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FL50mm F1.4IIオールドレンズで動画撮影

私が激推しするキヤノンのオールドレンズ「FL50mm F1.4II」(1968年)ですが、動画撮影でも面白い写りをしてくれます。オールドレンズ独特の滲みを愉しむため、敢えて一眼レフカメラを用い、たまに活用しています。

レンズ滲みを愉しむ動画撮影

長女が演奏するピアノをキヤノンAPS-C機「EOS 7D Mark II」で撮影した際の動画がこちら↓

絞りは開放f1.4で撮影。それ故に滲みが酷いのですが・・・逆にそれがなんだか不思議な雰囲気となって良いかな?と肯定的に”敢えて”開放にしてみた次第。
上記動画は(曲名字幕こそ入れていますが)カメラ撮影部分は”撮って出し”の無加工。演出としてアリと思うのですが、如何でしょう?

補正レンズ入りマウントアダプター

レンズ装着にあたってはFL/FDマウントをEFマウントに変換するマウントアダプターを介しているのですが、このマウントアダプターにはフランジバック長の関係で補正レンズがアダプターに入っています。

最近のミラーレス機と違って、一昔前の一眼レフカメラ用マウントアダプターではよく見られた仕様です(ミラーレス機が全盛の昨今ではすっかり見かけなくなりました)。その為、補正レンズの影響も少なからず受けており、滲み感が強調されている感もありますが、まぁ、それも一興。

画角について、カメラ「EOS 7D Mark II」はASP-C機のため、35mm判フルサイズレンズ換算でレンズ焦点距離が換算1.6倍となります。これが動画撮影のFullHD(1920×1080)で撮影の場合、換算で約1.74倍となるため、50mm × 1.74倍 = 87mm相当の画角に相当にします。

50年以上も経過したレンズが、今だにこうした遊びに活用できるのは実に愉しい。正に「レンズは資産」「レンズは一生モノ」ですね。〔了〕

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