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偽りのない優しさを。
昨日の投稿には、非常に多くの反応をいただくことができた。
相次いでリリースされた、素敵なマガジンたちの紹介記事。
これを読んで運営者さんやピッカーさんたちの熱い思いの詰まったマガジンに興味を持ってくれる人がすこしでも増えたら、とても嬉しく思う。
ふらっとここに遊びに来てくれた人がいたら、上の記事にもぜひ足を運んでみてほしい。
記事内、マガジンやnoteを引用させていただいたみなさん、改めてありがとうございました。
さて。
今日の夕方、東京は激しい雷雨となった。
職場の窓に打ちつける、タタタタ、という雨の音と、そのはるか上から聞こえる、ゴロロ...という雷の轟音。
おとなりの千葉県ではいまだに停電や断水の続いている地域があると、ニュースやSNSで確認している。
そんなところにこんな雷雨が行っていなければいいのだけれど。
願うことしかできない状況に置かれるたび、自分の無力さに唖然とする。
すこしでも早く復旧することを、月並みな言葉で申し訳ないと思いながらも願わずにはいられない。
精神的にも体力的にも厳しいところ、ここで敢えてお名前を挙げることはしないけれど、もうここでもtwitterでも前から仲良くさせていただいている方が、まだまだ生活に不便を強いられているようだ。
その方のtwitterのリプ欄やnoteのコメント欄を覗きにいった。
そこにはみんなからの大量の心配メッセージと、丁寧な感謝を述べる、その方の返信があった。
電波状況の悪い中、心配を伝えるみんなの投稿に、それは一つひとつ、丁寧に。
もちろんぼくも、メッセージを送っていた。
すこしでも早く、復旧しますように。
ご家族みんな、体調崩されませんように。
返信の手間をかけてしまうかもしれない、気を遣わせてしまうかもしれないと思いながらも、やっぱり声をかけずにはいられなかったから。
するとやがて、優しい言葉ありがとう、という内容の返信があった。
その返信を読んで、ぼくは思ったんだ。
優しいのはぼくじゃなくて、あなたの方なんですよ。
みんなからの大量の心配メッセージが、何よりその証拠。
みんながふだんからマメに気にかけてもらって、あなたのことが好きで、そんなあなたのピンチに、みんなが心配の声を上げている。
だから、優しいのはあなたの方なんだ。
優しさを数値化して測ることなんてもちろんできないし、人によって感じられ方も違う。
どちらがより優しいっていうことでもなければ、困っていても声を上げなかった人が優しくないなんてそんなはずもない。
それでもやっぱり、優しさっていうのはかけた分だけ返ってくるものなのだろう。
大丈夫?
うん、ありがとう。
たくさんのそんなやり取りを見て、ぼくはそう思った。
もちろんね。
返ってくることを見越してかけた打算的な優しさなんて、絶対にどこかでその薄っぺらさが露呈する。
そんなつまらないことではなくて。
好きな人たち、大切な人たちに、普段からどれだけ優しい態度で接することができるか。
偽りのない優しさを、普段からどれだけこころの内にもって接することができるか。
それが大事なことなのだろうと思う。
頑張って伝えようとする必要はないかもしれない。
アピールなんかしなくていい。
難しいけれど、それでも大切な人たちには、あなたたちを大切に思っているということ。
自然に伝わるような振る舞いが、普段からできるといいよね。
となりにいても、電波に乗せていても。
当たり前のことだけれど、今夜はそんなことを考えていました。
みんながすこしでも穏やかな時間を過ごせますように。
今夜もそう願いつつ、今日のnoteはおしまいにしたいと思います。
いつもお付き合いいただき、ありがとうございます。
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