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『 東北でみたもの 』出品作家 LOPPIS153(岩手県)
こんばんは。
うつわと手仕事廻り道です。
本日も足を運んでいただいた皆さま、ありがとうございました。
2月2日(木)より始まります企画展「東北でみたもの その1」
出品作家の皆さまのご紹介をさせていただきます。
作り手 白樺細工 LOPPIS153
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作り手の小泉さんは、岩手県盛岡市でLOPPIS153という屋号で手仕事品と北欧の古道具を販売しながら白樺樹皮でかごなどを作られています。
岩手県で出会ったのですが白樺細工というものを初めて知りました。
なぜ東北で白樺細工を?とせっかくなので小泉さんに色々お尋ねしてみました。
白樺細工との出会いのきっかけ
30代前半、1年ほどスウェーデン留学を経験したときに、地元のリサイクルショップで白樺樹皮を使った小さなかごを見つけたことが白樺細工を知るきっかけだったそう。
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まずどんな小さな街にもリサイクルショップがあることに驚きましたが、大体のショップで白樺樹皮を使ったかごやさまざまな手仕事品を見つける機会がたくさんあり、ごく当たり前にリサイクルが生活の一部となっていて、古い手仕事品を長く使い続けていることを知り、白樺樹皮細工の魅力と長く使うことの楽しみを伝えたいと思い製作を始められたそうです。
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『白樺細工の魅力』
白樺細工は、日本の樹皮細工(時にかご作りに関しては)に比べると、とてもおおらかだと思います。
白樺細工は樹皮の内側が表に出るように編んでいくので、普段イメージする白っぽい木肌からはなかなか想像できないけれど、その色合いもさまざまで個性があるところが魅力です。
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白樺の樹皮の柔らかい風合いを楽しんでいただけると嬉しいです。
お手入れをするととても長持ちするので、たまにミツロウオイルなどをなじませ経年変化を楽しみながら生活の道具としてお使いください。
ぜひ、この機会にお手にとってご覧ください。
【 東北でみたもの 】
会期 2023/02/02(木) – 02/12(日)
平日 13:00–17:00 土日 11:00–17:00
(期間中 火水お休み)
02/06(月)はこぎん刺しワークショップ開催のためお休みです。
会場 うつわと手仕事 暮らしのお店 廻り道
神奈川県鎌倉市大町2−8−14
〈参加作家〉
■陶器 中嶋窯、三温窯
■樹皮細工 オズのかごバッグ、LOPPIS153
■こぎん刺し ハリノヲト
■エプロン 高橋エプロン計画室
■漆器 安比塗漆器工房
■玩具 八橋人形、忍び駒