後藤英チュートリアル1 - Node for Max
皆さん、こんにちは。
東京芸術大学、音楽環境創造科、准教授の後藤英です。今日は後藤研究室で開発されたMaxの例について紹介したいと思います。
まず、今回、ご紹介するのは修士一年の李瓊宇が作った、Max Ochatです。
これは世界のどこにいても、インターネットを介してデーターをやりとりできるシステムです。例えばLINEのように個人的なチャットもできます。または、多数の人にデーターを一気に送ることができます。
これまでインターネットを介してデーターをやりとりするのには、各自のモデムの設定など、複雑な設定をしなければできませんでした。しかし、このパッチだけでデーターのやりとりが簡単にできるようになります。日本のユーザーが演奏した音楽データーを、フランスのユーザーが受け取り、フランスのシンセサイザーで鳴らすことなどが可能となります。
先日、後藤研究室ではこれを用いてオンラインコンサートを行いました。ある人の家から、遠隔地の安野太郎のゾンビ音楽のロボットを演奏する企画です。
https://www.youtube.com/watch?v=mdp4DawUPlQ
このMax OchatはMax8のNode for Maxを用いて開発されました。
Max8のNode for Maxに関しては大久保雅基先生がMaxサマースクールにて詳しく講義をします。
http://maxsummer2021.geidai.ac.jp/schedule/
現在、Maxサマースクールの受講生を募集中です。
応募に関しては以下を参照してください。
http://maxsummer2021.geidai.ac.jp/application/
このMaxサマースクールの講師陣によりプレトークが5月23日(日)、19時より開催されます。
プレトークでは今年の講義内容や講師がどのような解説を行うのかなどを見ることができます。是非ご視聴ください。
https://maxsummer2021.geidai.ac.jp/pretalk/