【BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)】ボストンの良さ
医療用サンダルとしての背景を持つビルケンは、その独特の履き心地とファッション性の高さから数多くの愛用者を抱える素晴らしいブランドだ。
もちろん私も例に漏れずファンの一人で、ボストンのトープとチューリッヒのブラックスエード、キョートのトープを所有している。
今回はそんなボストンを実際に履いてみて感じたことを書いていこう。
名作と呼ぶに相応しいデザイン
コロナ禍により在宅勤務への移行を余儀なくされたため、家で過ごして出かけるにしても近くのコンビニか最寄駅までという生活が長く続いている。
そんな中、ほぼ毎日と言っていい程に履いているのがビルケンシュトックのボストンだ。
何が良いって、楽チン。なのに面構えも良い。ビルケンの数あるモデルの中でも1番ビルケンらしいとも思える丸みのあるアッパーが何とも言えない愛おしさである。
またこのアッパーがあることによってサンダルとスニーカー(革靴)の中間のような汎用性も生まれている。機能性の洒落感のバランスが非常に取れているデザインであり、まさしく名作である。
愛用している色”トープ”について
私が愛用しているのはトープという、白っぽいベージュのスエードだ。このトープというのもビルケン以外では耳なじみの無い言葉だが、どうやらフランス語でモグラを意味するtaupeからきているそうな。
「なるほど。フランスのモグラはこんなお上品な色をしているのか・・・」と意味の無い想像をしてしまうが、トープの素朴さはどことなく通じるものがあるようにも思えてくる。
またこの色は、色々な汚れや褪せによりエイジングが非常に楽しめるのも魅力の一つである。
私自身面倒くさがりなので手入れは最低限しかしないのだが、自然とやれてきて良い塩梅になってきている。(ヘッダー画像の右がそれだ)
コーディネートでは
コーディネートを組むときはボトムスをロールアップしてしっかり見せても良いし、長めに被せるようにするのも良い。その便利さも、ついついこのボストンを選んでしまう理由である。
デニムやミリタリー系の粗野なアイテムとの相性は特に抜群で、そのフォルムを活かして太目のパンツと合わせるのが好きだ。
ビルケンシュトックのボストン。間違い無く素晴らしい作品だ。
今年はスムースレザーも買おうかと思案している。