
【発達・福祉・療育】障害者手帳ってなに??
どうもmaxiです。
前回はこのシリーズで、
受給者証についてお話しさせていただきました!
今回は
子供が取得できる
障害者手帳
についてお話しできればと思います。
子供が取得できる障害者手帳
日本において、子どもが取得できる障害者手帳には主に3つの種類があります。それぞれの手帳は、対象となる障害の種類や程度によって異なります。
1. 身体障害者手帳
□対象: 身体に障害がある人(視覚障害、聴覚障害、肢体不自由など)
□等級: 1級から6級まで
2. 療育手帳
□対象: 知的障害がある人
□等級: 各都道府県によって名称や等級が異なるが、主に「A(重度)」と「B(中軽度)」に分かれる
※私の住んでいる県では4段階あり
最重度 A◯
重度 A
中度 B
軽度 C
となっています。
3. 精神障害者保健福祉手帳
□対象: 精神に障害がある人(統合失調症、うつ病、発達障害など)
□等級: 1級から3級まで
これらの手帳を取得することで、
□医療費の助成
□公共交通機関の割引
□福祉サービスの利用など
さまざまな支援やサービスを受けることができます。
※申請方法や必要書類は自治体によって異なるため、詳細はお住まいの市区町村の福祉窓口に問い合わせてみてください。
前回の復習
通所受給者証の取得
今回は障害者手帳についてのお話ですが
前回の記事で触れました
通所受給者証の取得の際にも
障害者手帳を利用して申請することができますので、ここでもかいつまんで簡単に説明しておきますね。
通所受給者証は通所サービスを利用するために必要な証明書です。
取得のために障害者手帳の所持が必要となる場合がありますが、具体的に以下の手帳が該当します。
1. 身体障害者手帳
2. 療育手帳
3. 精神障害者保健福祉手帳
これらの手帳のいずれかを持っていることも取得の条件の中の一つにあたります。
自治体によっては診断書など他の書類や、
セフルプランで取得可能な場合もあります。
※こちらについては上記記事に詳しく記載してあります。
通所受給者証が発行されると
指定された通所施設でのサービスを利用することができ
その際の費用が軽減されるなどの支援を受けることができます。
障害者手帳を取得するメリット・デメリット
障害者手帳を取得することには、さまざまなメリットとデメリットがあります。ここでは、子供の障害者手帳の取得についてのメリットとデメリットの一部を紹介します。
メリット
経済的支援福祉サービスの利用:
□障害者手帳を持つことで、福祉サービスや支援を受けることができます。例えば、デイサービス、ホームヘルプ、リハビリテーションなど。
□医療費の助成: 医療費の一部または全額が助成される場合があります。
□公共交通機関の割引: バスや電車の運賃が割引になることがあり、移動の負担が軽減されます。教育支援
特別支援教育: 特別支援学校や通常の学校での特別支援クラス、個別の支援計画など、教育面でのサポートが受けられます。
補助具の貸与: 学習補助具や支援機器の貸与を受けることができます。
社会的サポート
生活支援: 地域での生活支援や相談支援を受けることができます。
住宅関連の助成: 住宅改修費の助成や公営住宅の優先入居などが受けられることがあります。
※各サービスの対象手帳に関してはお住まいの自治体にご確認ください。
デメリット
プライバシーの問題
個人情報の公開: 障害者手帳を持つことで、障害に関する情報が一部の機関や人に知られることがあります。
社会的な偏見
偏見や差別: 一部の人々や社会の中で、障害者手帳を持っていることによる偏見や差別を経験する可能性があります。
手続きの手間
申請手続きの複雑さ: 手帳の取得や更新には医師の診断書が必要で、手続きが煩雑になることがあります。
定期的な更新: 障害者手帳は定期的に更新する必要があり、そのたびに手続きが必要です。
まとめ
障害者手帳を取得することで、さまざまな経済的、教育的、社会的なサポートを受けることができますが、プライバシーの問題や社会的な偏見、手続きの手間などのデメリットもあります。障害者手帳を取得するかどうかは、家族や専門家と相談しながら慎重に検討することが重要です。
最後にメリットとデメリットのところで
デメリットを書きましたが、
私個人としてはデメリットは感じていないです!!
療育手帳を取得することで多くのメリットを得ることができます。
取得することに心理的なハードルを持つ方もいるかと思いますが
私と妻は療育手帳を取得して良かったと心から思っています。
取得の方法が難しいと思うようでしたらお住まいの自治体に相談すればきちんと取得の手順と、書類の書き方も教えてくれるはずです。
お子さんの将来のためにも早めに取得しておく方が
多くのメリットを享受できると思います。
よろしければ手帳取得の参考にしてくださいね!
ここまで読んでくださってありがとうございました。