真に受けることを、してみる。
なんかだいすーけさん、実年齢よりも全然若く見えますよね!
ふたりの間柄にもよると思うけれど、たとえばこれって何て答えるのが正解なんだろう。
「そんなことないですぅ近寄られたらバレちゃいます~」
とか、きっと喜びながらも話半分に聞いておきますくらいの感じが基本的にはいいんだろうな。
でもぼくは、けっこう前からこころがけています。
「そうですか?ありがとうございます」
こう答えることを。
まぁ、そんなにいつも「若いですね!」なんて言われるわけではないけれど、残念ながら。
真に受けることを、してみる。
これが、今日のテーマ。
お世辞を言われたら、ありがとうございます。
そんなことないですって言うとか、相手の言葉の裏を読んで言いたいことを斟酌するとか、そういうことを、できるだけしないようにしている。
何で?
って思いますか。
思うでしょう(強引)。
その理由は、
・人に「ありがとう」と言えるチャンスが増える
・自己肯定感が上がる
・いちいち相手の真意を考えたりするストレスとさよならできる
から。
明らかにお世辞だってわかっていても、ほめられたら「ありがとう」と言う。
言われたことの、否定をしない。
たとえそれが、皮肉だったとしても。
みんながそう思うかわからないけれど、言葉って不思議なもので、つかっているとその言葉に引っ張られる。
汚い言葉ばかりつかえばこころも汚れるし、丁寧な言葉をつかえば背筋が伸びる。
感謝の言葉をつかえばこころがこもる(惰性の「ありがとうございま~す」じゃダメ。言葉の意味や重みをわかった上での話)し、否定ばかりしていれば自分のことさえいとも簡単に否定することに慣れてしまう。
だからぼくは、素直に真に受ける。
「ありがとう」と言う。
騙されたと思って、ほんとうに騙されてみる。
すると、どうなるか。
「ありがとう」と言われて嫌な気分になる人、そうそういないんですよ。
マジかよコイツ?
そんなふうにぼくのことを思いながらも、相手は悪い気はしていない。
バカにされているかもしれないリスクはあるけれど、そんな人とはそのあと関わらなければいいだけなので、一度は騙されてあげる。
ぼくも、ほめてもらってうれしい。
素敵に受けとること、否定をしないことで、自己肯定感だって高まる。
ほんらい、嘘はついちゃダメ。
でも、ほめられたことを否定する(たとえそれがお世辞であっても)と、虚しくなることありませんか?
「だいすーけさんの彼女さん、すてきですね」
「だいすーけさんの写真、きれいですね」
「だいすーけさんの仕事、早いですね」
ぼくは、「そんなことないです」とは言えない。
自分の好きなもの、こと、人、に関してだったらなおさらだ。
自分の気持ちを落とさない程度で、人を傷つけなければ、嘘はついてもいい。
100%、思っていることじゃなくたっていい。
だからぼくは、「ありがとう」。
「ありがとう」の持っている力。
これってほんとうに、計り知れないのです。
さらに言えば、相手の真意を読むなんて、それが粋な場合やそうあるべきと思われる場合、ポジティブな会話の場合を除いては、やるだけ無駄だと割り切ってみる。
ほめられてるんだかけなされてるんだか、みたいなときは、ほめられていると思えばいい。
「はっきりおっしゃっていただけませんか」とか「何が言いたいの?」とか、そんなふうに言えないときもある。
だったら、「ありがとう」。
痺れを切らした相手がわかりやすい物言いをしてくれるようになるかもしれない。
「単刀直入」を教育することだって、できなくはないんです。
もちろんぼくだって本音のコミュニケーションがしたいし、多くの場合、普通にしている。
誓って言うけれど、こんなふうに思っているからこそ、みんなとここやtwitterでお話しているときに、お世辞や遠回しな嫌味を言ったことは1度もありません(もちろん直接的な嫌味も!)。
でもやっぱり社会で暮らしていれば、とらざるを得ないコミュニケーションもある。
価値観の共有が難しい相手もいる。
そんなとき、すこしでも自分を消耗させないように。
最善な方法ではないことは承知。
それでもぼくは、自分を守ることを優先しています。
ふだん柔らかいことばかり書いているけれど、必要とあらばこんな「優しくない」ことだってします。
真に受けることを、してみる。
有限の優しさを、届けるべき人のもとへ届けるために。
必要悪ではないけれど、そんなことが活きるときだってある。
朝からあまりポジティブじゃない話題でごめんなさい。
気持ち新たに、週の後半がんばります!
ではではみなさま。
今日も素敵な1日になりますように。
さいごまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
いただいたサポートは、ほかの方へのサポートやここで表現できることのためにつかわせていただきます。感謝と敬意の善き循環が、ぼくの目標です。