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郷中教育

青少年が教え合い、ともに思慮を深めるなかから西郷隆盛や大久保利通らの人材を輩出した鹿児島の郷中(ごじゅう)教育。

郷中教育のミソは、年下に教えることで、教える側の年長者も自己の不明を知り、精進するようになる、という原理。

当時の修練に、禅でいう公案のような問答があり、
「もし父のかたきに命を救われそうになったら」
という設問がある。

解答例は「礼を言って斬る」

時代を感じるが、肝心なのは結論のないような問題に対して、若い人たちがともに考えることが、どれだけ勉強になるか、ということ。

アラフォーの私がこれからより高めていかなければならない思考法。

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