覚悟と勇気と、万全のリサーチをもって。
大切な人と行く旅のプランを考えるときの、何とも言えない感覚が好きだ。
あっちに行って、こっちに行って。
こころはすでに旅立っているかのような、そんな時間。
旅は、計画したときからはじまっている。
こんなしあわせな気持ちの一方で、だれもが感じることではあるだろうけれど、ぼくが大切にしたいと思っている感覚がある。
それは、「旅を絶対に成功させなくちゃ」というプレッシャーだ。
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「まずはここに行って、ここを何時に出て。宿はここだから、つぎの日は何時に起きて...。」
どれだけ楽しく有意義に過ごせるか。
不慣れな土地で、すこしの手違いで険悪なムードになってしまったら、それこそ取りかえしがつかない。
覚悟と勇気と、万全のリサーチをもって。
ぼくは粛々とプランを立ててゆくのだ。
...みたいな。
冒頭で「何とも言えない感覚」と言ったのはこのことで、しあわせな気持ちに不安と心配が入り混じったような、そんな感覚のこと。
これは自己満足でしかないのかもしれないけれど、大切な人と過ごす時間を想像しながら、そのために悩み、準備をし、それをよい形で実現させていこうとする努力をすることは、そのこと自体がとても恵まれていることなのだと思う。
旅が終わって結果楽しかったかどうかは、このプロセスを納得のいくまでしっかり踏んだかどうかにかかっていると言い切ってしまってもいいくらいだ。
楽しむために費やした時間。
それが共有できていれば、楽しくないわけがない。
すこしのミスやアクシデントがあったとしても、一緒に笑って乗り越えられる。
そしてきっと、こういうことの積みかさねこそが、大切な思い出たちを受けとめ守っていく土台になり、ゆるぎない絆になっていくのだと思うから。
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ということで。
令和の幕開けとともに。
ゴールデンウィークは、パートナーとふたりで金沢へ旅に出てきます。
はじめて行く土地だから、今頑張って予習をしているところ。
大切な人との時間を、すこしでも有意義に過ごすために悩み、考える。
相手のためだけではなく、自分のためにも。
そんなふうに思いながら、旅に出る前のこの時間を、この「何とも言えない感覚」とともに過ごしています。
頼むね、『ことりっぷ』。
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<おわりに>
こうした時間はなにもパートナーと過ごす時間だけに限らず、これまでぼくの愛情とお金を無限につぎ込んできた世界一ラブリーな姪っこ(4歳)とのデートでも同じです。
こんどは水族館がいいかな。そろそろ映画も行けるかな。
楽しんでくれるといいな。
と、ドキドキわくわく提案したことに、「やっぱりどうぶつえんがいい~」とひと言。
「承知いたしましてございます」、と、頭で必死に練りなおす。
大切な人と過ごすために費やす時間。
みなさんもきっと大事にされていると思いますが、それは人生でもっとも有意義なひとときなのかもしれませんね。
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「みんなのフォトギャラリー」に投稿する写真をいくつかポストして、失礼します。
これまでの写真も「だいすーけ」で検索していただくとすべて出てくると思いますので、記事のテーマに合いそうなものがありましたらぜひつかってやってください。
本日もお付き合いいただきありがとうございました。
言い忘れていたのですが、こんどの金沢の旅、うちのパートナーは何も考えずにふんぞり返っているわけでは決してありませんので...。
彼女の名誉のために。
さいごにお伝えしておきます。
それでは、また。