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【CL愛知5-3】デッキバレしたくなかった男のもう一つの戦いとその結果。

はじめに


 ごきげんよう、もっさ(@Mawssa2000)です。CL愛知に参加してきました。戦績は5勝3敗、最後は練習仲間とのミラーにしっかり負けてDay2には進めませんでした。使ったのはロストカイリュー。エネだらけ事故+種切れ負け+お互い手札干渉なしのミラーの3敗ということで、消化不良感は否めないですが、かなり思い入れのあるデッキとなりました。こちらのデッキについては、最終ベスト16になったマシュマロの方からNoteが出ておりますので、興味のある方は是非ご覧ください。Day2の配信においても最初に登場しており、ゲノセクトに1点載せ忘れて、げっこうしゅりけんでの勝ち筋を捨てているシーンをみることができます。

CL愛知使用 ロストカイリュー通称マシュマロスト


 さて、本日の本題は、CLにおいて私が経験した「もう一つの戦い」にあります。それは「デッキバレをいかに防ぐか」ということです。上記のリストを見ていただければわかる通り、このデッキは後攻1ターン目にドラゴンゲイルやげっこうしゅりけんを打つデッキになります。練習では、こちらのデッキがバレていない前提で基本は対戦を行っていました。ただ、感染症対策であまり席の移動が無かったCLも過去経験しましたし、例えばジムバトル等で周りにワンキルラティオスがいたら誰もが「対戦したら対戦準備でポケモンをいっぱい出そう」と思い、それだけでワンキルラティオスは淘汰されてしまうでしょう。

 今回のデッキがバレてしまうと、ドラゴンゲイルについては、アルセウス単騎で番を返してくれることや、ルギアにリゲインエネルギーを貼って単騎で返してくること、をしてくれない可能性が高いです。ルギア単騎で番が来ても、ライコウvのライトニングロンドで、Vガードエネルギー付きであると倒せなくなります。あなぬけのひもケアも該当します。げっこうしゅりけんでいえば、先1マナフィという横転しそうなプレイをされてしまいます。そもそもロストで後攻を取る、というだけでも、後攻を取られてしまうかもしれませんし、スタートのポケモンを選ばれてしまいがちです。

 ということで、極力相手にデッキバレしていない状態で対戦したいと考えていました。

本題「もう一つの戦い」開幕


 考えた対策はシンプル。「いっぱいプレマを持っていく」ことでした。対戦後すぐに席を立って徘徊することは、感染症対策上好ましいことではなく、以前のCLでも着席したままでいるようアナウンスが厳しくされていたので除外したときに、これくらいしか思いつきませんでした。とりあえず5枚持って行ってローテーションで使うことにしました。

リュックにいっぱい入れていったマン。

結果


 単刀直入に言うと「失敗」でした。リュックが重いだけですね。

 まず初戦。カビゴン入りのロストとのほぼミラーマッチ。4マリガンで相手にデッキバレしてプレマとか関係なく先1でパス3枚+マナフィ置かれ、試合時間終了間際までロストマインを打ち続けていたため、周囲のプレイヤーは自分の試合を見ている状況(普通に見てても面白そうな試合だった)。
 
 2試合目はミライドン。プレイマットを変えたものの、最初から展開できるのでバレててもあまり効果の無いマッチ。クレッフィもなかったです。ただ、後手1からドラゴンゲイルを連打したので、周囲からの目線が。

 3試合目はギラティナ。ここで悲劇が。お相手ぼそっと「マナフィ置けねぇ」。マナフィが置かれなかったので、後手1手裏剣から勝利を収めました。ただ、「これプレイマット意味ないやん」って薄々感じ始めます。当然、事前情報なしでマナフィ置こうとしていた可能性もあります。

 4試合目は雪道ミュウ。後手1ドラゴンゲイルからカイオーガフィニッシュの2-4プラン。その後の5試合目でまた事件が。後攻を取った時点で「ロストですよねー」と言われて、相手のバトル場はデオキシス。こちらはゲッコウガスタート。そのあとゲノセクトを1枚置いてからパスでミュウ2枚置いて色々して番が返ってきます。今回はドラゴンゲイルはおろかスピットも言えないほど手札がとんでもないことになっていたので、テキトーにはなえらびして番を返します。その次のターンはゲノセクト1枚で綺麗に回して「カイオーガは大丈夫」と指さし確認してサイドをとられました。正直事前情報があったとはあまり思っていませんが、後攻を取るだけでここまで思考を巡らせて強者はプレイをできるのだから、事前情報があろうとなかろうとあんま関係ないだろうなあと思ってました。今思えばサイコジャンプなどのドラピオンケアがされませんでしたが、さすがに考えすぎでしょう。

 次のミライドンも、そらぴかスタートで先1ハイパーボールでVmaxがいなくなりました。こちらキュワワースタート。試合後お話を伺ったら、「ライコウで弱点付かれるとサイド3枚一気に取られるので、ピカチュウスタートはしたが、ロストとはいえ使わない選択をしました」とのこと。今回も事前にライコウがばれていたかはわかりませんが、キュワワー一枚でも瞬時に様々なことをケアしてプレイしているのだなと思いました。

 よってプレマ作戦は大失敗に終わりました(笑)同じようなことを考えた方がいたら、止めることをお勧めします。一応失敗の意味合いは2通りあって、①シンプルにプレマを変えても覚えている人は覚えている、②デッキバレを気にする必要がそもそもあんまりなくコストに見合っていない、の2通りです。

おわりに


 それこそ配信卓に今回このデッキは映ってしまいました。それでもしっかりベスト16に残っていたので、今回について言えばバレているかどうかはあんまり関係なかったようです。ただ「今後もっととんでもない初見殺しデッキを使うことになったらどうしようかなあ」とありそうもない未来に不安を募らせることとなりました。何か良い方法があったら教えてください。最後にDay2に進出した仲間がDay1の終わりにしたツイートを共有してこの記事を締めくくろうと思います。それでは、巨石丁♪

ぴーえす
 前述の記事について、内容もそうですが、購入したことによってわが師であるマシュマロさんにDMで質問攻めできるところがとても有意義だと考えております。ロストバレットというデッキはCL愛知の結果を見る通り様々な作り方ができ、自由度の高いデッキです。シンプルなリザードン型や今回のような奇抜な型、どのタイプであっても「ロストマインを使いこなせないとうまく使いこなせない」代物であると思います。ロストマインのばらまき方を遠慮なく聞いてみてください!

デッキバレしすぎてて草


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