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【ドバイ/モロッコ/ポルトガル/スペインD0-4】 エミレーツ航空4フライト感想(羽田ードバイ他)


エミレーツの機体B777
足元は確かに余裕ある感じ。 前のラックにモノがたくさん入っているのでちょっとわかりにくいが。
後ろに人がいない席を選んだ。 リクライニングが他の席よりも倒れないという難点。
1フライト目。リクライニングのボタンが戻ってこない。 アテンダントに聞いたが直せないので席を替わってくれとのこと。 替わった先も壊れていたが。
機内食。期待よりおいしい。
普通のハイネケンだけど美味しかった。
政治的な事情なのか、管制エリア的な事情なのか、結構グネグネ曲がりながら飛ぶ
機内食2。これも悪くなかった。
グネグネ曲がって、ドバイ到着

今回のメインの移動は、評判の良いエミレーツ航空にしてみました。旅行全体で4フライト乗りました。

まとめて書く方がわかりやすいので、旅の後半で乗ったフライトの話も先取りして書いていきます。

(予約の話は以前書いたのでこちらをご参照ください↓)
https://note.com/max_rockatansky/n/n963e202216ae

総じて言うと、確かに満足度は高いです。

エコノミーで

・ 羽田⇒ドバイ(12時間)

・ ドバイ⇒カサブランカ(9時間)

・ バルセロナ⇒ドバイ(6.5時間)

・ ドバイ⇒羽田(9時間)

と移動していった割には身体もラクでした。

(カサブランカ⇒バルセロナはポルトガル航空なので別途書きます)

・ シートの大きさ

シートピッチがJALやANAの国際線よりも2cm広い81cmで、確かに余裕は感じました。

ただ、私は肩幅広めなので、どちらかというと横幅の方が気になります。

横幅は機体によって(もしかしたら同じ機体でも席によって?)違います。

羽田⇔ドバイのB777という機体は、横幅は普通でした。

肘掛けの中に肘を納めようとすると結構窮屈、くらいの座席です(私の体型は167cm/60kg)。

ドバイ⇒カサブランカ間と、バルセロナ⇒ドバイ間で、A380という機体にも乗ったのですが、そっちは明らかに横幅広いです。

肘掛けの内側に無理なく肘が収まります。

・ 座席指定

エコノミークラスが快適かどうかというのは、結局隣に人がいるかどうかがビッグファクターだと思います。特に一人旅だと。

事前座席指定で、「その時点では」になりますが人がいない列を選びました。映画館なんかもの予約の時、普通はその時点で隣に人がいない席を選ぶと思いますが、同じ考え方ですね。

あと一番長い最初のフライトは、エコノミーの中でも若干指定料金が高い、機内前方の席にしてみました。

座席指定無しの人は機内後方から入れられるので、これで隣に人が来ない確率が多少上がります。まあガチャではありますが。

トイレに行ったとき、後方の座席指定の料金が安い席の方も確認したけど、前方よりも気持ち混んでいた感じはします。値段の差は2,000円程度なので、12時間のフライトのガチャとしてはまあリーズナブルなのではないでしょうか。

今回は、4フライトで一度も隣に人は来ませんでした。今回フライトが比較的ラクだったのは、エミレーツのサービスと言うよりも、これが一番の要因かも知れないです。

・ パーティションの前の席

試しにパーティションの前の(後ろに人がいない)席をを選んでみた。

後ろの人のことを気にせず座席のリクライニングを調整したいので。

長距離線だと、食事のたびに倒したり起こしたりが何度もあって、あまりガチャガチャするのも後ろの人に悪いし。

あと、腰の具合が微妙なときに適当にリクライニング調整したいときもあるし。

人に気を遣わなくて良いのは私にはとても良かったです。

ただ、他の席よりもリクライニングが倒れる角度がちょっと小さいです。気を遣わないことをとるか、倒れる角度が大きいことをとるか、好みが分かれそうです。

私はリクライニングの角度がやや小さくても、後ろに人がいない方が良いです。今後も選べるときはこの席を選ぼうと思いました。

ちなみに、機内前方の席(先に書いた2000円高いエリア)以外では、

「パーティション=トイレ」

なので

「後ろに人がいない席=トイレの前」

でした。

空調はしっかりしているので匂いは気になりませんが、扉の開閉音、水を流す音は聞こえます。

私はそれでも後ろに人がいない方が良いですが、これも好みは分かれるかも知れないですね(というか私は少数派という気もします)。

・ 機内食・ドリンク

機内食はこれまで経験したエコノミーの中で一番おいしかった。

特に、日本初の便の魚(鯖?)も驚くほど柔らかく脂がのっていたし、その他のフライトで出てきたものも大体おいしかった。

エミレーツの本拠地UAEは基本的にムスリムの国ですが、普通に酒の用意もあります。

・ アテンダント

アテンダントの方もフレンドリーだしサービスも良かった。

・ タッチスクリーン

前方のタッチスクリーンも、エコノミーとしてはかなり大きかった(私は時々地図を見る意外ほとんど使わないので何でも良いのだが)

・ リクライニング

最初のフライトはリクライニングが壊れていた。言ったら席変えてくれたけど、そこも壊れていた。

周りを見る限り、これ以上変えるの頼んだら、誰かの隣に行ってしまいそうで、せっかくその人が広く空間つかえているのに申し訳ないので、それ以上頼むのはやめた。

どれだけサービスが良かろうと、タッチスクリーンが大きかろうと、長距離路線でリクライニングが壊れているようでは私は全く評価しない。夜発のフライトで眠れずに現地到着したら旅全体がボロボロになるからね。

他社と差別化された機材を導入している一方、このように機材老朽化が案外ほったらかしなのは気になりました。

オイルマネーを前提とした経営だとは思いますが、どれだけ継続的投資が出来ているのか疑問はあります。

というのが最初にあったので後が怖かったのですが、残りの3フライトはリクライニングは壊れておらず非常に快適だったので、一番最初は運が悪かっただけと思うことにします。

・ まとめ

まとめると、最初のフライトのリクライニングがこわれていたこと以外は素晴らしい、という感じです。

今度ヨーロッパに行くときは、またエミレーツ航空を使ってみてもいいと思ったし、他の中東航空会社を試しつつ、カタールやイスタンブールに寄りながらヨーロッパに行くことにも興味が出てきました。

(10年以上前にターキッシュエアラインに乗ったことはあるが、どんな感じだったかもう忘れた。悪くなかった印象ではあるが。)

値段は以下の通り。

羽田→ドバイ

ドバイ→カサブランカ

バルセロナ→羽田(ドバイ経由)

で、約170,000円

座席指定料、4フライトで約12,000円込み。

バラ売りではなく通しの値段です。バラだったら全然違う値段になるはずです。

ドバイのベストシーズンだったと思うのですが、割安でした。経由地として使うだけの人も多いからか、ドバイの観光シーズンと値段はさほど連動していない模様です。

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