Snow Manはみんな「私のことが好き」

流行に乗っかってみようということで、「私」を主人公にした「私のことが好きシリーズ」をSnow Manでやってみようと思います。
本当は某お兄さんグループでやりたかったのですが、それでやると終わらないと思うので自粛します。ほら、今は自粛が流行っているじゃないですか、ということで。「こんな会社で働きたい」という願望を詰め込みました。


最初から挫けました。無理、自分の設定とか考えられない。ほどほどなクオリティの女を想像してください。運だけは良いと思います(Snow Manと出会えているという点で)。たぶん会社でのんびりとOLをしているようなのですが、実際の私がOLじゃないので展開に違和感があるかもしれません、ごめんなさい。

岩本 照

実の兄。同じ兄妹とは思えないくらい筋肉質でイケメン。これまで何人も彼女がいたようなのだが、どの人とも長く続かなかったようである。別れる際の振られる台詞が「妹さんを溺愛する姿を見たら嫉妬で狂ってしまって無理だと思った」だと最近知った。そんな本人もかなり嫉妬深く、私が残業で遅くなる日や飲み会帰りは必ず最寄駅まで迎えに来てくれる。私の交友関係を全て把握したがり、男性と二人でご飯に行こうものなら相手を絞めかねないため最近は嘘をついてご飯に行っている。でもたまにバレて喧嘩になる。喧嘩になっても、私が甘いものを買ってきて一緒に食べようと誘うとだいたい許してくれる。「俺たまに、なんで実の兄妹として生まれてきちゃったのかなぁって悔しく思うことがある」と言ってくる。つまり、私のことが好き。

深澤 辰哉

大学時代の友人の一人。サークルが同じで当時からよく飲みに行く仲の良い友人だったが、それ以上の関係ではない。偶然にも就職した会社が同業他社だったため、社会人になってからも情報交換という名目でご飯に行っている。以前はサークルのメンバーの複数人で集まるようにしていたが、だんだんと飲み会の出席メンバーが淘汰されて減り、気付くと二人で飲むようになっていた。ご飯のたびに奢ってくれようとするが同級生ということと他社の情報収集という名目でご飯に行っているので私が半ば強引に割り勘にさせている。「次は俺の奢りでご飯に行こうよ。俺に全部奢らせてほしい。それってどういうことか、そろそろ気付かない?」と言われ続けているが、いつもうやむやにしてしまっている。つまり、私のことが好き。

ラウール

弟の高校のクラスメイト。毎週末、弟の部屋にゲームをやりに遊びに来ている。土日の私は昼頃まで自室で寝ていることが多いため、起きると既に弟とゲームで盛り上がっているラウールくんに会うという流れがほとんど。寝起きだしすっぴんなのだが、一緒にいるのが弟ということもあり、すっぴんを晒す恥じらいを捨てることにした唯一の家族以外の男性かもしれない。だいたい夕飯前まで私の家でゲームをやっているので、おやつは私が用意してあげてゲームに参加して盛り上がることも。「お姉さんのすっぴん見たことある男って僕だけでしょ?それって特別な位置にいられてるってことだよね?」と子供とは思えない色っぽい目線を使ってくる恐ろしい高校生。「大人になるまであとちょっと待っててね」って言ってくる。つまり、私のことが好き。

渡辺 翔太

今の部署で目の前のデスクに座る同僚。どうやら入社年度が同じ同期のようだが、そもそも同期の人数が多すぎるので全くその認識がなく、まだどこか余所余所しく接してしまう。仕事は淡々とこなしているようだが、たまに私と隣の向井くんが賑やかに話していると「うるせーよ」と言いながらも話の輪に入ってこようとする。お昼ご飯は向井くんも巻き込んで一緒に社員食堂に行くのが習慣となっている。塩顔イケメン男子ということで、女子から人気。社内で敵を作りたくないので、一緒にいるところを見られるのを出来る限り避けたいのだが本人は全く気にしていない罪な男。「社内の女子とかそんなのどーでもいい。俺は目の前に座ってるやつのことしか見えてないし、そいつだけが見てくれればいい」としれっと告白間際の告白をしてくる。つまり、私のことが好き。

向井 康二

今の部署の直属の部下で隣のデスクに座っている。元気の良い挨拶と人懐こい性格の彼のおかげで異動後のこの部署でもすぐに馴染むことができた心強い存在だが、小さなミスを連発して定期的に一緒に残業させられてしまう少し手のかかる後輩でもある。ミスはするが次は必ず失敗しないため、有望な後輩として認めているしご飯に行ったら奢ってあげる数少ない後輩の一人として可愛がっている。カメラ好きのため、いつかは社内の広報担当として写真を扱う部署に行きたいという夢を持っており、休日の写真撮影の練習に付き合ってほしいと何度もお願いされている。「仕事の時とカメラの前だと〇〇さんってこんなに変わるんやな、こんな姿が見れるのは俺だけの特権やと思ってます」と耳元で囁かれる。つまり、私のことが好き。

阿部 亮平

就職活動時代の面接で隣になった時からの腐れ縁の同期。周りには人当たりの良い好青年だと思われているが、ひょんなことから彼の裏の顔を見てしまい、彼の弱みを握る社内の唯一の女性社員になってしまった。にも関わらず、私に対する当たりが少し強い。お互い素で話すことができるからか、近況報告も兼ねて二人きりでご飯にも行ける仲。歯に衣着せぬ物言いをしてくるため憎らしくなることもあるが、陰で猛勉強している姿も知っているので一目置いているしお互い良い影響を与え合っていると思っている。「お前さぁ、誰にでもここまで話してるわけじゃないからね。お前だからだよ、気付けよ」ってお酒に酔った勢いで言ってくる。つまり、私のことが好き。

目黒 蓮

前部署の後輩。目黒くんの新入社員時代に私が教育係としてお世話した。書類関係の仕事は全くダメだが、驚くべき勘の鋭さと行動力で成績をぐんぐん上げている期待の新人。私が別の部署に異動して離れてからも、私の部署に遊びに顔を出してくれる。向井くんと同期で、向井くんは目黒くんが遊びに来てくれることが嬉しいらしいが、目黒くんは私にとっての可愛い後輩のポジションが向井くんに奪われてしまったのではないかと複雑な心境でいるらしい。「今も変わらず尊敬する先輩は○○さんですよ。俺、少しは成長しましたか?先輩の右腕になれるなら、なんだって乗り越えますよ」と心強い男前な発言で今日も頼もしい。つまり、私のことが好き。

宮舘 涼太

社内に頻繁に出入りしているグループ企業の社員。私の上司に会いにくる時に応接室でお茶を出して対応することがある。お茶出しは男女関係なく回ってくる仕事のため私以外の渡辺くんや向井くんが出すこともあるが、二人いわく「俺らが出すとあからさまに嫌な顔をされる」とのこと。私が対応する時は優しい笑顔で「いつもありがとうございます」と驚くくらいの美声で話しかけてくれる。いつもお茶を出すだけで退室したいのだが、プライベートのことなど質問されてなかなか離してもらえず、上司が面白がって応接室に入ってきてくれない。痺れを切らした渡辺くんや向井くんが救出に来てくれるが、それまでの宮舘さんは紳士で積極的で、連絡先をいつの間にかさりげなく交換させられていた。「もっとお互いを知りたいな」と簡潔ながら分かりやすいアプローチをしてくる。つまり、私のことが好き。

佐久間 大介

営業部の若手エース。出会ったタイミングを全く覚えていないが、どうやら社内のエレベーターでぶつかった時に私のことを認知したらしく、そこから営業部の人脈を使って私の部署を割り出し会いにくるようになった。私の部署と全く関わりはないし、そもそもの始まりや出会い方が曖昧なので、入社年度なども全く分かっておらず話し方は敬語になってしまい壁を作ってしまう。それでもめげずに私の部署に何かしらの口実を作って会いに来て、渡辺くんや向井くんに冷たい目線を向けられながらも私をご飯に誘ってくる。「”知られてない”を越えられたから、次はお互いのことをもっと良く知るために、ご飯行こうよ!俺、気になってんだよね!」と、気持ちいいくらいにド直球でアタックしてくる。つまり、私のことが好き。


総評

私は自分の夜中のテンションが怖い。現在2:00AM

(夜中のテンションのまま世に放つのは恐ろしいので夜が明けてから読み直しているのですが、このまま宇宙空間で破裂してしまいたいくらい恥ずかしい)
(でもなかなか笑える内容になったと思うので、出しました)

全てのメンバーとの妄想を書いて読み返したのですが、書いてから分かったのは「私はきっとこの設定でメンバーにドラマの役が来て欲しいと思っている」ということでした。どちらかというと「私」を私として扱っているというよりは、ドラマのヒロインとして扱って妄想しました。そもそも、そういう遊びだったか。

今回のこの遊びで明確になったことは、世間の彼のイメージに反し、私は阿部ちゃんをドSにしたいらしく、彼を前にすると強烈にドMになってしまうということです。なぜか阿部ちゃんに強く言われたい。あと、ふっかを弄びたい

それぞれのメンバーの特徴を失わないようにし、文章を細かく読めば関係性が分かってくるように頑張って工夫して書きました。
あと、「好き」もメンバーごとに少し変化をつけたつもりです。たぶん目黒くんの「好き」は、恋愛感情に尊敬の念も含まれてるんじゃないか、というように。

ポイントをかいつまんで挙げると、
・岩本:嫉妬深いと扱い辛いので兄妹の関係に逃げた
・深澤:彼氏の立ち位置にしちゃいそうなので友達以上恋人未満に置いた
・ラウール:ここが最も無法地帯
・渡辺:意外と私は好みの顔ではないので逆に近くに置いておけた
・向井:最も扱いに苦しんだ人(現実なら弟にしたい)
・阿部:冷たくされたい
・目黒:最もドラマに近い人だと思ったので自由度は高かった
・宮舘:御曹司ポジションも考えたが庶民になってもらった
・佐久間:現実にこんなアタックしてくる人がいたら引くけどさっくんならOKだと思った
といったところでしょうか。

まぁ、こんなに熱く解説したところで、ただの妄想であることに変わりはないのですが。お付き合いいただき、ありがとうございました。納得いかない設定だとしても許してください。

楽しくなってきたので、近いうちにジャニーズWESTバージョンもやろうかな。
(追記:少し書いたのですが、意外と書き進められなかったので作りかけの下書きは削除しました。またいつの日か。2020/5/28)

最後まで読んでくださり、ありがとうございます!