていたように思います。
このゲームは死ななければ負けないのでバチクソボコられていると生存力だけはどんどん育っていきます。
ですが悲しいことに相手を倒さないと終わらないのでメチャンコ上手い人相手だと倒すことができないので、最終的には苦しいけど行かなければいけない状況が来てしまいます、そして玉砕します。が、窮鼠猫を噛むぐらいの悪あがきはできていたと思います。
もちろんネズミにライオンは倒せないので勝つことはできません。
そして今日も元気に墓場へ連れて行かれます。あとはクレイドルとかスカーレットデビルとか読み合い関係ない技にウォークが追加されさらに対話拒否選択肢が増えていき状況改善に切り返し技をチラつかせる場面がどんどん増えていきます。
やって半年ぐらい、はじめてチーム戦に出場した
どうやらなまかわねむサーバーで5人でチーム組んで勝ち上がり形式の大会が開かれるようです。
チーム戦ではありますがチームメンバーは5人誰でも良いなので同じキャラクターでチーム組もうぜ!とかおっさん同士でチーム組もうぜ!とか昔からのよしみで組もうぜ!とかチームメイクに色々コンセプトがあったようでした。
個人としては前の大会同様サーバーおよび界隈を盛り上げたいと思っているので今回も参加表明。
最終的にはチーム組めてない人と組んで余りがないようにするつもりでしたがまさかのチームのお誘いを受けたのでそちらで参加することに。
えっ、そんなに強くないけどええんか…?と内心思っていましたが誘われるのはとても嬉しかったので即決でチーム決定!
ここで問題となるのが今までの大会含めた天則の対戦は個人で完結しているものでしたが、チーム戦となると話は違います、チームの勝利のためには勝たねばなりません。
しかし対戦相手は錚々たるメンバー、格上しかいません、であれば普通にやっても勝てません。
であればやれることは唯一つ、上振れを起こすしかありません。
上振れとは何か?そう、いままで散々やってきた対話拒否選択肢の押し付けです。クレイドルもウォークもスカーレットデビルいっちょ当てに行きますか!!💪
初心者大会でも上振れ狙いで痛い目にあった経験はあるとはいえ、普段バチクソにボコられてる格上に何度もやってきたじゃあないか。
愛と勇気を振り絞ってやるしかねえな!
これがうまくハマって勝ちました。いままで勝ち負けもロクにできず格上相手の勝ちなど数えるほどしかなかった自分が、チーム戦という舞台で、格上相手に、必要な場面で勝つことができたのです。
これが本当に嬉しかった。1年間天則やっててアドレナリンが出たのはこれだけです。それだけこの試合は最高に興奮して最高に高揚した。個人でやる天則であれば負けたとしてもまあ死ぬ分にはいいでしょうと達観してる場面が多く、時にはヤケクソクレイドルが原因で落命することも多々ありましたが今回はチームを背負って責任を果たすことができたのです。
ちなみにこの試合はたまたま配信されており、上記元配信の1:00:41から試合開始しています。
ちなみに2回戦目は今まで1ラウンドも取れた事のない鉄板強者相手、特に大きな波も起こせず終了。3回戦目は1ラウンドも取れたことのない相手にリスク背負った択を狙って振っていき上振れるものの後が続かず落命。
結果だけ見れば1回戦目以降は負けてしまいましたが1回勝つという仕事が出来ました。本当に嬉しかった(2回目)
この頃になるとキャラクターをしっかり動かせるようになっており、あれだけ困っていたハイジャンプが出ないということもほぼなく、結界の不発・暴発もほとんどなくなっていました。これは練習もありますが実践でどんどん経験を積んだ成果です。特に結界に関してはトレモで練習できないので対人あるのみです。
あとはちょっと打点が上がるコンボルートを開拓して修正したりしていました。
例えば
・スライディングおよびj2Aカウンターヒット→2A→5C→jAAをしていたところを
・スライディングおよびj2Aカウンターヒット→2C→5C→j8Aに改善 等
ちょっと打点が出るようになりました。
一般的にはそんなもんやってれば感覚的にわかるだろ、なんなら1日で出来るだろ。っていうようなもんですが知らないとわからないのがこのゲームなんですよ。その上、手癖になってるコンボを矯正するのは難しい、余裕のあるときに新しいコンボをやってみて粘り強く覚えていきます。
他には距離による違いによる立ち回りがかなり身についてたように思えます、特にミッドレンジ~アウトレンジでは相手の射撃をケアしつつどうやって距離詰めようかなあ~~というプランニングがかなり出来上がっていたと思います。
また画面を広く見れるようになっており相手のデッキのカードの状況、霊力がどれぐらい削れているのか、次の天候は何かを見ることがかなり出来ていました。
相手のカードを見れると切り返しの有無が確認出来ます。霊撃やガ反であれば使われたら使われたでいいし運良くガードできればいいなで済みますが、無敵昇竜等の打点が出る技であればそうはいきません、無理して攻めるのか最大値は下がるがケアして攻めるのか、一旦チェックして切り返し誘うのか等、駆け引きが発生します。
もちろん全部のカードを把握できればいいんですがすべてを覚えるのは難しいので切り返しは率先して覚えていました。
相手の霊力の状況を確認できていると霊力を割りにいく判断が出来ます。また霊力が少なくなると結界の選択肢も濃くなるのでどのタイミングで結界が来るのか、上結界であればj2Aで打点取りたいな、という具合に固めからのアクションに派生が生まれます。
天候が見れると次に発現する天候に備えたアクションが出来ます。ただ天候は見れてはいましたがコントロールまでは出来ないので、川霧が見えたら次台風だし台風呼びたいなあ~~よしダウンしよう。台風嫌だなあ~~よし受け身取ろう。あとちょっとで天気雨だし結界バリバリ切ってよさそうだな。ぐらいです。が、いきなり台風来るのと台風来るだろうなでは全然違うので見れるに越したことはありません。
ちなみに初心者同士でボイスチャットで対戦してるときに、「次台風だしこのまま固めて終わりやなあ~」 相手「え、まじ、ほんまやん!やべえじゃん!!」でカード4枚マッハでシャカパチして即切り返し使ってそのままダストで殺してきたやつ、それ実質自分の勝ちでいいですよね。
画面を広く見れるようになったのはやはり自分のキャラクターの操作精度が上がっていることにより相手キャラクターから多少目を離しても何やってるのか大体把握できていたというのがあるでしょう。
普段からバチクソボコられてはいるが技術面で成長は遅くとも知識面での成長が大きかったように思えます。
とはいえ多少知識武装したところで急激に強くなるわけではありません。
鉄板強者「はぇ~それ知ってるんだ~~やるねえ~~じゃあこれで殺しますね」と今日も元気に墓場へ連れて行かれます。あとはクレイドルとかスカーレットデビルとか読み合い関係ないものに対してスライディングやウォークから不利フレームでクレイドル差し込んだり霊力ないときにスカーレットデビルしたりとなまじ画面を見えているがためにどんどん大胆になっていきました。
ちなみにこのタイミングでも例のブロック総当りの2回負けたら終わりの初心者大会がありましたが3-3で4/7でブロックの順位は丁度真ん中の4位でした。前回と一緒やん! 相対的に見れば全然成長してねえなこいつ
やって9ヶ月ぐらい、そろそろ育たなくなる
育たなくなるというのは語弊がありますが目に見えて上達速度が遅くなります。プラトーとシグモイドの成長曲線みたいな感じですね。
例えるなら風来のシレンでレベル1から20まで上げるのは経験値が少なく済みますがレベル51から70に上げようとすると大量の経験値が必要になります。するといままでの成長速度に対して現在の成長速度が鈍化しているように感じられます。
そしてなによりサーバーに入って9ヶ月となると後から入ってきた人に追いつかれます。なんなら人によっては1ヶ月も経たないうちに追い抜かれるようになります。
ゲームの成長に関しては自己評価ですし自分が満足できていればそれでいいんですが、このゲームは対人ゲームである以上勝ち負けは相対評価となります、そのため元々いる鉄板強者にバチクソボコられている状態で更に後から入ってきた人にバチクソボコられているとさすがに強い劣等感を抱くようになりました。
ただそんなこと嘆いたところで何も変わらないですし、他人は他人だしマッハで成長できる人もいればもう育たないような枯れ木のような人間もいるしそれはしょうがないですよね、というような割り切りも必要になってくると思います。
天則に限らずゲームであれば楽しむ余裕がなければ長続きしないですからね。
ここらへんのメンタルコントロールは技術や知識が介入できない部分になるので辛そうな人も結構見てきましたし何なら見送ってきました。
特に他人に期待の新人だ~とか強くなれる素質がある~とか背負ってる人ほど重みが増えるだけのように見えていました、だからこそ報われることがあればそれはとても喜ばしいことだと思います。
背負うものも何もなく、失うものは髪の毛だけの自分にとってはそんなことは特に関係なく、否が応でも今日も元気に墓場へ連れて行かれます。
改善できたところとしては
・空中でjAをガードさせたときの固め継続方法および降ろしての2A拾い
・強欲な固め、j2Aorj2Cから入ってC射撃複数回当ててjAAorj2Aからいけそうなタイミングでスライディングで割る。
・とりあえずハイジャンプしておく意識、サーヴァントフライヤーを置けるタイミング 特に後ろハイジャンプは後ろダッシュよりグレイズが長いので活用する。
あたりはうまく習熟できていたと思います。
ただこれらは大局を大きく変えるような知識ではないので成長した感覚がないのは当然といえるでしょう。
ちなみにこのタイミングでも例のブロック総当りの2回負けたら終わりの初心者大会がありましたが今回は出場者が多かったです。結果は5-3で早々に2回負けて終わりです、ブロックの順位は9人中4位でした。3大会連続で4位じゃねえかよ! Mr.中間人間ここに誕生か?
やって1年、なんだかんだ継続してプレイしている
というわけで激動の1年でした。
伝聞で始めた天則が1年も続くとは思いませんでした。
たまたまハードディスクにデータが残っていて、たまたま魔窟を発見して、たまたまバチクソボコられておいてなおそのまま魔窟サーバーに残っていて、たまたま天則youtuberを見つけて、たまたま放送を見て、たまたま交流用サーバーに着陸して、たまたま継続してプレイできていますからね。面白いですね、めぐり合わせっていうのは。
そして1ヶ月ぐらいで勝ち負けできる相手が出来たのも継続してプレイできた理由付けになるでしょう、たとえ勝率が低くてもたまに勝てる時は楽しかったですね。
半年までで出来ることが一気に増えたことも楽しくプレイできた要因でしょう、それには教えてくれる天則おじさんや元々整備されていた用語集や基礎知識などが大きく役立ったと思います。
チーム戦は一番楽しかったですね、1年で一番輝いていたのではないでしょうか。
それ以降はあまり育つこともなくバブル崩壊後の失われし30年な感じでしたが天則への向き合い方は他所は他所、うちはうちで切り替えてなんだかんだプレイできてはいましたし、今まで天則で過ごしてきた時間が多く、天則コミュニティ自体の居心地がよかったのも継続してプレイできた要因でしょう。
ちなみに先日、例のブロック総当りの2回負けたら終わりの初心者大会がありました。結果は4-2で結局2回負けて終わりです、ブロックの順位は7人中4位でした。4大会連続で4位じゃねえかよ! やはりMr.中間人間、いやむしろMr.Ⅳとでも呼んでくれたまえ!
最後に
トータルで見ればすごく楽しい1年でした。今後もマイペースで天則を遊べていければいいなと思います。
サポートしてくれた天則おじさんや魔窟サーバーおよび交流用サーバーの管理をしてらっしゃる方々には感謝しかありません。
もしこの記事を見て天則やってみたいなあ!という方大歓迎!魔窟サーバーに飛び込んでとりあえず天則やってみるもよし!交流用サーバーに入ってとりあえず天則やってみるもよし!
せっかくなので改めて紹介させて頂きますね。
ちなみに、魔窟サーバーを散々罵っていますが天則で対戦するだけであれば一番優秀なサーバーだと思います、とにかく募集BOTが便利すぎる。BOTに募集かけることで接続テストまで出来るし。開発者は偉大だ。
交流用サーバーはコミュニティが栄えています。天則おじさんと交流したいならこちらをおすすめします。結構古のプレイヤーがいるらしいです、たまに古のプレイヤーがサーバーにやってきて古のプレイヤー同士で同窓会をしている。やはり天則はコミュニケーションツールだった…?
天則系youtuberです。1日に8192回ぐらい天則でエゴサしてるバケモンです。天則についてつぶやいたらなんかいいねやリツイートが飛んできた!そんな経験ありませんか?それは十中八九この妖怪天則人間の仕業です。
とにかく天則界隈の盛り上げに貢献している配信者です。
大体火曜日に天則大会の放送をしています。
突発で天則トツ待ち配信や雑談配信などをしています。最初は悪魔だと思っていましたが1周回ってやっぱり悪魔かもしれません。
余談ですが…
実はこのゲームは対戦までがすごい難しいゲームです、15年前のゲームゆえに自動マッチングなんて便利機能は当然ないですし、対戦するにしてもポート開放だの接続チェックだの煩わしい要素が多いです。またそれらを解決するにも環境面での難解な要素も絡んでくるため対戦までのハードルが非常に高いです。ただ現代に置いては補助ツール等の存在もあり15年前と比較すると対戦までのハードルはかなり易化したように見えました。当時は天則に興味あったんだけど結局対戦できなかったんだよなぁ…実はポート開放ができなくて…というそこのアナタ!令和のこの時代だからこそ是非天則サーバーに入って天則をしないか?天則はいいぞ!
環境面に関しては全部天則おじさんが丁寧に教えてくれるぞ!!!!!
レッツ天則!!!!ビバ天則!!!!!
それでは書きたいことも書いたので、私は今日も元気よく墓場に行ってこようと思います。
ではまた
以上