【ぬめぬめ】チャンピオンズフェスティバルの前に入れるもの。
・はじめに
ごきげんよう、もっさ(@Mawssa2000)です。突然ですが、海外ではPTCGLが本格始動し、SV環境が始まりました。その中で結果を残しているデッキがあります。
それは、ヒスイヌメルゴンVstarです。
結果を残しているリストはこちら。環境としては、ジェットエネルギーとつりざおが無いくらい。
細かいことは省きますが、要するに強いみたいです。ロストのゴールが7なので、ボスの指令も打てます。
・今のサーナイトってどんなのが多いか
唐突ですが、ざっくり直近のものをランダムに挙げていきます。
直近はまだロストスイーパーの採用が無い読みのフワンテ型、なんなら既にスイーパーが搭載されたリストまで出てきているメタの変遷の速さ。CL新潟、JCSごろにはどういった分布になっているのか、またザシアンの型が多くなるのか、色々わからないことはあります。
・本題
昨今「チャンピオンズフェスティバルが必要か否か」という議論が白熱しています。そんな中、今回この雑談記事では、観点を変えて「崩れたスタジアム万々歳!」ということを掲げていきたいと思います。要するに大前提崩れたスタジアムを採用しつつ、フェスティバルの有無について考えたいということです。ざっくり挙げたリストについてなのですが、ほとんどのデッキに「崩れたスタジアム」、ないし「ボタン」の採用が見られました。
崩れたスタジアムには当たり前ですが、⑴手負いのポケモンや対戦で使わないポケモンでスタートした際にそれらを盤面から消すこと、⑵相手の盤面を絞ることでなんやかんや(展開の阻害、カイオーガフィニッシュ前に出してベンチにカイオーガ出させないとか色々)、⑶エネルギーもりもりのザシアンを落としてエネ確保、とかが挙げられます。サーナイトに必要な雪道を割れるスタジアムと、回復という役割を1枚で担えるチャンピオンズフェスティバルと異なり、崩れたスタジアムにしかできないことがある印象です。
その中でも、エネルギーもりもりポケモン排除の役割が直近の大型大会、新潟だかJCSだか、はたまたある時期のシティリーグか、重要になってくるかもしれないなと感じています。それが最初の話に関連してきます。
ヌメルゴンVstarの台頭です。見えない未来なので今以上には全く環境に食い込まないかもしれないのですが、海外でもちょっと流行りだした中で、エネルギーもりもり排除カードが無いリストが流行している環境が大型大会前であった場合、ヌメルゴンを持ち込むチャンスにもなるかもしれません。
「なんでヌメルゴンを例に出すんだよ」という話なのですが、ヌメルゴンVstarがアイアンローリングを打った場合、HP270+80で実質耐久が350になります。この時例えばザシアンvで倒すとすると、なんと基本超エネルギーが10枚(30×10+60)必要になります。フワンテでは届かない?打点。「まあ一撃しなけりゃいいだろ」というのもそうですが、一応モイストスターで全回復できます。で、そんなことをするとどうなるかというと、わりと裏を縛られたら詰むわけです。巷ではクチートで縛られる、縛られそうなときゲッコウガどうしよう、みたいな議論もあるなかで、さりげなく普通に戦ってても詰みそうになります。もちろんリバーサルエネルギーなんかで工夫ができるところもありますが、それはそれでそうした相手を考慮しての構築に変化したとは言えるでしょう。逆に言うとリバーサルエネルギー追加で基本超エネルギーが減っているということもありえそうです。日本環境では恐らく海外以上に今「サーナイトをどうにかしなきゃ」という意識、大型大会であればなおさらサーナイトに勝てることをテーマにプレイヤーはデッキを選択してくるでしょう。その中でヌメルゴンは一つの回答になってしまっているかもしれません。まあ崩れたスタジアムが有用になるあくまで一例です。
・おわりに
ということで、チャンピオンズフェスティバルは強いのですが、大前提としてよりオリジナルの役割の強い「崩れたスタジアムを入れた前提でのスタジアム枠検討」であるべきかなと思います。まあ明日には変わってるかもしれません。「ゲッコウガを逃がさない」というストレートな詰みではなく、普通に攻撃をしている上でのある種間接的な詰みを作ることで、環境トップと評されるデッキに勝てるのであれば、ヌメルゴンにかかわらずCLやJCSまでにそういった方向性のリストが開発されるのではないかなと感じ、重要度が高く感じました。
あと、サブテーマとして、Noteはこんくらいの、30分で書けるような思ったことを、自由にテキトーに語る場として今後も使っていけたらいいな、なんてお気持ちを言ってみたり。
それでは。