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今日はコスモスの日だから、これまで撮ってきたコスモスの写真のなかでいちばん自分で好きだと思う写真を載せようと思う。

日付が変わって今日、14日は「コスモスの日」だそうだ。
コスモスと言えば、ぼくのこれまでのカメラ人生のなかできっといちばん撮ってきた花。これまで季節を問わず、ほとんど毎週のように都内の公園をまわっては季節の花を切りとってきた。今年も残暑が厳しいとだれかが言い出したら、そろそろ彼らに会える時期になったサイン。予備のバッテリーをふたつ持って、今年もキミに会いに行くんだ。

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ここにもたくさんの写真を載せてきた。「みんなのフォトギャラリー」にあげた写真も、ずいぶんとたくさんの作品を彩らせてもらった。
つい先日、とってもうれしかったことがあった。

コスモスの写真といえばだいすーけさんだな!と思って

ぼくの写真をヘッダーにつかってくれたnoteを、twitterにシェアした。そうしたらそこに、こんなリプライを寄せてくれたんだ。それがとっても嬉しくてたまらなくて、その数行のリプライを何度も読み返してしまった。自分が好きでしてきたことが、だれかの印象にのこっている。「○○といえば」なんて、自分の好きなものと結びつけてくれたこと、たとえお世辞だったとしても(そんなふうに思ってないけど)さいこうに嬉しいじゃない。

ぼくはいったいここで何をしているんだろう、いったいどうしたいんだろう。これが将来の役に立つのかだれのためになるのかどうしたら読まれるのかどうしたら評価してもらえるのかどうしたら話題にしてもらえるのかいったい、ぼくはどうしたいんだろう何を求めているんだろう。
そんなふうに迷うことばかりで、いつも芯がぶれてしまって、まわりの芝生はほとんど全部真っ青でキレイで、それでもこんなふうにもらったひと言ですべてが報われた気がして。
そうやって今日もぼくは、だれかに生かされているんだ。深夜のテンションで書いてはいるけれど、これはほんとうにそう思ってる。

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今日はコスモスの日だから、これまで撮ってきたコスモスの写真のなかでいちばん自分で好きだと思う写真を載せようと思う。べつにもったいぶったわけじゃないけど、これまで一度も載せたことのなかった写真。
これです。あくまで自分がいちばん好きという意味で。


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運なんですよ、うまく撮れたっていうの。いい感じの光が来て、晴れ過ぎていなくて緩やかな風が吹いて、たまたまいい表情をしているコスモスが目の前にいた。ぼくは、シャッターを切っただけだ。だから、運なんです。
運、なんだけど。ひとつだけ、これは憶えている。シャッターを押す直前に感じた、なんとも説明しづらい予感というか、確信みたいなもの。

ああ、きっと来た。

ファインダーを覗いて、風に揺れるコスモスがピントの位置に来るその瞬間を狙っている。狙っているんだけど、そこに来てくれることが何となくわかっていた。このときだけ、ほんとうにこのときだけ。それを感じたんだ。後にも先にも、ほんとうに、このときだけ。

そしてこれを撮った4年前の10月それ以来、コスモスに限らずぼくは、これより納得できた写真を撮れたことはない。なんてそんなの情けないけれど、残念ながらそれは事実で。
あの感覚を、もう一度味わいたい。
カメラを好きでいるモチベーションというか、理由は、それなんです。

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今日は何の話をしてるんだろう。深夜だから、って何の言いわけにもならないんだけど、タイトルもひとりごとって予防線はってるくらいなので大目に見てほしい。
あとは何だろう。
この自粛生活がはじまったころから本格的につくるようになったポエムの数が、30を超えました。
ポエムをつくっていくんだと、それなりに固い決意をもって臨んだことだけど、まさかここまで楽しく取り組んでいるとは思ってもみなくて。湧いてこなくてパニックのときもあるけれど、今はその状況を楽しめる余裕もすこしだけできた。こんなのをつくろう!というよりは、どんな言葉が出てくるかな、とやや客観的に眺めている感じ。すこし前にIllustratorの勉強をはじめて、さいきんPhotoshopも触りはじめた。表現の幅も、もっともっと拡がるはずだ。これからも、楽しみながらつくっていきたいな。

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深夜のひとりごとが1,700字まで伸びるとは思わなかったけど、今日はこんなことを書きたいなと思っていました。
要約すると、「好きなことを黙々とやれ」っていうことなのかなと、ここまで書いて思っています。原稿用紙1枚で足りたかも...むう。
さいごまでおつきあいありがとうございました。
コスモスの写真、地味だけどこれほんとうに大好きな写真です。時間があったらまた見にきてください。
この土日ほとんどnote読めていないので、今日は読む時間つくるつもり。
それでは。
おやすみなさい。








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