【ドM多発】勝ってる時もあるヨ。
・はじめに
ごきげんよう、もっさ(@Mawssa2000)です。
お久しぶりですが、かなり短いNoteを書こうと思います。
・カウンターキャッチャーの登場
「カウンターキャッチャー」が環境に登場したことで、既存の「ナンジャモ」や「頂への雪道」等と絡めて、いわゆる「捲り」プレイがしやすくなりました。それは今までも環境トップに君臨していた「ギラティナVstar」のデッキや「サーナイトex」(これに関しては「サケブシッポ」の登場に伴うベンチ狙撃の多様化も加味)の大幅強化に繋がり、その他のデッキについても強化がされました。
・ドM構築の増加
なんとなく、響きが良いのでそう呼んでいますが、別にディスりのつもりはありませんし、合っているか間違っているかということも自分ではわかっていません。
ただ、捲るための「カウンターキャッチャー」を採用するためには「枠が必要」です。その際に削られがちなのが「ボスの指令」になります。
「ギラティナVstar」と「サーナイトex」を例に出したので、少しこれで例えると。
「ギラティナVstar」はアビスシークからゲームを作ることが多く、相手にサイドを先取される展開が多いデッキです。時に4枚・5枚とほとんど何もせずに取られてしまってからの逆転も強いられます。「パオジアンex」戦なんかが分かりやすいですが、ものすごい勢いでハチャメチャにされてから、「カウンターキャッチャー」+「ツツジ」+「頂への雪道」などから試合がスタートします。「カウンターキャッチャー」の採用は合理的でしょう。
「サーナイトex」も進化に時間がかかるデッキで、もし「サーナイトex」に進化できたとしても、盤面が弱すぎるとかえって以降の試合展開に支障がでることも多く、最近は「キルリア」の「ミラージュステップ」からゲームを作ることが多いです。これまた「パオジアンex」戦を例に挙げるとわかりやすく、最初にまたまたハチャメチャにされてから「カウンターキャッチャー」+「ナンジャモ」+「サケブシッポ」なんかからゲームが始まります。ミラーマッチ後手からすれば必須カードになります。
では、ミラーマッチや、それこそ「ギラティナVstar」と「サーナイトex」の試合になったらどうなるでしょうか。「絶対どっちかがサイドを先取するゲーム展開になる」んですよね。
上振れて先2で「アルセウスv」に「ロストインパクト」打ったり、「ふしぎなあめ」や「博士の研究」とのかみ合いが良く、先2で「アルセウスv」を「ブレインウェーブ」で倒したり。全然無いことではないんですよね。その時に今までは次に「ボスの指令」で後続の「アルセウスv」を取れていたところを取れなくなっているというわけです。まあアルセウスにはそれでも勝ってそうですが。
例えばもともと「ボスの指令」が2枚あるデッキで1枚に減らし、「カウンターキャッチャー」を突っ込んでいたとき。リードしている側は裏呼びのカードが1枚になります。当然「勝っているから「ボスの指令」は1枚使うか使わないかで大丈夫だ」、「プレイングで逆転してもらって「カウンターキャッチャー」を有効に使うんだ」みたいな意図があっての採用枚数の結果に繋がっていれば何も問題ないのですが、これはその「ボスの指令」を減らして「カウンターキャッチャー」を入れる選択は本当に合っているのだろうか、という問題提起になります。
例えば、「アマ―ジョex」や「フォレトスex」、とおせんぼの「カビゴン」を主軸に置いたデッキは「逆転が99%確定しているデッキ」になります。そんなん「カウンターキャッチャー」使い得です。
勿論、勝っているときに相手に捲られたら、こちらも捲り返せるので、今回でいう「カウンターキャッチャー」が完全に腐るわけではありません。
ただ、構築を考える際に、勝っているときに勝てるように構築上しておくことも、結論はどうあれ頭の片隅に置いておくことが大事なんだろうなと思う次第です。
今回で言えば、要するに「カウンターキャッチャー」を採用する上でメリットと共に「勝っているときはただの紙切れになる」というデメリットを考慮した上で採用する必要があるということになりそうです。
・おわりに
個人的な感想ですが、今の環境でプレイしていると、後手の方が先に「ツツジ」のターンに突入できて、捲るまでのプランが分かりやすいので、かえってやりやすいみたいなシーンが個人的によくあります。でもなんか「負けている試合の方が勝ちやすい」って気持ち悪いじゃないですか。時にわざとサイド取らせたり。そんなひやひやすることシティリーグでやるくらいだったら、後手1で「げっこうしゅりけん」決めたり、最速「ごっつあんプリファイ」で破壊したりしたいものです。でも、そういうデッキは本当に個人的な話ですが、苦手なんですよね。「この勢いで行っていけなかったら」を考慮して止まってしまったり、相手に捲られたり。相手の方が動きが強かった時に、そもそも「ナンジャモ」等の捲り札が採用されておらず、逆転が絶望的だったり。要するに、個人的な性格で結局は捲れるデッキを握っていると思うので、デッキを組む際に「捲りに寄せすぎていないかな」と考えるようにしたいと思いました。
それでは、巨石丁~♪
・追記:サイドが同数の時を忘れてた
サイドが同数の時も、「カウンターキャッチャー」は使うことができませんね。どちらかがサイドを先取する状況が必ず生まれるということは間違っていないのですが、「リザードンex」ミラーや「ギラティナVstar」ミラーではサイドが同数で番を返しあう状況が多いかと思います。やはり、こういったシーンでもサイドを取らずに相手の場にダメカンを載せることのできる、効率よくサイドをとることのできる、「ボスの指令」に価値が出てくるのかなと思いました。
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