聖戦の系譜初見プレイ雑記 親世代1/2(続き書く予定)
このゲームについて
1996年に発売された聖戦の系譜
三すくみ、恋人システム、スキルシステム等と現在のファイアーエムブレムシリーズのシステムの根幹を作り上げた作品
大陸全土を舞台に親と子の2世代に渡る骨太な戦記物のストーリー、ストーリーにもシステムにも大きく絡んでくるカップリングでユーザーの心を掴み、今も良くも悪くも根強いファンが多い作品である。
縛り等ルールや方針
特に設けていないが、撃破数稼ぎを進んでやることはしていない。
あくまでレベルアップをメインにしてるつもりです。
カップリング成立のためにターンを進めることはやっています。
注意事項
2023年3月現在で27年前なのでUIやゲーム性に難を感じるところもあります。
筆者は小学高学年のころからその存在を知っており、当時からインターネットで聖戦の系譜の話を何となく知っているので完全な初見プレイではありません。
特にカップリングも拘っていませんが、プレイ中のつぶやきでフォロワーさんの反応で決めたところもあります。
以上のことを頭の片隅入れていただければ幸いです。
今回はゲーム途中ですが、自分が持ったキャラクターの感想やマップの攻略についてのメインに話します。
前回のエンゲージよりかなりマイルドな感じになりますがご了承ください。
エンゲージも2週目の感想も書きます
総評
騎馬ユニット使いやすい
剣が相対的に強い
シグルド軍、政治的根回し弱すぎる・・・
一部のイベントがノーヒントで、事前に知っていなければわからんだろ
3章終わってからの絶望感が半端ない
プロローグの大事さと描写の丁寧さ
人気の秘訣を何となく感じた
ストーリーの主な感想
隣国の公女が攫われたことから物語が始まる。現在の最新作であるエンゲージにはなかった、モノローグがあり、章に入る準備がしやすい。
大河ドラマのようなストーリーと言われる評に私も納得する。1章までシグルドの活躍が目立っているが、その裏ではマンフロットを始めとする暗黒教団の暗躍があり、彼らは多くのプレイヤーが悪であると思うが、彼らだけの正義や理由を元に活動している。マップ上の村を訪問すれば、この大陸の情勢がそれとなく補完されたり、また状況によっては戦争の一番の被害を受けるのは彼ら一般市民たちであることを実感できる。
ヴェルダンは暗黒教団の間接的支配下でグランベルに侵攻するも、シグルドによって征される。
アグストリアはシャガール王の野心をマンフロイが巧みに操り、グランベルと戦争を始める。主君であるシャガールと親友であるシグルドとの間に挟まれたエルトシャンの苦悩と騎士に殉じた滅びに心を動かされた。アグストリアとシグルドがよろしくやっている間には、海賊のオーガヒルが虎視眈々と機会をうかがっている。またディアドラとシャナンのある行動がさらなる悲劇につながり始め、上から彼らを見るだけの私にとってなんてものを見せつけられているんだ(褒め言葉と悲しみ)という気持ちになった。
親友を失い、祖国から反逆者の烙印を押され、さらに最愛の妻が失踪するというなか、シレジアに亡命したら内乱に巻き込まれる。しかもその内乱に祖国が一枚かんでいた。シレジアで世話になったマーニャに悲しい結末があり、助けに行きたくても物理的に進められずただ見ているだけのプレイヤー。マーニャを倒したのはユングフィ家のもの。同じ家族でも敵と味方にわかれるなど、これは本当にフィクションかと言わんばかりのストーリー。日本史だと真田とかかな?とまぁこの重厚感あるストーリーがたまらず、どんどん話にのめり込んでいった。
そして5章のあれ。そりゃあヒーローズで実装されたシグルドたちの超英雄に涙するエムブレマーがいるはずだよ。やってわかったし、俺もそうなった。そりゃあ、シリーズで一番の人気作と言われますよ。しかもこれでまだ半分って。カロリー過多で倒れるわ!!
27年前のゲームなので流石に今とテイストが違いすぎだが、こうしっかり抑えるところ抑えるって大事だなって思う。風花雪月が聖戦の系譜を意識して作品作ってあの人気を出したから、やっぱストーリーテキストって大事だなって思った。
キャラクター紹介
シグルド
みなさんご存知、ゲーム三大不幸な主人公の一人。序章から上級職のロードナイトといきなり自軍最強キャラになっているので世話にならないことがなかった。上級職なのでCCボーナスは貰えないがそれでも十分な強さ。スキル「追撃」を持っているので戦端を開けるのにも適している。序章からぎんの剣を貰えるので火力も出しやすく、終始これ一本で戦える。あとはリングをどうするかくらい。カップリングも固定なので運用的にも自由度が高いほうだと思う。聖戦の系譜はとにかくマップが広いので移動力が本当に大事だなと思った。
無謀とも言えるヴェルダン侵攻を跳ね返し、アグストリアの動乱の終結、亡命先のシレジアでの政変の平定、父の仇を倒すなど、武力統率力にが極めて高い描写が多く、最前線の現場指揮官としては極めて有能。大陸西側の勢力を彼の軍隊だけで全て鎮圧したという事実は、歴代主人公と比べても、その強さは引けを取らないであろう。ただし政治的な駆け引きに疎いというか、シアルフィ家が運が無いというべきか。彼の父バイロンが、才知に溢れるクルト王子の信任に厚く、物語開始前のイザーク遠征に同行するなど地盤固めをしており、反王子派だったドズル家とフリージ家は不利なはず・・・だったのだが、マンフロイ(ロプト教団)の暗躍でクルトは暗殺されるし、容疑をかけられた。アムール王もシアルフィ家のことを信頼しており、王子暗殺の容疑に懐疑的だったが、アルヴィスたちの工作により最後までその容疑が晴れることはなかった。誰か一人でもバ―ハラにシアルフィ家のものが居れば、あの悲劇のようにならなかったかもしれないが、父はシグルドは言わずもがな、妹エスリンがレンスターのキュアンの元に嫁いでいるため、どうにもならなかっただろうと思う。ゲーム開始時点まえで順当に見えたシアルフィ家は実は詰んでいた。ここまでいくとマンフロイに脱帽するしかない。合唱。
ノイッシュ
シアルフィ家の騎士でシリーズ恒例の赤いほう。性格は真面目。スキルが「必殺」と「突撃」で画像の通り一発の大きさで戦うタイプかもしれない。次に話すが相棒のアレクと比べて個人的には使いづらかった。聖戦の系譜は「追撃」のスキルがないと、他のシリーズみたいに攻撃速度が一定以上、上回っていても追撃が発動しないという仕様。もう一つのスキル「突撃」は一定以上の体力と速さが上回っていれば、もう一度戦闘をするというスキルなので安定感がない。とスキル的に使いづらい印象が持った。実際、育成状況は常にアレクより遅かった。またパラディンの武器レベルが剣と槍のどちらもBなので銀の武器で長所をさらに伸ばすことも出来ない。Bで使えるゆうしゃシリーズは彼より渡したいキャラが多かったので結局余りもので戦い続けた。ざんてつ剣やナイトキラーなどの特攻武器やてやりを持たせるべきだったか。
アレク
シアルフィ家の騎士でシリーズ恒例の緑ほう。性格は楽観的で軽い。スキルは「連続」と「見切り」で先のノイッシュに比べると使いやすい印象。レベルも常にアレクのほうが上だった(1の差だから誤差かもしれんが)。追撃のおかげで結果的にノイッシュよりダメージを与えやすいのもその印象を与えたかもしれない。シルヴィアとの会話があるので相棒より相手を見つけやすいのかな。
アーダン
固い、強い、おそい!の三拍子が揃ったみんなの人気者。基準がわからないけど、このアーダンは速いほうなのでは?イベントで取った追撃と軽い剣で物理相手にはかなり有利に戦っていた。戦線に間に合えば。あの広さで移動力の低いアーダンを動かすのはかなりしんどかった。下級時代も剣だけで戦うのは辛い。幸いなことに城を守ることを迫られる展開が全くなかったので、常に前線に向かっていたのは良かった。フォロワーさんで推しの方が多く、是非使ってほしいというリプライもあったので進んで使うようにした。魔法にさっぱりなのは見ての通りだが赤緑も大概なのであまり気にしなくて良い。CCすると物理4つ使いこなせるので使い勝手は上がる。なお移動力。剣と槍がAになるのは幸いか。ただ想像してたより守備が低かったと思う。また騎馬ユニットのヒット&アウェイが強力なので、騎馬ユニットに比べると戦果は上げづらかったと思う。あと4章の途中で戦力外になるのは許さん。カップリング相手はアイラ。5章のアイラに可愛いと言ってアイラが照れたのは萌えた。隠しイベントが多かったり騎馬二人より恵まれているかと思う。スキル「待ち伏せ」とCC後に「大楯」。あまり生かせる場面はなかった。
アーダンの色々正直なところは好ましい
アゼル
ヴェルトマー家の公子。アルヴィスの異母弟。「追撃」持ち。CCしたら騎乗するので育てるモチベは高い。基本はファイアーとエルファイアー使ってた。魔力が20超えたのは素晴らしい。魔道士の宿命としてアーマーをひたすら焼いてました。これから毎日鎧焼こうぜ?カップリング相手はティルテュ。二人とも魔道士だから、魔力が伸びると良いな。
レックス
ドズル家の公子で唯一の良心のいい男。アゼルと共に序章で加入した。政敵であるシアルフィ家に味方したのではなく、アゼルの付き添いというあたりが、人の好さと頭の良さを感じられる。斧を使うので回避に期待できず、画像の通り命中も不安定になりやすい。幸いなことに「エリート」のスキルがあるので育成は楽。1章でキンボイスからておのを手に入れれば育成はさらに楽になるだろう。なお命中率。同章でゆうしゃの斧が手に入ると安定感がさらに増す。力はそうそうカンストするので他が伸びるかがポイントか。
カップリング相手はシルヴィア。予期せぬ相手だったけど、すぐに成長するから戦力になるかな。「待ち伏せ」もあるよ
キュアン
レンスターの王子でシグルドの義弟。火力だけは軍でもトップクラス。スキルは「連続」。レベリングの場所間違えて、レベル30までいかなかった申し訳ない。序章で妻と部下を引き連れて登場。上級職なのだが、敵が斧だらけなのでなかなか苦戦することも。4章開始時に離脱するのもなんとなく知っていたのでレベリングは意識していたが、ゲイボルグを持つと誰も攻撃し来なくなる罠。でも持たないと集中砲火を受けるという。技があまり伸びなかったけどこんなものなのかな?速さは伸びたけど。5章で妻と共にシグルドの救援に向かうも、彼らの後をついてきたアリオーンたちによって殺される。エスリンが先に落ちたので最後は無抵抗に・・・ただ一騎だけゲイボルグで落としたので一矢は報いたか。娘はトラバントに連れ去られたがどうなることやら・・・トラキアと緊張状態なので言葉が荒々しいところも見られるが、アイラには普通に接していたので知っているか否かの違いなのかなって。彼も父親も正義のために命を落としても構わない思考は騎士としてはともかく上の立場の人間としては残念なところも。シグルドもエルトシャンも似たところはあるが。
エスリン
シグルドの妹で、キュアンの妻。髪色は母親似か?スキルは「必殺」。剣と杖を使うトルバトールで、CCすると槍も使えるようになる。基本は杖を使うユニット。最前線に立つには火力が足りず、「追撃」もないので殲滅力も減る。ただほそみの剣を装備すると回避がとても高くなるので回避壁として前線に立つ起用が目立った。また馬に乗る杖ユニットなので酷使が目立った。最前線にいるシグルドたちに杖を振るだけで経験値が貯まるので、一番最初のCCユニットになった。序盤はシグルド兄妹が過労死する。4章開始でキュアンとフィンと一緒に離脱し、5章でキュアンと共に再登場するがその後の展開は先ほど書いていた通り。娘のアルテナがずっと泣いていたのは幼いながらも両親が居なくなると感じていたからかな・・・兄と結婚した義姉ディアドラを気にかけるなど周りがよく見えていたり、母のいないシグルド親子の代わりに色々苦労していたことを考えると彼女の最期はとても悲しい結末であった。アスクで二度目の人生を夫や兄たちと共に過ごして欲しい。
フィン
レンスター家に仕える槍騎士。フォロワーさんのファンが多いフィン。聖戦唯一の親世代と子世代に出てくるユニット。主君と同じ3章終了後離脱。序章と1章は斧ばかりで活躍できないも、2章から強くなってきた。キュアンとのイベントで能力アップやゆうしゃの槍を手に入れるなど育てるのは楽な部類だと思う。本当はラケシスとこいびとにさせるつもりだったが不成立。独身祝いに主君が使っていた、てやりとぎんのやりを渡しました。ゆうしゃの槍はシレジアに行きました。次週は1章からラケシスとくっつけようと思います。
エーディン
ユングフィ家の公女で双子の妹。紋章のユミナに続く「けだもの」発言シスター。序章で拉致られたことで物語が始まる序盤のキーパーソン。シスターになるのも姉の無事を祈るためなど優しい性格で、さらにこの美貌であるため、彼女に好意を持つ男性が多いと。罪な女だ。エスリンにリターンの杖を渡したり、恋人に武器を渡すなど気が利く女でもある。完璧な淑女じゃん。典型的な杖振りユニットでスキルはなし。CCしても「追撃」も「連続」もないので余った魔法を持たせながら杖をずっと振ってました。ワープとリターンを振っていたらすぐにレベルが上がる。魔力も伸びるので回復量も文句なし。魔防は高くないので魔法相手に出せるとは限らない。エレンさんやナターシャとは違うのだ。
彼女の心を射止めたのはジャムカ。なんでかは忘れたけど、歩幅が合う事も多かったので。あとはジャムカの説得台詞とかかな。
デュー
エーディンと共に捕らえられ、ジャムカと共に解放されそのままシグルド軍に入った盗賊の子供?敵に攻撃を当てればお金を盗むのだが初期能力ではなかなか先頭に出せなかった。3章で風の剣を手に入れてからは、遠くからチクチクお金を奪い、シグルド軍のお台所を潤していった。CCしてからは追撃も入り戦闘もこなせるようになった。回避が高いのでオーガヒルから攻撃されなくなったりもした。4章では橋を直したり大忙し。こんなに軍で活躍しても独身エンドだった。
「太陽剣」と「値切り」があるのでアイラとくっつけたくなる。太陽剣が死にスキルになってもいいので金使いの荒い杖ユニットの子供の親とくっつけてもいいのかな。あとは同じシーフのパティの親であるブリギットとか。
ジャムカ
ヴェルダン王国の第三王子。本当は早逝したバトゥ王の長男の息子、バトゥ王とは爺孫の関係。ガンドルフに捕らえられていたエーディン(とついでにデュー)を逃がし、バトゥ王のために戦うイケメン。明らかに他のヴェルダン人と顔つきが違う。母親似か?初期装備のキラーボウだけで十分と言わんばかりの活躍を見せる。3章でキラーボウの撃破数がカンストし、その後も追撃連続必殺で相手が倒れるまで矢を射続けるセルフ流星で撃破を稼いだ結果、シグルド軍No.1の勝利数を上げた。
嫁はエーディンで歩数の都合もあったり、なんとなくこの二人が良いなと思ってくっついた。貰った勇者の弓はミデェールに渡した。
力と速さが伸びるが技が伸びない、ゴンザレスダーツ型の成長率は流石のヴェルダンである。数少ないスキルリングの恩恵が大きいユニットではないだろうか?
顔も中身もイケメンな王子、デザイナーが気に入って超強化された勝ち組でもある。
ディアドラ
精霊の森で生まれた美少女、シグルドと電撃的な出会いから即結ばれる。あのころまではシグルド軍の幸せの絶頂期であった。
出番が大変少なく、サンディマにサイレスをかけた後が大変。画像の通り頑張ってレベル30まで上げた。何故CC出来ないのか。ワープの無駄ぶりは大事。オーラも重いのがね。ただ彼女の一発はとても重く大体の敵は瀕死以下に陥ることもありそれは楽しかった。あと魔防の高さもあり2章ではそれとなく活躍できた。なお3章。
色々辛すぎる・・・
頼むからアスクでは幸せになってくれ・・・頼む・・・頼む・・