![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/148173103/rectangle_large_type_2_e92a39439fae95f1164c27da60025d3b.png?width=1200)
【時事】熱中症対策「P-PEC」ってなんだ?
どうもmaxiです。
今日ネットで気になったニュースがありました!
重い熱中症、氷風呂で全身冷却 1個5万円も「命に比べれば安い」(朝日新聞デジタル)
6月下旬、富山市内の芝生の上に置かれた浴槽に、中学生が次々と水を入れていく。氷を入れると、即席のアイスバス(氷風呂)が完成した。5分もかからなかった。
サッカーチーム「VIENTO(U-15)」は昨年、折りたたみ式アイスバス「P-PEC」を購入した。主な目的は熱中症の応急処置。1個5万円(税込み)だが、栗山政和代表は「子どもの命と比べれば、安いものです」。現在、大学やスポーツ団体などに70個以上の導入例がある。
熱中症対策で大きな浴槽をを即席で作りそこに大量の氷水を入れる事で
アイスバスと呼ばれる氷風呂ができるという事です。
「スポーツや労働中に起こる労作性熱中症は重症になると高体温になり、意識障害や全身のけいれんが生じることがある。救急車が到着するまでに全身を冷却できれば臓器障害の可能性を下げることができ、アイスバスは有効」と話す。
記事によると
熱中症は重症になると意識障害や痙攣を起こすことがあり全身冷却は臓器障害の可能性を下げられるという!!
肉体労働やスポーツにおける熱中症は現在の日本の高温化を考えると
以前よりも管理者は考えておかなければならないものだと思います。
それ故にこの
「P-PEC」
はとても有効な物であるなと思いました。
この「P-PEC」がとても気になったので少し調べてみましょう!
「P-PEC」とは?
この「P-PEC」についてもっと具体的に何なのかを調べたところ
公式サイトでものすごく丁寧に説明してくれていました!
ここでは
『熱中症の応急処置と設置3秒のアイスバスP-PEC公式サイト』
と銘打って
「P-PEC」の有用性を記載してありました!
貴方の学校や職場やチームから、絶対に熱中症による死者を出さない為に!緊急時に備えてアイスバス P-PEC の導入をお願いします!
とサイト内で強く歌っているように
絶対的に熱中症で死者を出さないため!!
と強い意志が伝わるサイトです。
□何よりもスピード
設置3秒のアイスバスP-PEC
と謳っているだけあり熱中症はスピード勝負だという事です。
意識が無い、朦朧としている、受け答えがおかしい等の症状の出た重症熱中症患者の深部体温は40℃超えになっており、30分以内に38℃台まで冷却しないと生命や後遺障害発生の危険が高まります
40度を超えている重症熱中症患者は30分以内に38度台に熱を下げないと
生命や後遺障害が発生する可能性が高まる!
そして
30分以内に下げるには
救急車を待っていると間に合わない!!
そのために
全身を即冷却できるアイスバスが必要という事でした。
□AEDと同じように!!
P-PECさんの記事によると
熱中症は重症化すると死に至る恐ろしい病気で、短時間で進行して行きます。
今は軽症だと思っても数分後には中等症から重症へと進行する事も珍しくありません。
重症熱中症の救命には現場で直ちにアイスバスで全身冷却をすることが最善の方法とのことで、
救命に値する冷却速度を得る為には「水の熱伝導率と浸漬する事による冷却面積の広さ」を最大限に利用できるアイスバスを利用しない理由はないのです。
脇や鼠径部を氷等で冷やす部分冷却では接触面積が狭すぎて救命効果は期待できないとのことです!
水の熱伝導率は空気の20倍という事で体の一部を冷やすより全身を水につける方が体が冷えるとのことです!!
しかし学校や職場には
全身が入るアイスバスはない
という事で
AEDのように「誰でも!どこでも!簡単に使える!」
熱中症応急処置用アイスバス P-PEC(ピーペック)が開発されました!
この小さく収納できて、即設置できるアイスバスを
学校に
会社に
施設に
イベント会場に
設置しておく事で
AEDのように緊急事態に備えましょう!!
という事です!
めちゃくちゃいい考え!!!!
最後に
「P-PEC」について簡単に調べましたが
最初は
「へーいいですねー」
といった感じでしたが
きちんと調べると
『めっちゃいい!!大切!!どこのコミュニティも取り入れるべき!!』
となりました!!
朝日新部デジタルに乗っていた記事の中で
1つ5万円だが
「子どもの命と比べれば、安いものです」
とサッカーチームの代表が発言していました。
1つ5万円は確かに高額です。
まずは国や地方自治体で購入して
大量に作ることができれば
幾らかは値段も下がり
中小企業や町のスポーツ少年団や個人的なコミュニティでも購入できるようになってくるはずです。
しかしながら管理者は
この5万円を
高いと考えるか
安いと考えるか
きちんと考えるべきだと思いました。
「P-PEC」がもっと広まるといいなぁ。