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宇多田ヒカル『PINK BLOOD』の歌詞は額縁に入れるべき

突然だけど、この歌詞を見てほしい。

誰にも見せなくても
キレイなものはキレイ
もう知ってるから
誰にも聞かなくても
キレイなものはキレイ
もう言ってるから

宇多田ヒカル『PINK BLOOD』の歌詞だ。僕はこの歌詞が大好きでしょうがない。

そのものが持つ、本当の価値を歌っているように思う。真理を突いているというか。

キレイなものはキレイ。それは変わらないし、変えられない。

自分のためにならないような
努力はやめた方がいいわ

PINK BLOODという楽曲は、とにかく歌詞が刺さる。一節一節がまるで自分のことを言っているかのように錯覚する。

傷つけられても
自分のせいにしちゃう癖
カッコ悪いからヤメ

刺さるんだけど、救われる。グサリとするんだけど、傷つけるための言葉じゃないみたいな。

自分ってたしかにこういうところがあるよな、気づかせてくれてありがとう。そんな気分。

文字にして、額縁に入れて飾りたい。いつも見えるところに飾って、毎日の戒めとしたい。

歌詞だけど、格言に近いんだと思う。

ダイヤモンドみたいな言葉たちが、PINK BLOODには散りばめられている。

王座になんて座ってらんねえ
自分で選んだ椅子じゃなきゃダメ

最高にカッコよく曲は締めくくられる。

いや、カッコよすぎる。カッコよすぎて椅子から転げ落ちちゃうよ……

ちなみに、PINK BLOODが主題歌になっている『不滅のあなたへ』というアニメもおすすめだ。

ピッタリじゃん!!と納得の作品だ。いろんな比喩や問いかけが詰め込まれていて、面白い上に考えさせられる。

宇多田ヒカルの書く歌詞は、日本語の美しさを感じられてハァ…… とほれぼれしてしまう。

そして、日本語ってこんなに素晴らしかったんだ!って再確認する。

宇多田ヒカルって、そういうところがある。

ほんとに、そういうところだぞ!

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